幻想桃源紀 世界観設定

・・・主に自身の趣味及び製作サポート目的で作ったモノばかり。
本編にさえ出て来ない気がするものだって沢山です。
つーか、
知らなくても本編は読めますから・・・。
こーゆーのがホントに好きな人だけどうぞ・・・。
※随時増えたり減ったり直されたり。

幻桃TOP】 【書庫

世界

気候・天文 自然・家畜・獣 文化<歳時>  文化<姓名・家系>
文化<身分・階級・職> 文化<宗教> 文化<交通> 文化<生活水準> 文化<技術・材>
文化<学問・教育> 文化<単位> 文化<服飾> 文化<娯楽> 文化<調度品名称 等>

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● 世界 ●
◆ひとつの大陸から成る。小島などは無い。

◆国家
・朧阿(ろうあ)国:北に位置する国家。
           首都:瑞城(ずいぎ)
・嘉条(かじょう)国:南に位置する国家。
           首都:陽興(ようこう)
・史鳳(しほう)国:東に位置する国家。
           首都:彩和(さいわ)
・少飛(しょうひ)国:西に位置する国家。
           首都:陸迦(りくか)

◆少数部族 (呼称は『●族』)
 ・大陸の中央部に点在して生活する、四方どの国家にも属さない人々。
 ・一部族の人数は様々。平均的にひとつの街程度。
 ・各部族ごとに、特有の髪・瞳(・肌)の色を有している。
 ・各国領土においては異質の目で見られる事が多い(格差有り)。
 ・季節によって、居住地を移動する部族もあり。
   
● 気候・天文 ●
◆季節:春夏秋冬
◆北東部・高地につれて寒冷。南西部につれて温暖。
◆太陽・月・星の軌道その他は現代日本と同じ。
◆国によって時差が起こる程広い世界観ではない。
 
● 自然・家畜・獣 ●
◆大きな山脈には名前あり。(『●●山脈』)
◆川:大きな運河には名前あり。(『●水』)

◆家畜:馬・牛・豚 etc.
◆他 :犬・猫 etc.
◆獣 :獅子・虎など、存在するが少数。
 
● 文化<歳時> ●
◆各国共通の祭 ・慶賀祭 :年始めの宴 (=開元祭)
  ・生誕祭 :各国国主の誕生日を祝う祭。
     当然各国ごとに時期は異なる。
     
◆各国独自の祭 ・盛桜祭(せいおうさい) :花見の祭。嘉条の春。
     
  ・涼月祭(りょうげつさい) :納涼・星見の祭。少飛の夏。
     
  ・穫風祭(かくふうさい) :収穫祭。史鳳の秋。
     
       ・幻雪祭(げんせつさい) :雪見の祭。朧阿の冬。
     
     
● 文化<姓名・家系> ●
◆それぞれの名前が性であり名。
◆『家を継ぐ』事に関して、伝統的なものはほとんど無いのが特色。
◆血統相続を重視するのは皇家(国主の家系)くらいである。
◆親(家業)の後を継いでも構わないし、誰も継がない事もある。
 
● 文化<身分・階級・職> ●
◆皇家 : 皇位 直系氏族(皇子・皇女)であれば順次継承権を持つ。
    男子に限られないので、次代が女王国になる事もある。
     
◆宮廷 : 国主 字の如く。
  上官 文官・武官のトップ。
  中官 文官・武官の中間職。
  下官 文吏・兵卒。侍女・侍官。
     
◆軍  : 将軍・将 軍のトップにあたる。人数は軍の規模に比例。
  少将 各隊の小隊長格。
  ※役目 対外用及び宮廷近衛が主な役割。
    その他、警吏府で御しきれない問題等の解決にあたる事も。
現在比較的安定期なので割とラク。
統帥権は国主。ちなみに軍師は将と同格扱い。
     
◆市街 : 警吏 いわゆる警察官。各都市の警吏府に常駐。
 

(けいり)

地方には連絡によって向かう。
    地方には自警団が有ったり無かったり。
  政吏 いわゆるお役所。政吏府に常駐。
  (じょうり)  
    ※各府長官は中官位。それ以外は下官位。
    ※警吏府・政吏府は併設。
● 文化<宗教> ●
◆宮廷の廟には、それぞれの御剣と始祖及び天神が祀られている。
◆偶像の類は無く、思想的な神。
◆慶賀祭において、国主が天神に祈る儀式がある。
◆冠婚葬祭について
 ・冠 :形式的には国主が授ける。
 ・婚 :神官が執り行う。(史鳳には神官職は無く、僧侶が行なう)
 ・葬 :神官が執り行う。
 ・祭 :慶賀祭など儀式的祭りは、文官の中の祭祇官が執り行う。
● 文化<交通> ●
◆徒歩 :字の如く。歩き。それぞれそれなりのペースで。
◆騎馬 :最大積載量は馬車に劣るが、その分速度は出る。
◆馬車 :1頭立て・2頭立て(通常の荷馬車)・4頭立て(主に皇族関係)
   今で言う乗用車的なものから荷馬車まで。
   最大積載量は多いが、騎馬に比べて速度は劣る。
◆帆船 :海路用の帆掛け舟。大きさは様々。
   貿易船及び旅客船。少なくとも20人以上とその荷を積める物を呼ぶ。
◆船 :河・運河用。10人程が限界の小型舟。船頭が漕ぐ形。
   外海も航行可能ではあるが安全性はあまり無い。
● 文化<生活水準> ●
◆都市・街 : いわゆる普通の暮らし。
  贅沢が多いわけではないが、衣食住には困らない。
  交易は主に都市で行われる為、商業者多数。
  取引物は、他都市との交易及び地方の産地から仕入れる。
   
◆地方   : 都市よりも少し貧しい暮らし。
  衣食住は少し寂しい。衣はお下がり・食は田舎料理・住は古建築。
  主に農家・漁家。都市部への出稼ぎも多い。
● 文化<技術・材> ●
◆紙 :一応一般化。地方の紙は材質が悪い。
◆筆記具 :筆に墨。朱墨もあり。
◆眼鏡 :一応存在。都市では一般化。
   
◆武器類 :刀剣・楯・弓・槍 etc.革鎧・金属鎧
   
◆材 :鉄・革・木・玉(ぎょく)・各鉱物・硝子(ガラス) etc.
   絹・綿・麻 etc.
   
※硝薬 :火薬のこと。
 (しょうやく)  この世界では殆ど見られない。一部の識者が知るのみ。
● 文化<学問・教育> ●
◆主に都市にのみ発達。都市生活水準なら大抵入学は可能。

 小学 :

基本的に8歳から15歳まで。
  義務教育的内容。

 中学 :

基本的に16歳から18歳まで。入試有り、
  小学より更に高等学問。又は専門的技術の学び舎。

 大学 :

基本的に20歳まで。入試有り。
  中学より更に高等学問。宮廷関係の高官職には必須。
  ※各国首都にのみ存在。

※帝学 :

皇族及び、宮廷官吏の子供の通う学び舎。

 (ていがく)

市井の大学までにあたる一貫教育だが、内容はやや高等・及び厳格。
  皇家の人間は15歳から宮廷内で学ぶ。
   
◆飛び級制あり。でも滅多に行なわれない。技術・知識が事足りれば可能。
◆地方によっては最低限の学問を教える場が設けられていたりする。
● 文化<単位> ●
◆長さ 細(サイ) 1細=1ミリ    
  帯(タイ) 1帯=1センチ    
  条(ジョウ) 1条=1メートル    
  里(リ) 1里=1キロ    
         
◆時間 刹(セツ) 1刹=1秒    
   歩(フ) 1歩=1分    
  刻(コク) 1刻=1時間     
    (※半刻=30分)    
  1日=24刻    
  12ヶ月    
  1年=365日    
         
◆月の名 1月 =赤月(せきげつ) 2月 =紫月(しげつ)
(※=太陽暦) 3月 =藍月(らんげつ) 4月 =金月(こんげつ)
  5月 =翠月(すいげつ) 6月 =珠月(しゅげつ)
  7月 =紅月(こうげつ) 8月 =翡月(ひげつ)
  9月 =青月(せいげつ) 10月 =白月(はくげつ)
  11月 =黄月(おうげつ) 12月 =璃月(りげつ)
         
◆金銭 環(カン) 1環=1円    
    ※貨幣:1・5・10・100環    
    ※紙幣:500・1000環    
         
◆重さ 厘(リン) 1厘=1グラム    
  宝(ホウ) 1宝=1キログラム    
    (※1宝=1000厘)    
● 文化<服飾> ●
◆特徴 ・嘉条  中国礼服風。
    帽子文化あり。
  ・朧阿  蒙古民族服風。帽子文化有り。
    気候的に寒冷なので、生地は厚め(特に冬)。
  ・史鳳  日本着物風。振袖などに比べるとだいぶルーズ。
    帽子文化は殆ど無い。
  ・少飛  東南アジア風。柄の細かい生地多し。
    帽子文化有り。
     
◆名称 ・衣(きぬ) :薄い着物。(シャツ・ブラウス)
     薄手も厚手も有り。重ね着する事もある。
  ・上衣(うわぎぬ) :上着。(ベスト・ジャケット)
     袖無し・袖有り。形・長さも様々。
  ・包衣(ほうい) :上衣の上から羽織る。巾の男性版。
     主に男性が着用。
  ・巾(ひれ) :上衣の上に羽織る。(ショール)
     主に高位女性が着用。シースルーが主。
  ・当て帯(あておび) :帯の下に身に付ける幅広の帯布。
     帯と併用。形・長さは様々。
  ・帯(おび) :当て帯を留める細長い帯。(ベルト)
     結ぶだけのものと留め金具(バックル)を使うもの有り。
  ・袴(はかま) :男性用下衣。(ズボン) ゆったりしている。
     脛または足首を結わえる形が主流。
  ・裳(も) :女性用下衣。(スカート) 長さは主に足首まで。
     袴のような形もある。但し結わえない。
  ・沓(くつ) :字の如く。ローファー型・ショートブーツ型・ヒール型様々。
     ※史鳳は主に草履。少飛は軽沓(かるぐつ・サンダル)が主。
  ・帽子(ぼうし) :主に史鳳以外で見られる。
     男女共。形は様々。
  ・帯刀束(たいとうそく) :刀剣を提げる為のベルト。主に武官が利用。
     革紐に金具。色は黒が主流。
  ・套(とう) :肩から背にかける形の包衣。マントみたいなもの。
      
     
◆髪型   特に制限無し。
     
● 文化 <娯楽> ●
◆子供の遊戯 主に昔の遊び。
  かくれんぼ・鬼ごっこ・草花飾り・チャンバラ etc.
   
◆卓棋 王将取りゲーム。将棋・チェスに似ている。
 (たくぎ) 正規の盤・駒の材質は様々。木製・玉製など。
  やろうと思えば紙に石で代替も可能。
   
◆煙草 煙管(キセル)使用。主に匂いで銘柄判別可能。
  年齢制限は特に無し。健康管理は自己責任で。
   
 ※銘柄 ・紫香(しこう):ビターだが香に近い匂い。高級品。
  ・緑流(ろくりゅう):ナチュラル系の香。
  ・芳青(ほうじょう):一番ビター。
  ・透赤(とうしゃく):香りは甘め。酔う甘さ。
  ・藍草(らんそう):ミント系の香り。
  ・橙仙(とうせん):柑橘系の香り。
  ・灰黄(かいおう):愛煙家曰く下作。一番安価。
   
◆酒 焼酎系から果実酒系まで度数・銘柄は様々。
  煙草同様年齢制限は無い。やはり健康管理は自己責任で。
   
◆果実水 今で言うジュース。果汁と砂糖と水で作る。
 (かじつすい) 都市では一般化。子供向けの飲料。
   
◆茶 もっとも一般的な飲料。銘柄は上から下まで。
  都市から地方まで普及。
  緑茶:スタンダード。
  花茶:紅茶に近い。花の香りが高い。都市では一般化。女性に人気。
   
◆点心 菓子類全般の総称。
   
◆音楽etc. 宮廷音楽から市中音楽まで。
  弦楽器・打楽器などさまざま。
  宮廷にはお抱えの楽師が存在。
  市中芸能は主に吟遊詩人・旅座などが広めている。
   
◆吟遊詩人 主に音楽を広める旅芸人。
   
旅座 旅芸人一座の総称。
 (りょざ) 音楽・軽業・演舞・芝居などを披露する。
  主に各国の祭の時期にやってくる事が多い。
   
● 文化 <調度品名称 等> ●
◆茶器 ・茶壷(ちゃふう) :急須に近い形。洋風に言うとティーポット。
  ・茶杯(ちゃはい) :湯呑み。洋風に言うとティーカップ。
     
◆酒器 ・酒壺(しゅふう) :酒用のポット。茶壷より縦に長い。
  ・酒杯(しゅはい) :酒用グラス。細長い形。硝子製。
     
◆調度品 ・椅子 :いわゆる普通の椅子。
  ・机 :デスク。主に書き物の為の机。
  ・長椅子 :ソファーにあたるもの。布が掛けてあったり。
  ・小卓 :テーブル。リビングにあるような。
     

 

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