幻想英雄伝
レジェンド・オブ・ロマンシア
クレアリーフの独白2

悲しかった…これが現実…これが戦場…
命のやりとり…これが………
自らの頬を幾重にも雫が伝うのがわかった。
「クロムハートォォォ!」
自分の竜に同乗する彼の人の悲痛な叫びが耳に痛い…
泣いて良いのは私じゃない…
今が暗くてよかった…きっとこの涙は彼の人には見えていないから…

騎竜と死別するのはどれほどの苦痛を伴うのだろうか…
このわかばと死別するとしたら?
わかばと出会ってまだそれほどの月日は流れていない。
けれど、こんなにも自分の生活に浸透しているわかばと別れるとしたら…?
まして彼の人とクロムハート殿はそれと比にならず…
涙があふれる…声を出してはダメだ…気づかれてしまうから…
『クレスタ…』
直接語りかけて来る声。
『わか…』
『私はここにいる。』
短いけれどしっかりとした言葉。
『涙が溢れるか?私はお前の側にいる…だから今はそれを受け止めよう。だから…』
だから…思うままに泣ききったら…また笑顔を見せて…わかばはそう告げた。
小さな声で…同族のクロムハートの死を受けて…悲痛なほどの思いを込めて…
『……うん……私のとりえは笑顔だものね。前向きだものね。』
流れる雫をそのままに顔に微笑を浮かべた。

ああ…今触れ合っているこの人は…
一体どんな顔をしているのだろう…
側にいるけど…彼の人の心には我は今いないのかもしれない…
一人悲しんでいるのかもしれない…
私が…私が側にいます…ずっと側にいます…
受け止めたいです…あなたの悲しみを…受け止めたいです…
身の程知らずとわかっているけれど…

側にいます…いさせてください…お願いだから…
一人きりで泣いたりしないで…



第三回テイルが着たらアップしますと豪語していたわりに第四回テイルでアップしている代物…
まさに口だけ女コロカの真骨頂といえるでしょう(笑)
だって…締め切りがあんなに短いって思ってなかったんだもの…
は!!誰です?!第三回の結果でへこたれていたくせに〜という人は!!
はい、まさにその通りです(笑)

これ書いた時は…本当に悲しかったのです。辛かったです。
物を失うという事は…本当に辛い事だと思います…
それが自身の半身ともなれば…と思っていのですが…
いろんな人の努力の結果…トリスタンの心は復活!良かった!!とみえてたのですがね…
人の心はさすがに奥が深い…ふぅ〜〜〜
という訳でした☆(どういう訳だ?!)
…第三の独白…う〜ん…書けそうにないです…う〜ん…

コロカ
帰ろうよ!