<使用楽器などの紹介>
♪ヤマハ・B♭トランペット(YTR-8335UGR)〜2代目“リバース” | |||
この楽器が現在メインで使用しているもので,2000年の1月末に購入したものです。購入のきっかけは初任校でお世話になった福山市在住のHさんに紹介さ れたことですが,ちょうどそれまで使っていた楽器(後出のカスタム)が「ちょっとくたびれてきたかな…?」と思っていたところで,福山市内の楽器店で試奏して即決, ほとんど衝動買いでした。品番に入っている”R”は,「リバース」の意味で,主管抜き差しのジョイント部がリバースタイプになっています。手っ取り早く言えば第1,第3抜き差し管と同じになっているということです。これまでのタイプは主管抜き差し管の上部ジョイント部がマウスパイプのレシーバー方向に向い て差し込むタイプだったものを逆にマウスパイプの方を抜き差し管に差し込むように改良したものです。ちなみに3番抜き差し管にはウォーターキーがありません。また現行モデルのリバースはピストンのボトムキャップの形状が変更されているようです。 | |||
♪ヤマハ・カスタムフリューゲルホーン(YFH-8310ST) | |||
学生時代に何を思ったか大借金をして購入したもの。現在ではソロのあるときくらいしか使うことがないので,ほとんど遊んでます…。もっと活躍の場面を与えてやりたいのですが…。 | |||
♪ヤマハ・B♭トランペット(YTR-8335S)〜初代“カスタム” | |||
1986年,高校2年のときに買ってもらったもの。以来,2000年初頭まで使用しました。高校,大学,社会人と長くいろんな場面で活躍してくれました。現在は2代目”リバース”に活躍の場を譲り,静かに余生を送っています。 | 全体図:見た目ではわかりませんが,各抜き差し管はジョイント部を削ってテーパーにしています。 右上:ベルとマウスパイプをつなぐ支柱をはずしています。 右下:3番抜き差し管の支柱をはずしています。 主管抜き差しの支柱もそのうちはずそうかと思っていますが…。 |
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♪バック・Cトランペット(C180L/229G/25H)〜ハーセスモデル | |||
2006年,Hさんから譲っていただいたバックのC管。おもにオケで吹くときに使っていますが,吹奏楽でもクラシックのアレンジものを演奏するのに使うこともあります。音程のコントロールにはそれなりに苦労しますが,ヤマハとは違う響きが気に入っています。 | Now Printing |
♪マウスピース | |||
Tp用 | シルキー(7B4,10B4,12,13B,13C4) バック(3C,5C,5MV,6C,7C,7D,81/2C) ボブ・リーブス(41M,42S,42ES),ヤマハ14B4 |
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Fh用 | ジャルディネリ10FL,バック3C,ヤマハ12F4 | ||
ヤマハのマウスピースは購入時に付属していたもの。シルキー7B4と10B4,ジャルディネリは広島市内の管楽器工房Rue(ルー)で金メッキを施してもらいました。料金は1個あたり¥2,000-程です。 現在メインで使用しているのはシルキーの13C4です。 |
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♪ミュート | |||
ストレート | トム・クラウン(アルミ) ストレートはやっぱりトム・クラウンが定番でしょうか? |
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カップ | デニス・ウィック,ニュー・ストーンライン デニス・ウィックは学生時代に購入したもの。 カップを取り外すと,ストレートに代用できます。 やや硬質なサウンドです。 |
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ワウワウ | ベストブラス(アルミ) 上野の森ブラスアンサンブルTp奏者の曽我部清典さんとベストブラス社が共同開発したワウワウ。とっても高いです…。 吹奏感や音程の良さはいいと思います。 チーチー感はやや穏やかな印象でしょうか。 |
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プランジャー | ニュー・ストーンライン なければないで灰皿でも代用できますが。 まぁもともとトイレのつまり直し器(=Plunger)ですからねぇ。楽器紹介では欠かせません(笑)。 |
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♪スタンド | |||
K&M(トランペット用,フリューゲル用ともに5本足) 以前は3本足でしたが,安定性を考慮して変更しました。 足がスチール製でけっこう重量があります。 足を本体に収納するとベルにつけてケースに入れられるので邪魔になりません。 値段はまぁまぁ手頃ではないでしょうか。 |
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♪譜面台 | |||
Wittner/ウイットナー | |||
♪ヘビーボトムキャップ | |||
MICHAEL THOMAS INTERNATIONAL(ヤマハ用) リバースと一緒に購入した“おもり”。写真右手前が純正品。 3個セットですが,全部つけるとメチャクチャ吹奏感がきつくなります。 効果としては振動を抑えて音の飛びをよくするということです。 通常は1番ピストンにのみつけています。 個数や場所の組み合わせで色々と吹奏感は変わります。 |
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♪チューナー | |||
KORG(コルグ)OT-12 with コンタクトマイク チューナーを持っていても音程が悪いのはなぜ? |
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♪楽器ケース | |||
DAC(ダク)製マルチケース | |||
通常はTrp1本+ミュート,譜面台などで使用しています。DAC(ダク)は東京都新宿区内の楽器店で,オリジナルの楽器ケースも制作して販売しています。ホームページは各種楽器の様々な情報が掲載され充実しています。TpとFhを一緒に運べるケースを探していて見つけました。側面、上面に小物入れ、楽譜入れがあり、さらに右写真のトランペットの下には中敷きがあって、その下に譜面台やチューナーなどを収納できます。ケース本体はセミハードといったところですが、十分な厚み、クッション性がありますので特に不安はありません。結構高かったんですが,あれこれ持ち運ぶ必要がある時には大変便利です。ただし見た目が楽器ケースに見えなくて,よく周囲から「趣味が釣りに変わったんか?」と聞かれます…。いっそのこと“がま○つ”のステッカーでも? | |||
♪その他 | |||
Oリング | |||
メーカーやモデルによっては,抜き差し管に「O(オー)リング」が標準で取り付けられているものがあります。これは抜き差し管をスライドさせて戻すときに「カチカチ」といわないようにするためのものです。私のリバースにはついていませんでしたが,DIYショップに行けば水道管などの補修に使うOリングがありますので,これを購入すれば手っ取り早く使えます。このOリングの装着には副作用(?)もあり,ゴムが振動を吸収するので,管の鳴りがわずかに抑えられます。ハイトーンが多少しんどくなったり,明るいパリッとした音が出にくくなったりといった効果が感じられます。うまく使えば音色の調整にも利用できます。私が購入したものは4個セットで¥178-というものです。 私は現在このOリングをピストンの笠に取り付けて,標準のフェルトの代用としています。これにより,非常にしっかりとしたバルブアクションが得られます。バックのTpはフェルトではなく最初からラバーを使っていますが,それに近いフィーリングになります。また,ピストン本体上部のフェルトも一回り大きな厚みのOリングに交換しています。効果は先と同様です。 両方やってみても数百円ですので「プチ改造」としていかがでしょう? |