2016年2月18日の夢  (2/19)

 先日の話。
 起きて直後は思い出さなかったのですが、私は妙な夢を見ていました。
 うちに今いるはずのない幼児の姪だったか甥だったかがいたのです。しかも裸でした。姪だったか甥だったか記憶があやふやですが、その時はちゃんと本人を認識していました。
 (便宜上)彼に普段着ですが新品のきれいな服を着せ思った事は、彼はここにいるはずが無かったのでこの子はもうこの世にいないのだろうという事でした。それが悲しいと思うよう私は自分に少しだけ働きかけ、私は抱きしめて少し泣きました。感情の昂ぶりに違いないし培ってきた思い出もあります。なのに私には愛情が欠落しているのでしょうか。
 そこにはほかの家族もいたわけですし、現実ならば彼らが何の疑問も持たず接している事に違和感を感じていたでしょう。そもそも本人にどうしたの?くらいは聞いたでしょうし、電話でも確認していた事でしょう。
 それからどうなったのか忘れてしまいましたが、一日か数分か、ブランクの後にまた違う甥がいました。同じ状況ですが別人です。その時には先の子はいなくなっていました。成仏したとかよそに行ったという意識はありませんでした。あまり頓着しないのは、皆いつもどこかにいるのだという認識でいるからかもしれません。皆はやはり先と同じような反応で彼に接し、私もこの子は先の子と多分同じ状態だろうなと思いつつ接していました。具体的にどう接したか詳細は忘れましたが。
 今回も現実ならば、まったく違う所に住んでいるのだから相当偶然が重ならない限り、立て続けにこんな事が起こるとは到底思えなかったはずです。
 あと起きてからかなりして気が付いたのですが、この二人は現実に存在してはいない甥もしくは姪でした。その時は疑いもしなかったのですけどね。
 ところで最初の子の方は、今思うともしかしたら半分だけだったかも。その半分を探したか思念か何かで具現して完全体にしたのかもしれません。そこらへんは記憶に掠る程度なので確証はありません。
 以上がその日に見た夢のほんの一部です。相変わらず虚実入り混じったリアルな町と家と家族とが出てきた、前にも見たような見てないような、そんな夢なのでした。