弱酸性美容理論(ベル・ジュバンスの理論) 基礎編2

山崎球体理論

私達の肌は頭皮・顔の肌といった区別はなく、繋がっています。
ほとんどの方は顔(スキンケア)には気を付けていらっしゃいますが、頭皮のケアに関しては
無関心ではないでしょうか。

目じりのシワや口元のシワの原因が頭皮のたるみから来ているとしたらどうしますか。
ヘアスタイルを作る過程で、頭皮がアルカリパーマや毛染めで膨潤(たるむ)してしまい、
たるんだ頭皮は引力の力で下にさがってきます。
それが結果として、しわの原因の一つとなっているのです。
頭皮も肌の一部として同じようにケアしていく事で、若々しい肌を保つことが出来るのです

 頭と顔は一つの球体

頭と顔は一つの球体 頭は弱酸性パーマ
顔も弱酸性化粧水

頭はアルカリ性パーマ
顔は弱酸性化粧水

頭皮も肌も繋がっている
一つと考えよう
頭皮も顔も引き締まる
老化防止(シワの防止)

顔は引き締まっても、頭皮が
たるんでシワの原因になる

 粉飾美容と健康美容の違い

粉飾美容

肌を美しく保つ目的で色々と栄養クリームや保湿効果のある
クリームなどを塗りこんでいるばかりでは、肌は本当の意味で
 綺麗にはなりません。
 肌をきれいにしようと思ったら、まず身体の中から綺麗にする
 という考えを持たなくてはなりません。

健康美容

生き生きとした肌作りのためには血行を良くし、新陳代謝の
 活性を高め、体内の老廃物を取り除く事から始めるべきなのです。
 皮膚が呼吸していることを意識して、毛穴を綺麗にしておけば、
 新陳代謝も自然と活性化してくるのです。
 そのためにも頭皮にも顔と同じく、弱酸性で処理し肌を健やかに
 保つケアが大切なのです。

血液とpHの関係  

私達の身体は内部組織がアルカリ性で皮膚表面に行くにしたがって酸性へと移行しています。
このアルカリから酸へのマイナスイオンからプラスイオンへの電気的な流れが私達の身体の中の
老廃物を毛穴を通して体外へ排泄させる浄化作用の働きをしているのです。
この正常なイオンの流れを保つことが健康な身体、そして健康な毛髪・素肌を作る基となるのです。
ですから、血液のpHを知り、健康について考える事が非常に大切なのです。

 血液のpHはpH7,4(正常値)  綺麗な素肌にを手に入れるためには綺麗な(正常)な血液から

   pH7,6 ⇒血液がアルカリ性


ダイエットなどで野菜ばかり摂取したり、また極端に栄養を控えたりすると、
栄養不足はもちろん、まず第一にカルシウム不足となって、骨が弱くなりリウマチ等、
骨の病気になりやすい

   pH7,2 ⇒血液が酸性

甘い物、肉食等、過剰に摂取すると身体が疲れやすくなり、感情の起伏も激しくなる
(心身の不安定)
肌もくすんだ状態になり、吹き出物も出やすくなる。


血液の汚れが肌のくすみ・濁りとなって出てくるのは誰しも経験があると思います。
睡眠不足や疲れがたまっている時の、肌の状態が今一という事は良く聞くことです。
血液が正常なpH値であれば、体内に発生した老廃物は毛穴を通して排泄され、
肌のくすみ等を防ぐ事が出来るはずです。

その上、皮膚を弱酸性に保っていれば、老廃物の排泄がよりスムーズに行われ、
相乗効果で透明感のある美しい素肌でいられることでしょう。
美しい毛髪・美しい素肌作りを考えていく上では、身体の持つ生理機能に無関心と言うわけには
いかないのです。

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