| 院 長 | 医学博士 中 西 幸 造 |
| 診療科 | 肛門科・胃腸科・外科 |
| 所在地 | 広島市南区段原4−19−9 |
| Tel&Fax | 082-567-0820 |
≪特 色≫
| モットーは、地域に密着したホームドクターとして、肛門科の専門医として、患者さん本位の診療を心がけ、信頼される診療体制の確立を図ることだそうです。 |
| 特に、肛門科においては、ひどい苦痛を伴う手術によらず「硬化療法」による治療を推進されている全国でも数少ない最新医療の推進者です。 |
| また、"Fax" や "e-Mail"による相談もされており、今後パソコンによる総合的な診療体制も充実すべくシステムを構築されています。 |
痔とは
人には言えず悩まされている方も多い病気に痔があります。痔には世間では「いぼ痔」と呼ばれる「痔核」、切れ痔である「脱肛」、「痔瘻」の三種類があります。
世間一般に多いのが痔核ですが、これは肛門周囲の静脈に便秘などで腹圧がかかった時、静脈が鬱血し、排便などの刺激でいぼのようにふくらんでくるものをいいます。
初めは排便の時に出血するだけですが、次第に排便時や重いものを持ったりした時に、「いぼ痔」が肛門の外へ飛び出すようになります。これを「脱肛」といいます。
痔の治療について
治療は肛門外科医に診察してもらい、適切な治療を受けることが第一です。病気の程度によってクスリと肛門の清潔などの日常生活の注意や改善で治ることが多いものです。何でもかんでも手術ばかりではありません。 もちろん手術が必要となる病状の人もありますが、肛門の麻酔が十分されますので、世間で言われるほど痛くはありません。しかし、痔の手術は従来から麻酔、入院を必要とし、術後の痛みはやはり決して楽なものではないのは確かです。 そこで今回「切らずに治す痔の治療」としての硬化療法をご紹介します。
痔に対する硬化療法とは
モリコーンという新しく開発された肛門鏡を使っての硬化療法です。この方法での硬化療法は前の日からの準備も絶食の必要もなく、外来で無麻酔で約10分から15分で治療できます。もちろん入院の必要はなく、そのまま歩いて帰宅できます。
この器械には痔動脈の位置を音で知らせるドプラー血流計が埋め込まれており、硬化剤であるパオスクレーを確実に痔動脈周囲に注入できます。従来の硬化療法は痔の中に入れていたため、痛みや腫れがありましたが、この器械を使うことで無痛領域の
直腸粘膜下に確実に安全に注入できるようになり、治療の効果もあがりました。硬化療法の成績は200回を125名の痔の患者さんにおこなった検討から、平均1.6回で9割の人の症状を改善もしくは消失させていました。痛みや出血の合併症もわずかでした。
アンケート調査からも80%以上の方が治療とその結果に満足しておられました。
肛門領域の疾患は、ほとんどデイ・サージャリーで治療できる時代となってきました。現在の痔の治療法は従来の痔の手術法とは違いますので、勇気を持って肛門外科医に受診し、相談してください。
≪見取り図≫