九星占い

九星占いをしてみましょう。九星占いは、元々は易の原理に基づいた気学です。それは奥深く、難解な方位学の側面もあります。ここでは、簡単に占いに応用してみましょう。一般には、一白水星とか九紫火星といった名前で知られています。この名前は、1から9までの数字に陰陽五行(木、火、土、金、水)が組み合わさり、さらに白、黒、赤、黄、碧、緑、紫の色で表されます。

九星占いに必須なのが、方位盤です。これは、1~9までの数字を中心から縦、横、斜めいずれの方向に足してもその和が15になるように配置されています。方陣とも呼ばれ、これが九星の定位置です(下図)。数字はその順に従って、北から始まって南西、東、南東、中央、北西、西、北東、南へと移動し、方位盤を一巡します。これが年ごと、月ごと、日ごと、時間ごとに繰り返されます。その年に方位盤の中央に位置する数字が、その年の数字になります。九星占いの一年は、十二支で表されます。西暦の一年とずれますから注意してください。詳しくは暦の話を参照してください。

{方位盤}
西

数字1~9までの九星は、それぞれ一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星という名前で表されます。“・・・星”といっても、天体の星とは関係ありません。気の性質の呼び名です。

{九星の性質}
数字 五行 定位置 象意 性格
困難を暗示。反面、勉学や研究活動にはよい時。 柔軟性・融通性のある 暗夜
南西 停滞を暗示。奉仕活動など辛抱のしどころ。 勤勉な 慈愛に満ちた
上昇を暗示。新しいことがらに挑戦するのによい時。 前進的 進取の気質に富んだ 雷鳴 発明
東南 発展を暗示。ものごとが成長し進展する時。 理想的 ロマンティック 風 旅行
中央 波乱を暗示。吉凶混合。 統率的 中心的 天変地異 破壊
北西 繁栄を暗示。堅実に財を蓄えるにはよい時。 権力の座 威厳のある
西 報酬を暗示。実りを楽しむ時。 社交的 享楽的 金銭 少女
東北 変化を暗示。境遇などが変化しやすいが、再出発を図るにはよい時。 革新的 思慮深い 頑固 山
輝きを暗示。色々なことが表にでやすい時。 情熱的 行動的 陽気 太陽

性格を占う

生年月日から割りだしたその個人の九星数字から、性格を占います。用いる数字は、①生年数、②生月数、そして③運命数です。生年数は、その年の方位盤中央に位置する数字。生月数は、その月の方位盤中央に位置する数字。運命数は、②生月数が中央に位置する時、①生年数が位置する方位を定位置とする数字です。

  1. 生年数:全般的な性格や気質を表す。
  2. 生月数:内なる心の気質や幼年運を表す。
  3. 運命数:開運の鍵を暗示する。

1.数字を求める

まず、生年数を{表2}で確認しましょう。ただし、一年の起点は立春の日から翌年の節分までとなっていることに注意してください。従って、例えば1970年1月6日生まれの人は1969年生まれとなり、生年数は“4”(四緑木星)です。

 
{表2}生年数
1901 1902 1903 1904 19051906 1907 1908 1909
1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918
1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927
1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936
1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945
1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954
1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963
1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972
1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981
1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990
1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

次に、誕生月を確定します。誕生月は十二支で表されています。各月の開始は、二十四節気のうちの十二節(立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪、小寒)からです。この日付は年によって多少ずれることがありますので、誕生日が境界に近い人は、生年の二十四節気暦などで確認しましょう。

1970年1月6日生まれの人は、生年数が“4”でした。次に、誕生日1月6日が小寒に近いので、念のため暦で確認します。すると、1970年1月6日3時2分を境に、子月から丑月に移ります。つまり、午前3時以前の生まれなら子月、3時以降なら丑月生まれです。

{表3}で誕生月と生年数が交わる欄を見ます。左側(もしくは上段)が生月数で、右側(もしくは下段)が運命数です。すると、子月の場合は「7-2」、丑月の場合は「6-3」となっています。つまり、この人の生月数は出生時間が午前3時以前ならば“7”で運命数が“2”、それ以降ならば生月数“6”で運命数“3”です。これで、生年数、生月数、運命数が「4-7ー2」もしくは「4-6-3」であることが分かりました。

{表3}生月数-運命数

寅月 8-7 2-5 5-3 8-1 2-8 5-6 8-4 2-2 5-9
卯月 7-8 1-6 4-4 7-2 1-9 4-7 7-5 1-3 4-1
辰月 6-9 9-7 3-5 6-3 9-1 3-8 6-6 9-4 3-2
巳月 5-1 8-8 2-6 5-4 8-2 2-9 5-7 8-5 2-3
午月 4-2 7-9 1-7 4-5 7-3 1-1 4-8 7-6 1-4
未月 3-3 6-1 9-8 3-6 6-4 9-2 3-9 6-7 9-5
申月 2-4 5-2 8-9 2-7 5-5 8-3 2-1 5-8 8-6
酉月 1-5 4-3 7-1 1-8 4-6 7-4 1-2 4-9 7-7
戌月 9-6 3-4 6-2 9-9 3-7 6-5 9-3 3-1 6-8
亥月 8-7 2-5 5-3 8-1 2-8 5-6 8-4 2-2 5-9
子月 7-8 1-6 4-4 7-2 1-9 4-7 7-5 1-3 4-1
丑月 6-9 9-7 3-5 6-3 9-1 3-8 6-6 9-4 3-2

寅月:2月4日~3月5日、卯月:3月6日~4月4日、辰月:4月5日~5月4日、巳月:5月5日~6月5日、午月:6月6日~7月6日、未月:7月7日~8月6日、申月:8月7日~9月7日、酉月:9月8日~10月7日、戌月:10月8日~11月6日、亥月:11月7日~12月6日、子月:12月7日~1月4日、丑月:1月5日~2月3日

2.占い方

三つの数字の示すことがら(表1)から、連想を膨らませます。自分や知人の性格などを思い浮かべながら、九星の気質をつかむようにするとよいでしょう。

1970年1月6日生まれの人は、出生時間の差によって「4-7-2」か「4-6-3」です。「4-7-2」のときは。、夢想家の“4”と実際家の“7”が同居し、享楽的になりたい心をもちながらも原理主義的に行動しようとして、内面に葛藤を抱えています。矛盾を抱えながらも理想を追い求める姿勢を貫徹するには、辛抱強く努力することが鍵であることを、運命数の“2”は暗示しています。「4-6-3」のときは、理想家肌であることに変わりありませんが、内面的には保守的で葛藤が生じています。進取の姿勢をもって行動することが停滞を打ち破る鍵となることを、運命数“3”は示しています。などなど・・・。

3.人物の占い例

桜沢如一

8-3-1
明治26年10月18日生まれ。生年数は“8”(八白土星)
戌月生まれ月で生月数は“3”(三碧木星)
運命数は“1”(一白水星)

常人を超える大きな視野をもって、大胆不敵ともいえる活躍をした桜沢如一。彼の一生は、生年数“8”が示すようにまさに改革の風雲児のようでした。

しかし内面的には、若さを失わない青年らしい感性にあふれていたことが、生月数“3”に示されています。生年数“8”(土星)と生月数“3”(木星)は相剋の関係にあるので、彼は内面に葛藤を抱え、人に理解されないなどの悩みがあったと推察されます。

桜沢は、得意の語学力を生かして精力的に著作活動を行いました。熱心な研究活動を通じて運命を切り開いていったことを、彼の運命数“1”は示しています。

久司道夫

2-8-8
大正15年5月17日生まれ。生年数は“2”(二黒土星)
巳月生まれ月で生月数は“8”(八白土星)
運命数は“8”(八白土星)

戦後日本からアメリカにわたりマクロビオティック普及啓蒙活動に邁進した久司道夫氏。アメリカ人相手に、玄米や味噌の食事を教えることは並大抵のことではなかったといいます。その難事業を成し遂げるだけの粘り強い忍耐力を、生年数“2”は示しています。

生月数と運命数はともに“8”。すべての数字が土星に属していますから、頑固一徹で筋を通す性格であったことでしょう。改革の星“8”が暗示するように、不断の努力を通じて世界を変革する使命をもっていたことがうかがえます。休むことなく信念を貫き通した一生であったことを、2-8-8の数字は示しています。

年運を占う

一年ごとに方位盤の数字は移動します。つまり、中央に座した数字もまた一年ごとに移動します。そこで、その人のその年の運勢を占うには、その人の生年数がその年の方位盤のどこに位置するか、その方位から判断します。例えば、生年数が4の四録木星の人は、2009年2月4日から翌年の2月3日までの間、本命星“4”が方位盤の南に座します。南は九紫火星の定位置なので、“9”の象意がこの時期の年運を示します。

{方位盤}
西

年運の占い例

                           

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