チャイナスタディーコリン・キャンベル著
1980年代中国全土の農村部を対象に、食生活と健康との関連を調べるために実施された史上最大の疫学調査、「中国研究」。圧倒的なデータにより疫学調査の金字塔を打ち立てたと絶賛されるこの研究から、心臓病をはじめがんや糖尿病など、事実上あらゆる病気を予防する食事法の概要が明らかになりました。
この研究を指揮した栄養生化学者のコリン・キャンベル博士は、その食事を「植物性食品中心の未精白の食べ物の食事」と明言。肉・乳製品中心の食事がいかに健康を害するかを説きます。さらには、肉や乳製品の価値が水増しされてわたしたちに伝えられる、その背景に横たわる科学と政治の問題にも踏み込んで論じています。
博士自らが見聞きした人間臭い業界の裏事情、先祖の業績の発見、菜食主義者へと転じた自らの生き方への確信。全身全霊で研究に打ち込み、純粋に科学者としての良心と探究心から研究を進めてきたことへの誇りが伝わってきます。
2016年《グスコー出版》
- 奇跡の水オロフ・アレクサンダーソン著
「水の魔術師」と呼ばれたヴィクトル・シャウベルガーの仕事と思想と生涯をさらっと知ることができる本。彼はオーストリアの森のなかに住み、自然を観察することで自然の仕組みをまねた「サイクロイド螺旋運動」原理を、発動機、エンジンなどさまざまな装置に採用し実用化しようとしました。それらは水で動くフリ-エネルギー装置でした。
- しかしなが二つの世界大戦にはさまれて、彼の構想は戦争を愛好する権力者らから利用され、最後にはアメリカ合衆国の意図で彼自身が葬られてしまいます。ときあたかも原子力の発展期。失意のうちにこの世を去ったシャウベルガーは、原子力から現代農業のやり方まで広範に現代文明を批判しました。というのも、彼自身その破壊的文明に取って代わる方法がどういう技術か知っていたからです。
- 彼は自然の原理を、創造・精製と破壊・分解の二つの対立的な運動の概念で説明しています。これはどうやら、陰陽と同じ原理のようです。陰陽の運動をまねた装置が鍵です。別のところで「トーラス体」と呼ばれている運動体も多分同じものです。陰陽対極図はこのトーラス体を二次元に図表化したものと思われます。満を持しての科学の登場を待ちましょう。
- 2012年《ヒカルランド》
- 野草の力をいただいて若杉友子著
京都綾部で自給自足的生活を営む若杉友子“ばあちゃん”の一年を、軽妙な文章と写真で紹介した本。野草を摘み、非F1野菜を自家栽培し、漬物を漬ける…。一見、悠々自適の田舎暮らしのようです。
- しかしながら、安藤昌益の教えが胸にささって移住をしたという著者は、いわば筋金入りの食養家。その著者曰く「天然自給」の生活を、明るく、はつらつと、面白おかしく実践するさまは、若い世代に手本を示しているといえるでしょう。
- 日本を立て直さなきゃならない、という“ばあちゃん”の言葉は、ずしりと響きます。ばあちゃんに続く若者が、日本各地にでてくることを予感させます。
- 2011年《五月書房》
- 長崎原爆記《被曝医師の証言》秋月辰一郎著
1945年8月9日原子爆弾が投下された被爆地長崎に原爆症を発症させなかった医師がいたことは、マクロビオティックを学ぶ人たちの間ではちょっと有名です。この本の著者秋月辰一郎医師が、その人です。
- 秋月医師は、原爆症がレントゲン宿酔なる症状に酷似していることを発見、自らが学んでいた食養の理論を応用して原爆症への食事法を病院職員に実践させました。その食事というのが、マクロビオティックでした。『砂糖は絶対にいかん』、秋月医師が血相を変えて職員を叱りつける場面が印象的です。その食事法が効を奏し、全員が原爆症を発症することなく働くことができました。
- 2010年《日本ブックエース》
- 究極の田んぼ《耕さず肥料も農薬も使わない農業》岩澤信夫著
著者の岩澤信夫さんは、“耕さず肥料も農薬も使わない”米作りの技術を完成させました。それが『不耕起稲作農法』です。この本は、どうすれば不耕起農法で米が作れるかを説明した実践本になっています。
- 不耕起農法といえば放任主義のように聞こえますが、そうではなく、究極の自然共生農法ということです。そして重要なことは、不耕起農法“でも”米ができるのではなく、不耕起農法の方が“よく”できるということです。
- 気になる指摘は、有機認証は信用できないということ。現行制度では家畜の飼料に有機の規制がないため、有害物質を含んだ家畜の堆肥から作られた農産物が“有機”認証されています。有機マークのついたものが、マークのついていないものよりも危険かもしれない、なんてことになっているとか。
- 2010年《日本経済新聞出版社》
- 自由貿易の罠中野剛志著
マクロビオティックが信条とする身土不二からすると、自由貿易というのはとても理不尽な理屈です。国際的な市場で農産物が価格競争にさらされる自由貿易体制は、地域が食料自給するそれこそ自由を奪いかねないからです。
- 世界がこれほどに自由貿易の御旗を掲げているなかで、いったいどうやって地産地消の原理原則化がでいるのか頭をひねっていたところ、保護主義という啓示を示してくれたのがこの本です。
- 著者は経済学の先生なので内容は経済なのですが、自由貿易体制に異議を唱える論説はまれではないでしょうか。保護主義もあり、というのは朗報です。地域の自主権、自治と保護主義が結びついた原理原則を提示できれば、世界平和に一歩近づきます。
- 2009年《青土社》
- 奇跡のリンゴ石川拓治著
青森県でりんごの無農薬栽培に成功した木村秋則さんの物語。木村さんがある日偶然手にした本は、福岡正信著『自然農法』。これが運命の出会いとなりました。
- りんごを無農薬栽培することは、農家にとっては考えられない無謀なこと。その無謀な試みに挑戦した木村さんを待っていたのは、木が虫にやられて実がならない惨状でした。何年も収入が途絶え、家族は困窮のどん底に…。万策尽きて首をくくろうとして登った山で見たものは、野生のどんぐりの木でした。なぜ野生の木は虫に食べられることもなく元気に育つのか?と、そのとき、謎が解けました。
- 苦しみ、悩み、自らの命までも危うくしながらその後に自然界の仕組みを悟るくだりは、赤峰勝人さんの体験と重なり合います。農に生きる人の素晴らしい冒険が描かれています。表紙の笑顔が素晴らしい。
- 2008年《幻冬舎》
- 食品の裏側安部司著
著者の安部司さんは、元食品添加物の営業マン。ダントツの営業成績を誇るその辣腕ぶりは業界内にきこえてきました。それがあることをきっかけに一転、食品添加物がいかに危険かを説く側に回ります。食品の安全をないがしろにしてきた過去の自らの行為を、反省したからです。
- 著者曰く、粗悪な食材から商品を作り上げるのに大きな力を発揮するのが食品添加物です。まさに添加物のよってでっち上げられる食品の数々をこれでもかと示し得るのは、業界の内部事情に精通した著者ならではです。
- 食品の情報公開が必要である、と著者はいいます。消費者は自分が何を食べているか食品の裏側を知らなくてはいけない、そのうえで食べる食べないを判断するのは、消費者自身である、と。
- 2005年《東洋経済新報社》
- もう肉も卵も乳製品もいらない《完全菜食主義ヴィーガニズムのすすめ》エリック・マーカス著
ベジタリアンにはいくつか種類があります。ヴィーガンはそのなかのひとつ、最も厳格な菜食の人たちのことを指します。この本は、なぜ完全菜食をするのか?という問いへの、自らがヴィーガンである著者の答えを述べた内容となっています。
- 著者がヴィーガンになったのは、1.健康によいから、2.家畜動物を虐待したくないから、3.飢餓をなくしたいから、4.環境にやさしくしたいから、です。これはマクロビアンの信条と重なり合うところが多いでしょう。ヴィーガンを自認するマクロビアンはとりわけ欧米に多いです。
- しかしながらマクロビオティック食事法は、必ずしもヴィーガン式の完全菜食ではありません。完全菜食がよいことずくめに見えるのは、飽食と栄養過多が著しく進行した欧米人にとってはそこから得られる食事の成果が大きいからでしょう。日本人も欧米人の食生活に近くなっているので、同じようなものではありますが、日本では半世紀前までは栄養失調による病気が現実のものであったことを考えますと、ヴィーガンへの誘いに乗るのはもうちょっと慎重でもよいかもしれません。
- 2004年《早川書房》
- 「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活鈴木猛夫著
第二次世界大戦後、日本にパン食が普及しました。それにともない食事が欧米化しました。その背景に自国の余剰小麦を売り込むことを企てたアメリカ合衆国の戦略があったことを、本著は明らかにしています。
- それこそまさに戦略と呼ぶにふさわしい国家挙げての計略です。その計略に、日本人はまんまとはまってしまいました。このようなきわめて利己的な計略は、西洋人が得意とするところです。
- しかしもっと根本的な問題は、その背後に横たわる日本人自身の精神だと著者は指摘しています。すなはち、日本の伝統食よりも欧米の食事の方が優れているという思想が、食の欧米化をいとも簡単に普及させてしまったのだと。
- 2003年《藤原書店》
- ファストフードと狂牛病エリック・シュローサー著
著者は『ファストフードが世界を食いつくす』を著したエリック・シュローサー。前作と同様鋭いペンの矛先は、狂牛病をめぐるアメリカ、EU、日本各国政府の対策と関連業界の姿勢のいい加減さを突きつけます。
- この三国の中で食品行政のお粗末さが際立っているのが、日本国。政府と業界が強く結びつき、今だに肉骨粉が牛以外の家畜に回され、「ハンバーガーを食べるとアメリカ人になれる」と放言する企業家が、成功者としてもちあげられている国・・・。
- 著者はこの本を書いた動機を、ファストフードを食べるなと主張するためではない、といいます。しかしこの本を読んだ人ならば、きっとこう主張したくなるはずです。国民をだましてもうけることを擁護する政治・経済の仕組みを変革するためには、ファストフードを食べるな!と。
- 2003年《草思社》
- 小農はなぜ強いか守田志郎著
著者は小農を、家族が中心となって行われる農業的な生活のすべてであると定義しています。耕作面積の大小をいうのではない、と。この小農であること、小農が保たれる地域であることに、著者は価値を見出しています。
- しかしながら現実は、小農を破壊する内と外からの力がまずます強まっています。それは「農業」という言葉それ自体が、農業を工業と同等に見なす圧力なのであって、そこから派生するさまざまなスローガンが、小農を破壊するアジェンダと化しています。今日ではさしずめ「攻めの農業」だとか「自立する農業」などの言い方にそれが表れています。
- 小農の復活には、農をめぐる言葉を紡ぐことから始めるべきかもしれません。
- 2002年《農文協》
- ファストフードが世界を食いつくすエリック・シュローサー著
題名から、エコロジカルな視点による肉食糾弾の書と思いきや、社会的な視点に立ってファストフード業界の内部を暴いた憂国憤怒の書です。
- ファストフード産業の成り立ちと郊外の発展、食肉加工業やフードチェーン店の現場にシワ寄せられるコスト主義。著者の目は、こうした現実の一つ一つを執拗に追いかけ、食肉解体工場で労働者が怪我したままラインで働かされることをどう思うか?糞便で汚染された食肉がO-157の感染源だとしたらどうするか?ファストフードを世界中に売っている国の国民であるあなたはどうするのか?と、厳しく問いを突きつけています。原題は『Fastfood Nation』。報復を叫ぶ米国大統領のどこか間の抜けた顔とは違って、この国をマトモにするんだという決意が伝わってくるようです。
- この本の中で日本についてさらりと述べられた箇所は、とても印象的。曰く、『この国の米、魚、野菜、大豆製品などの伝統的な食物は、世界でも有数の健康的な食習慣とされてきた。それなのに、日本人はこの食習慣をさっさと捨て去ろうとしている』。マヌケなのは、ファストフード帝国アメリカかそれとも・・・?
- 2001年《草思社》
- 薬草の自然療法東城百合子著
むかしの人は、病気になったら野山から野草を摘んできて、煎じて飲んだり湿布したりして治していました。人々の経験則から導きだされ今に伝わるそのような手当て法が、著者のいうところの自然療法です。
- 著者の東城百合子さんは、日本における自然療法家の草分け的存在。若い頃に大病を患い、玄米菜食と自然療法で治しました。
- 野草が薬効別にまとめられており、食養生法についてもページが割かれています。自然療法を実践しようという人には参考になるでしょう。
- 1999年《池田書店》
- 癒す心、治る力アンドルー・ワイル著
著者のアンドルー・ワイル博士は、西洋医学を学んだ医師。そのワイル博士は、今や代替医療のナビゲーターをさせたら当代一といってよい存在です。この本は、さまざまな代替医療により病気が治癒した“代替医療体験談集”のような内容になっています。
- このなかにマクロビオティック食事法で鼠蹊リンパ腫を治した元分子生物学者のアル・カピュラーが登場します。彼は余命7年と診断されますが、マクロビオティック食事法で治すことを決意、そして一年半後には腫瘍が完全に消えていました。
- 1998年《草思社》
- あったかいきもちいっぱい川内翔保子著
リマクッキングスクールでマクロビオティック料理を教える川内翔保子さんによるマクロビオティックの料理本です。初心者にもやさしい内容です。
- 見た目の美しさと繊細さ、芸術的でありながら簡素なマクロビオティック料理の真髄を披露してくれます。題名のとおり“あったかいきもちいっぱい”にしてくれる、著者の人柄がそのまま伝わってくるよう。
- 1998年《飛鳥新社》
- ニンジンから宇宙へ赤峰勝人著
著者の赤峰勝人さんは、大分県野津町で有機農業を営む“百姓”。人生における数々の失敗と試練を乗り越えながら、「遂に日本一のニンジンができた!」と自らの畑で喜びの声を上げたその瞬間、森羅万象の仕組みが理解できたといいます。
- 著者が悟ったのは、命は循環しているということ。命の循環とはいったいどのようなことなのか、自然の摂理にかなった食事とはどういうものなのか、実直な語り口で分かりやすく説明しています。
- 1996年《スパイク出版》
- 長寿村の秘食川目竜王著
日本各地の長寿村の食事を北から南へと追いかけた紀行文集。独自の風土に育まれた食材をふんだんに使った料理は、素朴でありながら目を見張るほどの豊かな彩りを添えています。
- かつて世界各地には長寿村と呼ばれる地域が存在していました。高齢者が元気で生涯現役で働いている長寿村の食事は、地元で採れた食材を使ったむかしながらの伝統食です。この本が刊行された当時はまだ日本各地に、このような桃源郷のような地域が残っていたことに驚かされます。
- 1994年《保育社》
- エコロジカル・ダイエットジョン・ロビン著
副題に「生きのびるための食事法」とつけられたこの本の原題は、「新しいアメリカのための食事」。肉食がいかに動物はもとより自然環境や人命をも損なわせているかを、畜産業の現場を暴露しながら丁寧に論じています。明確に肉食を拒否し菜食主義を宣言する内容ですが、科学的な事実に徹する姿勢ゆえに説得力があります。
- 著者の実家は国内最大のアイスクリーム製造企業。ジョン・ロビンズはその社長の椅子を蹴って、非営利組織「アースセーブ」を立ち上げました。多くのアメリカ人に影響を与えた1冊。
- 1992年《角川書店》
- マクロビオティック食事法{上・下}久司道夫・久司アヴェリーヌ著

本著は『Macrobiotic Diet』の日本語版。上巻は、マクロビオティック食事法の原理と各種病気に対する調整方法について解説されています。下巻は、料理編。選ぶべき食材、料理方法など料理全般についての解説です。
- 著者は、現代文明が人を生物学的退化へ追い込んでいると指摘、正しい食事によって退化から脱却し生物学的に新生しなければならないと説いています。
- 1989年《日貿出版社》
- がん《ある「完全治癒」の記録》アンソニー・J・サティラロ著
医師である著者のアンソニー・サティラロが、自らのがんが治癒するまでを記録したノンフィクションです。著者は47歳の時、前立腺がんと診断されます。激しい背部痛を薬で抑えても、病魔は確実に彼の命を潰そうとしていました。
- そんなある日、彼はドライブ途中で二人のヒッチハイカーを拾いました。ヒッピー風の若者は奇妙なことを語りだします。「マクロビオティックだって?」拒否反応と懐疑に固まりながらも、彼にとっては不可思議としかいいようのないマクロビオティック食事療法へといつしか導かれ、そして遂に・・・。
- 1983年《日本教文社》
- 土を喰う日々-わが精進十二ヶ月-水上勉著
作家水上勉氏が、信州の別荘での食生活を綴ったエッセイ集です。氏は少年時代に京都の禅寺で修行しました。そのときにたたきこまれたのが精進料理です。
- 精進料理とは、仏教の戒律にしたがって動物性食品を使わない料理です。のみならず、食べ物を葉や根まで粗末にせずに残いきるといった食を大切にする哲学が根底にあります。これはマクロビオティックの教えに重なり合います。桜沢如一はマクロビオティックを海外で紹介するときに『ゼン・マクロビオティック』と呼びました。精進料理の精神はマクロビオティックのなかに息づいています。
- 1982年《新潮文庫》
- 子どもが危ない《食品添加物天国》郡司篤孝著
食品添加物が菓子類、飲料、インスタント食品にどのように使われているかを、広範かつ詳細に説明したやや古い時代の本です。かつては食品公害という言葉がありました。母親が子どもが口にする食べ物に気をつけるのは当たり前、という雰囲気がまだ健在だったような気がします。
- 著者は、戦後のパンが危険な添加物まみれであることを指摘しています。そしてその対極にある本物のパン作りをしているのが、ベルギーにあるリマ・パン工場だと紹介しています。このパン工場は、桜沢如一の教えに賛同したベルギー人が建てました。
- 1981年《朝日出版社》
- 砂糖病《甘い麻薬の正体》ウイリアム・ダフティ著
ジャーナリストである著者のウイリアム・ダフティが、人類と砂糖との関わりについてその歴史を紐解きながら、人類が砂糖中毒し続ける社会的背景を明らかにした力作です。
- 彼自身がマクロビオティック食事法によって砂糖依存症を克服し健康を回復するいきさつも、合わせて語られています。
- 妻は女優のグロリア・スワンソン。著者とスワンソンとの出会いのくだりは、どことなく映画的。コーヒーに角砂糖を入れようとした著者に、銀幕女優がささやきました。「砂糖は毒よ」と。
- 1979年《日貿出版社》
- マクロビオティック健康法《正食のすすめ》久司道夫著
本著は1977年に上梓された『The_Book_of_Macrobiotic』の日本語版。マクロビオティックの基礎を支える宇宙の法則や陰陽理論、食事法がこの一冊にまとめられています。
- 著者は、アメリカにわたってマクロビオティックの普及活動に貢献した久司道夫さん。世界平和への想いから政治学と国際法を学んでいた学生時代、桜沢如一が主宰する塾に出入りするようになりそこで桜沢からこう問いかけられます。「世界平和を実現したいなら、食卓の上にある日常の食物の弁証的応用を通じてそれを達成する方法を考えてみたらどうか」と。
- 宇宙の法則から導きださたマクロビオティック食事法は人間の進化に役立ち、その食事法を通じてこそ世界平和の基礎を築くことができると説いています。
- 1979年《日貿出版社》