電子レンジ調理の隠された危険アンソニー・ウェイン、ローレンス・ニュウェル

原文:『The Hidden Hazards of Microwave Cooking』by Anthony Wayne and Lawrence Newell
出典:Mercola.com

大勢の人々が、電子レンジの便利さと引き換えに、無知にも己の健康を犠牲にしている、などということがあるだろうか?なぜソビエト連邦は、1976年に電子レンジの使用を禁じたのだろうか?なぜ・・・?その理由を聞けば、あなたは自宅の電子レンジを粗大ゴミに放り投げてしまうかもしれない。

アメリカでは、電子レンジは旧式のオーブンに比べてとても便利でエネルギー効率も良いことから、9割以上の世帯に普及している。電子レンジのない家庭やレストランは、ほとんどない。一般の人は、どんな電子レンジであろうと、電子レンジされた料理やそれを使う人に危険は全くない、と考えている。

当然、もしも電子レンジが本当に危険ならば、政府はそんなものの販売を許可しないだろう。本当に・・・?電子レンジについて“公に”発表されることが何であれ、私は、この記事の中で紹介された調査結果に基づいて、個人的に電子レンジを使わないことにしている。

この報告書の目的は、電子レンジが不自然で、不健康で、だれもが想像している以上にはるかに人体に有害である証拠を示すことだ。

しかし、電子レンジ製造元、ワシントン市にいる政治家たち、そして頭の固い古い人々は、事実や証拠を押さえ込もうとしている。それゆえに、一般の人々は電子レンジの危険性を知ることもなく、喜々として電子レンジを使い続けているのだ。

電子レンジはどうやって動くのか?

電子レンジに使われているマイクロ波は電磁気エネルギーの一種で、光波やラジオ波と同様、電磁気エネルギー・スペクトルの一角を占めている。現代の科学時代においては、マイクロ波は、長距離電話信号、テレビ番組、コンピューター情報などを地上間あるいは宇宙空間の衛星に中継放送するために使われている。しかし、我々にとって最も身近なマイクロ波の用途は、調理のエネルギー源としてである。

電子レンジにはマグネトロンという管が入っていて、その中で波長約2450メガヘルツ(2.45ギガヘルツ)のマイクロ波を照射する電磁場が作りだされ、物体の電子に作用する。このマイクロ波放射線が、食べ物の分子に作用する。

全ての波動は、周波が一回転する間に極性がプラスからマイナスに変わる。マイクロ波の場合、毎秒何百万回極性が変化する。磁石に南極と北極があるように、食べ物の分子とりわけ水の分子にも、プラス極とマイナス極がある。

市販の電子レンジには、約千ワットの交流電力が備えられている。マグネトロン管から生じるこれらのマイクロ波が食べ物を爆撃することによって、マイクロ波と同様に極性をもった分子が毎秒何百万回、回転する。

このように非常に激しく掻き混ぜられた分子は“摩擦”熱を生じ、その結果食べ物が熱せられる。この尋常でない加熱方法はまた、周辺の分子構造を相当に破壊し、しばし分子を引き裂くか、力づくで分裂させる。

これとは対照的に、太陽から放射されるマイクロ波は、摩擦熱を生じない直流の原理に基づいている。一方電子レンジは、摩擦熱を生じる交流を用いている。

電子レンジのマイクロ波は、波動エネルギー・スペクトラムのただ一つの狭められた振動数の範疇の、損傷した放射線である。一方、太陽光の波動エネルギーは、広範囲のスペクトラムを放射する。

電磁波について説明するさいに、波長、振幅、周波数、振動数などの用語が用いられる。

電子レンジ調理された食べ物は、放射線照射された食べ物と同じでないといわれている。この二つの方法は、完全に異なった波動エネルギーを用い、照射する強さも異なっている。

政府が発表した研究結果には、現在のマイクロ波使用の危険性を証明したものはないが、それらが全く正当であるとはいい難い。あるものは故意に制限されており、これらの研究の大部分は後に不正確だったことが判明した。消費者としては、マイクロ波を使用すべきかどうか判断するさいには、あるていど常識的感覚に頼るのがよかろう。

1960年代後半、卵がどのように我々の健康に有害であるか“証明”されたかを思いだしてみよう。卵有害説によって、疑似卵製品が出回るようになり、製造元企業は大きな利益を手にした一方で、卵生産農家は破産に追い込まれた。

現在は、政府が後押ししている最新の研究結果から、卵は健康に全く有害でないとされている。というわけで、我々が健康を考えるときには、一体だれを信用しどんな判断基準を採用すべきなのかが問題である。

正しい母親の直観

もっと人間臭いことをいえば、母親ならだれでももっている“第六感”に口をさしはさむことは不可能である。試したことがあるだろうか?子どもは、母親の直観には絶対に勝てない。それはまるで、どこからともなく現れた武力をもった相手と言い争うようなものである。母親がブレーキを踏んだ瞬間に、あなたは後部座席に貼り付けられるようなものである。

我々の大部分が、母親や祖母が近代的な“裏返し”料理方法は食事作りに“適していない”、と考えている世代である。私の母など、どんな食べ物でも電子レンジで調理することを拒否していた。

母はまた、コーヒーを電子レンジで温めることも好まなかった。私はこれについては完全に同意こそすれ、反論などできない。母の直観と常識的感覚では、電子レンジ調理は全く不自然で、食べ物の本来の風味を損なわせるものだったのである。

そんな母も退職する前は、仕事の都合上やむなく、不本意ながらも残りものを電子レンジで温めていた。

同様に感じている人はそのほかにも大勢いるが、彼らは自らを、電子レンジが初めて市場で圧倒的優位に立った1970年代以前に生きる“古臭い少数派”だと思っている。

当時の大部分の若者と同様に、私も電子レンジが普及するにつれ母の直観的な知恵を無視し、電子レンジ調理は大変便利なので何も不都合なことはないはずだと考える世の中の多数派の側に入ってしまった。

母の直観に軍配を上げよう。なぜなら、母は電子レンジの危険性について科学的・技術的な裏付けを知らず、それが健康に有害であることを知りもしなかったのに、電子レンジしたときの食べ物の味の変化から、電子レンジが良くないものであると悟った。母は、電子レンジしたとき食べ物の舌触りが変わるのも好まなかった。

電子レンジされた乳児のミルクは安全でない

電子レンジの危険性を警告する研究は数多く公表されているのだが、わずかに注目されているにすぎない。ヤング・ファミリーズというミネソタ大学の公開講座が、1989年に以下のことがらを発表した。

『電子レンジは食べ物をすばやく加熱するが、乳児の哺乳瓶を温めるために使うのは勧められない。電子レンジで温めた哺乳瓶は、触れても熱くないが、瓶の中のミルクは大変熱くなっていて赤ちゃんの舌とのどを火傷させるかもしれない。

また哺乳瓶のような密閉容器は、蒸気が充満して爆発する恐れがある。哺乳瓶を電子レンジで温めると、ミルクの成分がわずかに変化することもある。粉ミルクの場合、ビタミン類がいくらか失われるかもしれない。

母乳を電子レンジすると、母乳のもつ乳児を保護する性質が破壊される恐れがある。鍋に水を入れてその中に哺乳瓶を浸けて熱するか、湯せんするかして温め、授乳する前に手首にとって味見すれば、数分間余計に時間がかかるかもしれないが、そっちの方がずっと安全な方法である』

「ランセット」1989年12月9日号に掲載されたリタ・リー博士の論文

『乳児用ミルクを電子レンジ加熱すると、ある特定のトランスアミノ酸が合成シス異性体に変化した。合成異性体は、シスアミノ酸であれトランス脂肪酸であれ、生物的には活性化していない。

さらに、Lプロリンというアミノ酸の一種は、神経毒性と腎毒性があることで知られるD異性体に変化した。母乳で育児されない乳児が数多くいることだけでも十分に良くないことなのに、その上人工乳を電子レンジにかけて毒性をより強めて乳児に与えている』

電子レンジで温められた血液は、患者を殺す

1991年、医療機関で輸血用血液を電子レンジで温めることに関する裁判が開かれた。この裁判は、単純な輸血であったにもかかわらず腰の手術で死亡したノーマ・レビさんについてのものだった。

看護士が、レビさんに輸血する血液を電子レンジで温めたと思われる。この悲劇によって非常に明白になったことは、電子レンジは、我々が“温める”と思っている以上の何かがある、ということである。輸血用血液は、一定期間ごとに温められるが、電子レンジは使われない。しかし、レビさんの例では電子レンジのマイクロ波が血液に何らかの変化を与え、それが原因でレビさんは死亡した。

科学的証拠と事実

1992年、ラウム・ウント・ツェルトが出版した、旧来の方法で調理された食べ物と電子レンジ調理された食べ物の比較研究の中には、次のように記されている。

『自然療法の基本的な考えでは、未知の分子と波動エネルギーを人体に取り入れることは、おそらく体に良いというよりむしろずっと害の作用が大きい。

電子レンジ調理された食べ物の中には、人類が火を発見した太古の昔からの方法で調理された食べ物の中には存在しない、分子と波動エネルギー両方が含まれている。太陽光線と恒星から放射されるマイクロ波エネルギーは、直流電気が基になっている。

電子レンジなどにより人工的に作られるマイクロ波は、交流電気から起こされ、照射した食べ物のあらゆる分子に、毎秒1億回以上の極交替を引き起こしている。

分子が不自然に作られることは避けられない。電子レンジをかけた状態では、自然発生したアミノ酸は毒性をもった形に変化するのみならず、異性体にも変化することが観察された。

短期間の実験で被験者に電子レンジ調理した牛乳と野菜を食べてもらったところ、彼らの血液中に異常な変化がかなり認められた。8人の被験者は、異なった方法で調理された同じ条件の複数の食べ物をさまざまに組み合わせて食べた。

電子レンジ調理された食べ物を食べた被験者の血液中では、例外なく変化が生じた。ヘモグロビン値が減少し、全ての白血球とコレステロール値が上昇した。リンパ球は減少した。

血液中の変化を識別するのに用いられたのが、発光バクテリアである。電子レンジ調理された食べ物を食べた後採取された被験者の血清中に、これらバクテリアの発光物質が増殖した』

スイスでの臨床実験

ハンス・ウーリッヒ・ヘルテル博士は、食品専門科学者としてスイス有数の世界的に有名な食品会社で長年働き、現在は退職している。彼は数年前、ある食品変性加工技術について会社に質問したことが原因で、解雇された。

1991年、ヘルテル博士とローザンヌ大学の教授が、電子レンジ調理された食べ物は、従来の方法で調理された食べ物に比べ健康に及ぼす危険性が大きいことを示す研究結果を共同執筆し、出版した。

「ジャーナル・フランツ・ウェーバー」19号にも、電子レンジ調理された食べ物が血液に発がん作用を及ぼすとする記事が掲載された。ヘルテル博士らの報告書は、その記事の後に続くものである。ところで、その雑誌の表紙には、グリム・リーパーが片手に電子レンジをもっている写真が載っていた。

ヘルテル博士は、電子レンジされた食べ物の栄養素が血液と人体の生理に及ぼす影響について最初に疑問をもち、質の高い臨床実験を行った科学者である。

彼の小規模ではあるがよく制御された研究は、電子レンジは退行的な力を電子レンジされた食べ物に作用させることを示した。科学的な結論は、電子レンジは、電子レンジ調理された食べ物の栄養素を変え、その変化はその料理を食べた人の血液を通じて人体の退行を促す、ということである。

ヘルテル博士の研究は、スイス連邦技術局と生化学大学のレルナルド・H・ブラン博士と共同で行われた。

この実験では、被験者に二日〜五日の間隔をおいて、以下の異なった種類の食べ物を空腹時に食べてもらった。(1)生乳 (2)従来の方法で温められた牛乳 (3)パスチャライズ牛乳 (4)電子レンジで温めた牛乳 (5)有機栽培された野菜 (6)従来の方法で調理された有機野菜 (7)電子レンジで解凍した冷凍有機野菜 (8)電子レンジ調理した有機野菜

被験者らは一人ずつ隔離され、食べる直前に採血された。それから上記の牛乳もしくは野菜を食べた後、一定の時間をおいて再び採血した。

電子レンジ調理された食べ物を食べた後時間をおいて採取した血液に、大きな変化が見られた。それは、ヘモグロビン値とコレステロール値、とりわけHDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)の比率の減少であった。

電子レンジ調理された食べ物を食べた後は、そのほかの種類の食べ物を食べた後よりもはっきりと短時間に、白血球が減少した。こうした減少はそれぞれ、退行的な変化を示した。

さらに、実験に用いられた食品中のマイクロ波エネルギーの量と、それを食べた被験者の血清中に放たれた発光バクテリアの発光力との間に、非常にはっきりとした関連が示された。

これによりヘルテル博士は、このような技術的に引きだされたエネルギーは、おそらく確実に電子レンジ調理された食べ物を通じて、帰納的に食べた人に伝わるとの結論を下した。

ヘルテル博士の説

『白血球増多症という病気がある。これは、通常の日々の数値の偏差からは説明できないもので、血液学者らは重病と見なしている。この病気はしばし、毒素生成や細胞の死といった病理的作用が生命システムに及んでいることを示している』

電子レンジ調理された食べ物は、そうでない種類の食べ物に比べはっきりと白血球を増加させる。このような顕著な増加は、マイクロ波によって生じた物質を摂取したことが原因であるようだ。

この増加へと至る過程は物質界の原理に基づいており、医学文献においても既に確認されている。発光バクテリアによって浮き彫りにされた明らかなエネルギーの追加は、単に確認を余分にしたにすぎなかった。

マイクロ波の直接照射が生命システムに危険な作用を及ぼすことを示す医学文献は、広範囲に存在する。それゆえ、この有害なマイクロ波技術に代わるより自然と調和した技術開発のためにほとんど努力が払われていないという事実には、驚かざるをえない。

人工的に作りだされるマイクロ波は、交流の原理に基づいている。この強力な電磁放射線にさらされた原子、分子、細胞は、毎秒1億回転から百億回転の極性転換を引き起こされる。

このような暴力的で破壊的な力に耐えられる有機体の原子、分子、細胞など、たとえ低エネルギーのミリワット範囲内でも、またいかなる時間でも存在しない。

自然界の物質は全て極性をもっているが、中でも水の分子に含まれる酸素原子が非常に敏感に反応する。それゆえ、電子レンジ調理というものは、その暴力的な摩擦から生じる熱によって水の分子をかき乱す方法であることが分かるのである。

分子構造は引き裂かれ、分子は無理やり解体させられる。構造的異化と呼ばれるこのような過程を経ることによって、質的劣化が生じる。これは、熱が外側から内側に対流する従来の加熱方法とは、まさに正反対である。

電子レンジ調理は、水分が存在する細胞と分子の中で始まり、そこで摩擦熱を生じる。

この暴力的な摩擦熱の温熱作用に加え、ほとんど考慮されることはないが、非熱作用と呼ばれるものもある。非熱作用は今のところ測定不可能であるが、同様に分子構造を破壊し、質的変化をもたらす。

例えば、遺伝子操作の分野では、細胞膜をマイクロ波で弱めることが行われている。その力で実際に細胞は破壊され、細胞の生命力であるところの電気的潜在力が細胞膜の外側と内側で無害化される。

傷ついた細胞はたちどころに、ウイルス、細菌、微生物などの餌食になる。細胞に本来備わっていた修復機能は抑圧されており、細胞はエネルギー的緊急事態に直面する。すなはち、有酸素呼吸から無酸素呼吸へと変化する。有酸素呼吸のときには水と二酸化炭素を排出するが、無酸素呼吸になると毒によって過酸化水素と一酸化炭素を生じる。

我々がレーダー波やマイクロ波に直接被爆したときに体内で起きる暴力的な分解と同じことが、電子レンジ調理された食べ物の分子の内部でも起きる。

これらの放射線を浴びると、食べ物の分子は破壊され分解する。また、マイクロ波は放射性化合物と呼ばれる新しい混合物を生じる。放射性化合物は自然界には存在しない融合物であり、放射線の直接照射の結果分子が分解すること、すなはち腐敗することによって作られるものである。

電子レンジの製造元企業は、電子レンジでマイクロ波照射された食べ物は、網焼きやオーブンで焼かれた従来の調理方法で作られた食べ物に比べて、とりたてて問題となるような多量の放射性化合物は生じない、と主張している。

しかし、そこで示された科学的な臨床結果はただの偽りであったことが判明した。アメリカでは、大学でも連邦政府でも、電子レンジ調理された食べ物の人体への影響を調べる実験が行われたことはない。これはちょっとおかしくはないだろうか?

研究者らの関心は、電子レンジの扉が閉まっていないときにどうなるかについて集中している。が、もういちどいおう。我々の常識的感覚が告げているのは、電子レンジで調理された食べ物に一体何が起こっているのかについてもっと関心を集めるべきだ、ということである。

中身が変容した食べ物を摂取すると、その腐敗した分子が我々人間の生物学上の細胞構造に同じように影響を与えはしないかと、懸念されるのである。

真実を隠す産業界の動き

ヘルテル博士とブラン博士が研究結果を発表するやいなや、当局が動いた。1992年、有力な貿易団体として有名なスイス電化製品販売協会が、迅速に対応した。

彼らは、カントン州ベルンのセフティゲン裁判所所長に、ヘルテル博士とブラン博士に『出版差し止め命令』をだすように圧力をかけた。1993年3月、ヘルテル博士は『商業妨害』の有罪判決を受け、研究成果の出版を差し止められた。これに対してヘルテル博士は自説を固持し、何年にもわたり裁判で争った。

そして1998年8月25日、オーストリア・ザルツブルグでの裁判でヘルテル博士は逆転勝訴した。ヨーロッパ人権裁判所は、1993年の判決はヘルテル博士への人権侵害であることを認めた。

また、同裁判所は、1992年スイスにおける裁判で、ヘルテル博士が電子レンジは人の健康に有害であると発表することを禁じた『出版差し止め命令』は、表現の自由の権利に反しているとし、スイス国政府に対しヘルテル博士への損害賠償を支払うよう命じた。

電子レンジ調理された食べ物に発がん性物質

『マイクロ波照射−電子レンジ調理−の健康への影響』と題する著書と、「アースレター」1991年3月号と8月号の中でリタ・リー博士は、いかなる電子レンジであろうとも電磁放射線を発し、食べ物に危害を加え、調理された食べ物の中に器官に有害な危険な発がん性物質を生じる、と明言した。

この記事の中では、さらなる研究結果についてまとめられており、電子レンジが当初予想された以上にはるかに有害であることが明らかになった。

以下は、オレゴン州ポートランドのアトランティス・レイジング教育センターが出版した、ロシアにおける研究のまとめである。そこでは、実験の対象となった食べ物全てに発がん性物質が生じた。

この実験では、特定の目的すなはち調理、解凍、衛生的な摂取のための加熱、これらを達成するために必要とされる以上に電子レンジを使用しなかった。以下は、その結果の一部抜粋である。

マイクロ波病、発見さる

ロシアでレーダーが開発されていた1950年代、マイクロ波に被爆した労働者数千人が調査された。その結果、健康被害がとても深刻だったので、政府はマイクロ波照射量が労働者は10ミクロワット以下、一般市民は1ミクロワット以下とする厳しい基準を設けた。

『電気的人体』の著者ロバート・O・ベッカーは、本の中で、“マイクロ波病”と呼ばれるマイクロ波の健康への影響を調査したロシアの研究を紹介した。以下、同本の314頁より引用する。

『その(マイクロ波病)最初の兆候は、低血圧と遅い脈拍である。次に表れる最もありふれた症状は、交感神経の慢性的興奮状態(ストレス症候群)と高血圧である。

この段階では、頭痛、めまい、目の痛み、不眠、イライラ、不安、胃痛、緊張、集中力困難、抜け毛などの症状を伴うことが多い。さらに、虫垂炎、白内障、生殖器の病気、がんの危険性が高くなる。

このような慢性的な症状の後に、最終的には副腎疲労の危機と虚血性疾患(冠動脈の詰まりと心臓発作)が待っている』

リー博士によれば、電子レンジ調理された食べ物を食べた人の血液中に、化学作用の変化が見られ、特定の病気が発生していることも分かった。上記の症状は、下記の観察から容易に発生する。以下は、それらの変化の例である。

マイクロ波調査の結論

以下は、ドイツとロシアにおけるマイクロ波の生物学的影響に関する最も重要な調査の内容である。

最初の調査は、バルバロッサ軍事侵攻の期間(1942−43)ベルリンのフンボルト大学において実施された。そして1957年から現在まで、ロシアでは、ベラルーシ共和国のキンスク放射能工科学校とロシスカヤ自治共和国のラジャスタン放射能工科学校において調査が続けられた。

ほとんどの場合、調査分析にかけられた食べ物は、毎秒1立方センチメートルにつき百キロワットのマイクロ波に照射される。これは、摂取するのに衛生的かつ正常な範囲の放射線量と認められている。

ドイツとロシア両方の研究者が指摘した影響は、以下の三つの範疇に分類される。

[範疇1]発がん作用

(範疇1の最初の2項目については、我々のもっている写しの字が判読できない。残りはきれいである。)

  1. 大気中の放射能の『結着作用』が起きることにより、食べ物の中のアルファ粒子とベータ粒子の量が急増する。
  2.     
  3. 牛乳と穀物に含まれる蛋白質加水分解成分(水を加えると不自然に分解する蛋白質)中に、発がん性物質が形成される。
  4.     
  5. 電子レンジ調理された食べ物の中の物質が変化し、不安定な代謝が消化器系疾病の原因となる。
  6.     
  7. 食べ物の中で物質の化学変化が起きるために、リンパ系の機能低下が見られる。そして、特定の組織の異常増殖を防御する免疫能力が低下する。
  8.     
  9. 電子レンジ調理された食べ物を食べると、血清中にがん細胞が高い率で発生する。
  10.         
  11. 冷凍果物を電子レンジで解凍したとき、グルコサイドとガラクトサイドの代謝と分解に異常が生じる。
  12.     
  13. 生野菜、調理済野菜、冷凍野菜をごく短時間電子レンジにかけたとき、植物性アルカロイドの代謝と分解に異常が生じる。
  14.         
  15. 発がん性のフリーラジカル(非常に反応度の高い不安定な分子)が、植物性の物質、とりわけ生の根菜類の特定のミネラル分形成過程において発生する。
  16.     
  17. 統計的に、電子レンジ調理された食べ物を食べた人の間に、胃腸がんの発生率が高い。また、消化器系と泌尿器系の機能が徐々に衰え、周辺細胞組織の劣化が一般に見られる。
  18.    

[範疇2]食べ物の栄養の破壊

調査された全ての食べ物において、電子レンジ調理は栄養価の著しい低下をもたらした。以下は、最も重要な発見である。

  1. 全ての食べ物において、ビタミンB群、ビタミンC,ビタミンE、基礎ミネラル分、脂肪動員成分の生体使用率(体が栄養素を利用する能力)が低下する。
  2.     
  3. 実験された全ての食べ物の生命エネルギー場が、60〜90%失われる。
  4.     
  5. アルカロイド(有機窒素系成分)、グルコサイド、ガラクトサイド、ニトリロサイドの代謝と合成能力の低下。
  6.     
  7. 肉の中のヌクレオ蛋白質の栄養素の破壊。
  8.     
  9. 全ての食べ物において、顕著な構造上の破壊。
  10.    

[範疇3]被爆による生物学上の影響

マイクロ波に被爆すると、人の生物学的な健康状態に予期せぬ有害な影響がもたらされる。このことは、ロシアにおいて非常に高度な実験が行われるまで発見されなかった。すなはち、人は電子レンジ調理された食べ物に含まれる物質を摂取する必要さえないこと、そして、1976年ソビエト連邦下の法律により使用が禁止されたそのようなマイクロ波機器の副作用を起こすには、マイクロ波の電磁場にさらされるだけで十分である、ということである。

以下は、列挙されたその影響である。

  1. 稼動中の電子レンジにさらされた人の生命エネルギー場が破壊される。それは、生命エネルギー場の周波数がより長くなるという副作用を伴う。
  2.     
  3. 機械の作動中に、細胞の電位平衡性が、とりわけ血液とリンパ系において減少する。
  4.     
  5. 人の代謝過程の中で、食べ物を利用する外側の活性化されたエネルギーの潜在能力が低下し、不安定になる。
  6.     
  7. 代謝と分解の過程が消化器系から血清中に移行する一方、内側の細胞膜の潜在能力が低下し、不安定になる。
  8.     
  9. 大脳(脳の前面に位置し、思考と高次の機能を司る)の連絡潜在能力に関して電気的神経信号が弱体化し、回路が破綻する。
  10.    
  11. 前後双方の中枢神経と自律神経系の神経中枢のエネルギー場の調和が失われ、電気的神経回路が弱体化して破綻する。
  12.     
  13. 高次の意識を司る上行網状系内において、生体電気的強弱のバランスと回路が失われる。
  14.     
  15. マイクロ波発生源より半径500メートル以内にいる人、動物、植物の生命エネルギーが、長期間にわたって累積的に減退する。
  16.     
  17. 神経系とリンパ系にくまなく残留電磁波がたい積し、その影響が長期間持続する。
  18.     
  19. ホルモンの生成とホルモンバランスの維持が、男性女性双方において不安定になり、阻害される。
  20. マイクロ波電磁波を浴びた人の脳波の、アルファ波、シータ波、デルタ波の信号パターンが、非常に顕著に妨害される。
  21.     
  22. こうした脳波への妨害ゆえに、以下の心理的な影響が報告されている。物忘れ、集中力欠如、爆発寸前の抑圧された感情、知的活動の減退、不眠など症状が、統計的にマイクロ波を持続的に発生する電子レンジや変電所などの近くにいる人々の間で高い率を示す。

法廷での調査の結論

上記の二十八の問題点から、マイクロ波を発する機械類の使用は明らかに勧められない。そして1976年にソビエト連邦が下した禁止の決定は、現在数多くの国々におけるそのような機械類の使用に関する科学的な見解への、明らかな証拠となっている。

残留電磁波が無秩序所に生体内にたい積し(範疇3の9)、最終的に神経系、中でも脳と神経中枢に影響を及ぼす。このために、神経系の電気回路の極性が長期間かかって破壊される。

こうした作用は、神経系のさまざまな構成組織の神経電気の健全さに対し、事実上取り返しのつかない損傷を与えるので、電子レンジ調理された食べ物は明らかにあらゆる観点から勧められない。

残留電磁波が脳の構成組織の受容体に作用し、放送局とTV中継ネットワークからのマイクロ波放射線周波数を人為的に増幅させることにより、より心理的な影響を受けやすくする。

遠隔から人の心理に影響を及ぼすことのできる理論上の可能性(送信された電波信号の周波数を制御して、人の行動を管理する能力)は、ソビエト連邦下のウルエルフとノボシビルスクにおける神経心理調査で示された。これにより、マイクロ波機器を稼動させて、為すがままのサブリミナルな心理的エネルギー場を、知らず知らずのうちに発生させることができる。

{法廷調査文書:ウイリアム・コップ編 A.R.E.C調査機関}

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