天秤座
学名 Libra(リブラ)  略符 Lib 12宮名 天秤宮

守護星  金星
12星座区分  9月24日〜10月23日
13星座区分 10月30日〜11月22日



<天秤座の神話>
 世界がゼウスの父、クロノスによって治められていた頃は、黄金時代と呼ばれていました。
世界のすべてに生き物は老いることがなく、あらゆる恵みは地上にあふれ、いかなる苦労も煩いも知らずに幸せに暮らす事が出来ました。
 ところが、草木の枯れる冬が生まれ(乙女座参照)、銀の時代へと入ると、人々は食物を得るために汗水流して働かなくてはならなくなったのです。
やがて、人々の間に醜い争いが生まれはじめました…。
 それまで神々は地上で人間とともに暮らしていたのですが、争いが広まるにつれて神々は1人、2人と天上界へと去っていってしまいました。
だが、人々は決して殺人だけは行わなかったため、正義の女神アストライアとその妹、慈悲の女神アイドスだけは地上に残って正義を説き続けました。
 アストライアは手に天秤を持っており、争いが起きるとその当事者らを天秤に乗せて正邪を量りました。 正しき人を乗せた皿は持ち上がり、邪なる人を乗せた皿は下がったといわれ、この天秤をもってアストライアの裁判はきわめて公正に行われたのです。
 しかし、銀の時代の終り、青銅の時代になると、人々はいっそう野蛮になり、親兄弟でさえも殺し合いをはじめるようになってしまったのです。 青銅の時代の人々はお互いを殺し合って自ら滅びました。
 続く英雄の時代は神々を敬う英雄たちが現れ、以前よりいくらかましな時代となりました。
…が、それを過ぎて鉄の時代に入ると人々は完全に堕落し、集団で武器を取って戦争するようになってしまったのです。
 ここに至ってついにアストライアも人間を見限り、天上界へと去って行ってしまいました。 
こうしてアストライアの持っていた正邪を量る天秤が星座になったのだと言われています。
(また、一説にはアストライアが乙女座になったとも言われています)



黄道12星座 天秤座

天秤座は初夏の頃、南の空に見られる星座、黄道12星座の第7番目の星座にあたります。
天秤座として独立したのは紀元前1世紀ごろと言われていますが、その後もしばらくは蠍座と同一視される過渡期があったようです。
当時は天秤座に秋分点があったために(現在は年差運動により乙女座に移っています)、昼夜の長さを等しく量る天秤の名と形をが与えられたのではないかと推測されています。
農民にとって種まきの時期を知る、大切な星座だったのです。

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