守護星の影響(性格診断)



<12宮の意味>
 「獅子座生まれ」とは、実は生まれた瞬間に太陽が獅子宮の位置にあったという事を意味しているというのはすでに説明しましたとおりです(うんちく 「12宮と12星座の違い」 を参照)。 もっとも影響力のある太陽が獅子座にあることで、その人は獅子座のもつ特性を強く受けることとなります。 同様に惑星と星座の関係、惑星同士の位置関係などによって、人の運命はさまざまな意味づけがなされるのだといわれています。
 なお、守護星とは各宮に対してもっとも強く影響を与えている惑星のことで、すべての宮が1つずつ守護星を持っているのです。 惑星の性質と、その惑星を守護星に持つ12宮の意味付けを見比べてみれば、守護星の影響がどれほど大きいものかわかってもらえると思います。

 

↓あなたの星座をお選びください↓

白羊宮(牡羊座) 金牛宮(牡牛座) 双子宮(双子座) 巨蟹宮(蟹 座) 獅子宮(獅子座) 処女宮(乙女座)

天秤宮(天秤座) 天蝎宮(蠍 座) 人馬宮(射手座) 磨羯宮(山羊座) 宝瓶宮(水瓶座) 双魚宮(魚  座)

※注 内容につきましては、構成は変えていますが、参考にしたものをそのまま引用させて頂いています。 あたるも八卦あたらぬも八卦ということで、ご了承ください(苦笑) “マイナスの意味”というところは、ちょっと表現キツいんじゃない?ってのもありますので・・・ご注意くださいv

 

 

白羊宮(アリエス Aries) 3月21日〜4月20日 守護星:火星

 活動的なエネルギーにあふれ、みんなの先頭に立って行動することを好む。 また、好奇心も強く、冒険もいとわないので常に自分の理想とする未来に向かって突き進もうとし、またそれを達成する力も持っている。
 ただし、あまりに直情径行型のため、やや向こう見ずでもあり、落ちている石に気がつかず、つまずいてしまうこともよくある。 短気でせっかち、喧嘩っ早いという気質があらわれることも。

守護星: 火星(マルス Mars) の特徴
 情熱とエネルギーにはち切れそうな、活動の星。
●プラスの意味
 情熱的でエネルギッシュであり、勇気を兼ね備えているため、常に先頭に立って歩むリーダーシップを発揮する。 また決断力や冒険心にも富んでいるため、リーダーでなくてもさまざまなところで戦力として期待される傾向がある。
○マイナスの意味
 軽率、衝動的、性急で粗暴と、あらゆる意味で短気である。 またほかの星の人からは、闘争心が強過ぎ、無教養で暴力的な野蛮な人種と思われることも。 強過ぎる破壊性から、しばしば猟奇的でさえもある。

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金牛宮(タウルス Taurus) 4月21日〜5月20日 守護星:金星

 信義に厚く、責任感も強いので、受けた恩は必ず返してくれるタイプ。 常に穏やかで妥協性に富んでおり、しかも慎重であることから、さまざまな信用を勝ち取ることができる。 また金星の影響を受けているので、華美にはならない、渋い美的センスを備えている。
 ただ、表面は穏やかだが実は頑固であり、自分の考えを曲げることは滅多になく、普段は言いたい事を我慢している分、面従腹背の傾向が強い。

守護星: 金星(ウェヌス Venus) の特徴
 「天の愛人」と評される、愛と美と平和をつかさどる星。
●プラスの意味
 愛と平和、美と調和をもたらすもので、精錬された品位で人生を満たしてくれる。 また、芸術やロマンス、金銭的な豊潤などもこの星のつかさどるところである。
○マイナスの意味
 一口にいえばぜいたく。 また快楽的で、好色なうえに不摂生なため怠惰であり、怠惰であるがゆえに優柔不断も生むとされる。

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双子宮(ゲミニ Gemini) 5月21日〜6月21日 守護星:水星

 陽気でおしゃべりが上手という実に社交的な特徴を持ち、多くの友人を作ることが出来る。 また知識欲も旺盛で、さまざまな物事に精通している。 双子宮生まれの人がいるだけで場は華やかになるだろう。
 ただ、自分の行為に対して熱中している反面、醒めているという二面性を持つ。 その二面性のために常に優柔普段で、過剰な社交性がたたると八方美人と思われる。

守護星: 水星(メルクリウス Mercurius) の特徴

 大神ゼウスの使者ヘルメスになぞらえてるため、情報伝達をつかさどる星とされている。
●プラスの意味
 豊富な知識と理論、理解力と表現力をつかさどる学術の星。 またその豊富な知識を伝達するため、機知と才能に富み、弁舌もさわやかである。 このことから、商才や外交手腕に恵まれているとされる。
○マイナスの意味
 気苦労が多く神経質。 また、弁舌が巧みすぎておしゃべり、嘘つき、詮索好き、詐欺師とされることも。 ときにせっかちで、焦燥感が強く、また盗癖を生むともされる。

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巨蟹宮(カンケル Cancer) 6月22日〜7月22日 守護星:月

 母性本能が強く、保護欲があり、男性も女性も非常に家庭を大切にする人物となる。 また、感受性が非常に豊かで人に気持ちを思いやれるうえ、現実的感覚もバランスよく備えている。
 ただ、優れた現実感覚からどんな環境にも対応できるのだが、誰の意見にも左右されてしまうので、一貫した自主性に欠け、多情で移り気な浮気性でもある。

守護星: 月(ルナ Luna) の特徴
 太陽が大いなる父性であるのに対し、母性を代表するとされる天体。 占星術でも月はロマンチックなものとされていたようだ。
●プラスの意味
 感受性と想像力に満ちた、繊細でロマンチックな感性を与えてくれるとされる。 保護心と記憶力が高いため、思いやりにあふれた人となりをつくる。 また、旅行をつかさどる。
○マイナスの意味
 気まぐれで移り気。 また、虚栄心があり依頼心も強く、太陽とは違った意味で自己中心的。 太陽が他者の意向を無視して横暴であるのに対して、月はすべてを他者のせいにする他罰的な傾向がある。

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獅子宮(レオ Leo) 7月23日〜8月22日 守護星:太陽

 人の中心にいる存在で、その行動や言葉には自然にひきつけられる華がある。 人と騒ぐことが好きで、義侠心も強く誇り高いので、ドラマチックでロマンチストな親分肌の人となりうるであろう。
 ただ、プライドの高さや権力志向が強過ぎるため、わがままで傲慢ととられることもある。 常に自分がいちばん目立っていないと気がすまない、典型的な自己中心タイプでもある。

守護星: 太陽(ソル Sol) の特徴
 10に惑星を束ねる主の星。 一般に生命力や活力を与える星であると言われている。
●プラスの意味
 バイタリティーと活力にあふれているので、快活と健康を約束されている。 また、強固な意志と独立心、向上心に満ちていることから、栄光と名声、それに伴う支配と威厳がもたらされている王者の星。 ゆえに、常に陽性な正直であり、弱者に対して慈悲深い。
○マイナスの意味
 独立心と意思が強すぎるため、傲慢、尊大、横暴、わがままと自己中心的な独裁性が出ることも。 また、ときに短気であり、その陽性が過ぎてハッタリやほら吹きと思われ、相手に失望を与えることもある。

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処女宮(ビルゴ Virgo) 8月23日〜9月22日 守護星:水星

 勉強家で、高い知性と教養を身に着けているので、分析力や企画、綿密なスケジュール作成などの実務能力長けている。 また、何事にも几帳面なので整理能力も抜群。 不正やずさんを厭う気高い精神も持ち合わせている。
 ただ、過剰なまでにデリケートであり、一度傷つくとなかなか立ち直ることができない。 なのにその潔癖さから他人を批判してやまないので、ヒステリックで扱いずらい人物と思われることもある。 

守護星: 水星(メルクリウス Mercurius) の特徴
 大神ゼウスの使者ヘルメスになぞらえてるため、情報伝達をつかさどる星とされている。
●プラスの意味
 豊富な知識と理論、理解力と表現力をつかさどる学術の星。 またその豊富な知識を伝達するため、機知と才能に富み、弁舌もさわやかである。 このことから、商才や外交手腕に恵まれているとされる。
○マイナスの意味
 気苦労が多く神経質。 また、弁舌が巧みすぎておしゃべり、嘘つき、詮索好き、詐欺師とされることも。 ときにせっかちで、焦燥感が強く、また盗癖を生むともされる。

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天秤宮(リブラ Libra) 9月23日〜10月21日 守護星:金星

 エレガントで礼儀正しく、品位と調和を大切にする人格者。 理性と感情のバランスがとれており、いつも冷静である。 精錬された美意識を持ち、常に公平な態度を貫く良識ある人と思われている。
 反面、貧相に見えることを極端に嫌う虚栄心の持ち主でもある。 また、自分の好きな事には熱中するものの、嫌いなことは怠ける癖もたびたび見られるようだ。

守護星: 金星(ウェヌス Venus) の特徴
 「天の愛人」と評される、会いと美と平和をつかさどる星。
●プラスの意味
 愛と平和、美と調和をもたらすもので、精錬された品位で人生を満たしてくれる。 また、芸術やロマンス、金銭的な豊潤などもこの星のつかさどるところである。
○マイナスの意味
 一口にいえばぜいたく。 また快楽的で、好色なうえに不摂生なため怠惰であり、怠惰であるがゆえに優柔不断も生むとされる。

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天蝎宮(スコルピウス Scorpius) 10月22日〜11月21日 守護星:冥王星

 白羊宮が外に向かってほとばしるエネルギーを持っているのに対し、内に秘めたるエネルギーに関しては全星座中もっとも大きいものがある。 研究心や探求心が旺盛で、裏面を見通す洞察力にも優れており、寡黙で忍耐力もあることから、学者や医師として素晴らしい業績を残す可能性も秘めている。
 しかし、その寡黙さは極端な秘密主義のあらわれとして他者の忌避を買い、上手な人間関係を築く事ができないことが多々ある。 また執念深く、陰湿なイメージを与えることも多い。

守護星: 冥王星(プルートー Pluto) の特徴
 地球からいちばん遠く、ゆえにすべてのはじまりと終わりをつかさどるものとされている。
●プラスの意味
 終焉のあとにはじまり、つまり再建や再出発、それにつながる啓示など、再生と始動をつかさどっている。 また、ものを秘すことや、秘密に対する洞察力なども、この星の範疇にある。
○マイナスの意味
 暴力、爆発、大変動、全滅、死、墜落・・・・・・、すべての終焉を告げるものをつかさどっている。

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人馬宮(サギッタリウス Sagittarius) 11月22日〜12月21日 守護星:木星

 開放的で楽天的な、陽気で自由にあふれる人物をつくる。 情熱的なうえ、器用でスピーディーなので熱中したことはどんなことでも大抵やりこなしてしまう才能を持つ。 また、単刀直入で直情径行なため、他者に対してさっぱりとした印象を与える。
 ただ、興味の対象が非常に多いため熱しやすく冷めやすい。 また、大胆不敵かと思えば妙に小心だったり、無頓着なようで神経質だったりと、多分に二重人格である。

守護星: 木星(ユーピテル Juppiter) の特徴
 大神ゼウスのほしであり、幸運と善の気質に満ちあふれるとされる恵まれた天体である。
●プラスの意味
 この星のあるところ幸運と成功があり、発展と拡大、生産と膨張をもたらしてくれる。 また、大いなる善の星でもあり、正直と寛大、楽観性や慈悲心などもつかさどっている。
○マイナスの意味
 必要以上に華美でぜいたく。 自信過剰で見栄っ張り。 実は無思慮で無頓着なだけの偽善者とされることも。

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磨羯宮(カプリコヌス Capriconus) 12月22日〜1月19日 守護星:土星

 顕実で慎重な努力の人。 成功への意欲が人一倍強いが、危険な冒険をおかしたりせず、地道に努力を重ねることで、時間はかかっても必ず目標に達成することができる。 典型的な大器晩成型の特質を持つ。
 反面、「ド」がつくほど真面目で、交友関係がごく限られたものになってしまいがちである。 また、慎重も度が過ぎるので、目の前にある好機を棒に振ってしまうこともある。

守護星: 土星(サトゥルヌス Saturnus) の特徴
 もっとも不幸の星とされているが、同時に「最後に笑う星」ともいわれている。
●プラスの意味
 責任感が強く、勤勉で、忍耐力、計画性、実務能力も抜群の、真面目で実直を絵に描いたような人柄をつくりだす。
○マイナスの意味
 人格に過剰なまでの制限と抑制を加えられているため、猜疑心が強く、冷酷で、小心なうえに実は貧欲とされることもある。 また、不幸、不運、転落など、失敗を引き起こすとみられている。

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宝瓶宮(アクアリウアス Aquarius) 1月20日〜2月18日 守護星:天王星

 世の因習にとらわれることなく。独創的で発明の才能を発揮することができる。 あらゆる事をマクロの視点でとらえることができるため、思考が硬直することなく、広い視野で自分なりの主観を構築することができる。
 ただ、視点が高過ぎるため、ミクロの視野をみることができず、金銭的にもルーズである。 また、その独創性が理解されなければ、単なる変わり者で終わってしまうことになる。

守護星: 天王(ウラヌス Uranus) の特徴
 産業革命の時代に発見されたため、機械の発展に寄与するような、進取の性を与えられた星である。
●プラスの意味
 独創性、発明の才能、進歩性など、ものを新しく作り出す優れた創造力が発揮できる。 また、自由と改革、変化、エキセントリックなものなど、現状を打破し、新しい未来を築き上げる力をつかさどっている。
○マイナスの意味
 その革新性は保守的立場からみれば、つむじ曲がりか、異常者であり、反逆を試みようとする危険分子という扱いをされかねない。 また、その新しさゆえ、常に孤独、流浪などがつきまとう。

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双魚宮(ピスキス Pisces) 2月19日〜3月20日 守護星:海王星

 心やさしく、慈悲深く、豊かで情緒にあふれている。 人にものを頼まれると断ることができないという性格で、人の為に自らを犠牲にすることも厭わない。 また、幻想的なものや美しいものに対する感性もかなり精錬されている。
 ただ、感性が豊か過ぎるため、あらゆるものに陶酔してしまう傾向にある。 美しいものに憧れながら、醜く汚く堕ちてみたいという欲求があるなど、精神的なバランスを欠いているともいわれる。

守護星: 海王星(ネプテューン Neptune) の特徴
 人に与えられた6番目の感覚である「霊感」をつかさどる星であるとされている。
●プラスの意味
 想像力や直感力、潜在意識、情緒、陶酔感など、人間の精神部分を大きくつかさどる星。 また、鋭敏な知覚をもつため、ある種の芸術に関する秀でた才能を与えることもある。 透視能力をつかさどるとされている。
○マイナスの意味
 実体がなく不安定であり、多分に感傷と欺瞞に満ちているとされていることも。 また、この星のつかさどるものの源はすべて混沌であり、意義混濁、幻覚、精神錯乱、中毒症状などを引き起こすともされている。

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参考資料 星空の神々「全天88星座の神話と伝承」 著作 長島晶裕&ROG 出版 新紀元社