佐賀平野では、スズメ・カラスと同様に見られる鳥です。県外から来られた人は、今まで見たことの
ない鳥が近くを飛んだり、近くに下りてきて驚かれるようです。
国の天然記念物に指定されており、また佐賀では”カチカチ”と鳴くので佐賀藩のときに殿様がめで
たい鳥だと朝鮮国から移され大事にされたと云う話しが伝わっており、今も大事にされています。
先月紹介したマガモのいた堀(佐賀では堀というが、主に農業用のクリークのこと。)が、区画整理
事業で工事が行われマガモは別のところへ移っていた。何か、居心地悪そうにしているように見え
た。
それから少し歩いたら、バンが田んぼにたくさんいた。
この時期、小さなカモを見掛けるけど、詳しく見ようと近づくとすぐに、飛び立ってしまう。
写真に撮ってみたら、コガモだった。お尻の三角の黄色い部分が特徴である。
唐津市へ行って松浦川にかかる松浦橋を渡った。
上流の方を見たら川岸に鳥の集団がいた、なるべく近づき写真を撮った。
出来あがった写真を見て、ウとユリカモメと分かった。
でもウの種類は分からなかった。カワウ、ウミウ、ヒメウのどれかな。
また、先月ヒドリガモを紹介したがその近くでマガモに会った。
カモのお互いのおしゃべりのような声がしたのでそっと近づいた、マガモであった。
頭の緑色がとても鮮やかである。
数年前、早春の麦の植わった田んぼからひょっこりマガモが畦へ出てきたのを
思い出す。私は驚いたけど、向こうはそうでも無かった様子だったのを記憶
している。