アクセサリー部品のデザイン
フロント
三分割の特長とモールで囲んだ一体感とがうまくミックスしたボディーとの調和を考え、美しい面は十分生かし、光物は重点的に配置して豪華さとシンプルさとの調和したさわやかな感じになっています。
ボディーサイド
フェンダーのエッジに沿って取り付け線の美しさも損なわないようにするため、ボディーサイドはベルトラインからさらに下にあるフェンダーのライン、折線を生かしたボディーサイド前面の適度な傾斜を採用しました。
リヤ
リヤコンビネーションランプを重点に考え、リヤモール、ライセンスランプなど有効に生かしています。旧型ではテールランプ、ターンシグラルランプ、バックランプと別々にレイアウトされていたのが一体化されています。灯具類については薄暮から夜にかけての照明効果、認識度合の他車との比較、一定距離からの点灯時の明るさなどテストを行い、デザイン的にも有効なのを証明しました。
シンボルマーク
クラウンには王冠があるように、コロナも代表するシンボルマークがデザインされ、日本デザインセンターの協力により数度のディスカッションを行い決定されました。シンボルマークのデザインを担当した日本デザインセンター専務取締役(当時)原弘氏はつぎのように語っています。『<CORONA>は皆既日食の際に見られる<光環>であるが<光環>は<光冠>でもある。わたくしは<CORONA>のもう一つの意味も重きを置きたい。それは、古代ローマにおける<戦功者に授与される冠>の意である。トヨタの技術陣が自信をもって世におくる新型コロナの上に輝く勝利の冠として、CORONAの<C>と、光芒を組み合わせてデザインしたのが、このシンボルである。クラシックな気品と、モダンな新鮮さを兼ねたものを、ねらったつもりである。』
室内デザイン
今回はもっぱら質的内容、向上に力を注ぎ、生産性、ボディー構造、経済性、サービス性などの観点から、また居住性、安全性、便利性などを盛り込みやすいデザイン、堅実で信頼感のあるものにしてさらに、計基盤回り、シート関係に重点をおき使用者の側に立った装いに徹したデザインを強く推し進めました。
計基盤
種種検討の結果、同程度の他車に比して正面積が大きいのが特長であって、大型のコンビネーション・メーター、ラジオ、スピーカー、オートクロック、ヒーター・コントロールの収容、大きな容積を持つポケット・サービス灯、コンセント、さらにはダッシュタイプのクーラーなどの収納が可能になりました。
シート
シートは前後ともRT20に比べ全高の関係でやや低めになっています。
ドアトリム
ドア・トリムのデザインはシートの共布を使用する従来の方法をやめ、ビニールレザーのみで比較的複雑なパターンを高周波ウェルド加工によって成型する方法をとった。デラックスとスタンダードとの区別は色違いビニールレザーの追加とシンボルマークによってその車の程度を明示しています。
ステアリング・ハンドル
外径は415mmを400mmとし、従来色は白とダークグレーの2本立てだったが、白色はフロントウィンドに映る欠点があり、黒一色に統一されました。
内張り材料
@フロア・マット・カーベット
パターン、材質は従来のものを使用し、カーペットはフロントフロアで3分割とし左右を簡単に取り外し出来る。
Aトランク・フロアマット
ビニールコート麻毛布フェルトの点は従来と変わりなく、プリント模様を加えてある。
その他
天井張りはいわゆるつり天井タイプを採用し、クォーターパネル部は一応天井布と切り離して天井布の分留と意匠上のアクセントを作った。サンバイサー、リヤビューミラーは中央固定式とした。またアシストグリップを新設してある。