作業苦労日記


知識がないとホント苦労します。
分かってる方からみれば何してるの?と思われるかもしれません。
素人丸出しの作業苦労日記です。特に苦労した事を抜粋して掲載しています。
2003.05.18
2003.05.24
●エンジン積換え編●  車種:AF28−GP01 所有車:竜王

【内容】
そろそろエンジンを一新しようと以前から入手していたAF27ジャンクエンジンをO/H後投入。
クランクシャフトにKN企画シャフト(バランス取り済)
ピストン新品加工品、シリンダー中古加工品、クランクケース加工品を導入。
(ちなみに私が加工したものではありません。某ショップで加工して頂きました(^_^;))
ZXにこだわる為ミッションカバーは初号機エンジンから拝借(笑

【状況】
現在の初号機エンジンはド素人の頃から弄っておりクランクケースの受けネジがナメまくってる箇所も多く、
またクランクシャフトからプーリーを外す時に引っ掛かりを感じていた為積み替えを検討してました。

【作業】
クランクケースのO/Hは省略です。(勿論ベアリング、シール類は新品に交換です(^^ゞ)
オイルポンプ他、事前に綺麗に磨いておきました。
装着時オイルポンプ、アクセルワイヤ固定の金具が行方不明になり慌てましたが
通勤バイク弐七改さんのご好意で譲って頂きました。感謝感謝です。

・2003.05.18
まずは、初号機のエンジンを降ろす作業からでした。以前2号機のエンジンをスカッシュに移植する為に
作業経験はありますが今回は初の一人作業です。ですが降ろすのには難なく出来ました。(ふっふっふ。
降ろしたエンジンを現在エンジンのない状態の2号機に積換えました。
部品欠品も多く、とりあえずは積換えただけです。(余計に2号機は部品取りになりそうな予感(爆)

本題の積換えに突入です。
2号機に積換えの時に丸ごと積換えようとすると重くてハンガーに取付けの時に苦労したので
腰下状態(ミッション、ジェネレーター、オイルポンプ、セルモーター、クランクシャフトのみ装着)で
エンジンハンガーに取り付けました。

忘れないようにと、ジェネレーター&オートチョークの配線、パルスチューブ、オイルチューブ、
アクセルワイヤー関係を先に接続しました。
次にリヤサス、リヤブレーキシュー新品、フライホイール、ファンを装着しピストン、シリンダー、
シリンダーヘッド、シュラウド、プラグ、インマニ、キャブ、エアクリと取り付けて行きました。
(ピストン、シリンダーにはオイル&ZOILを塗布して装着。)

駆動系も初号機エンジンからそのまま移植しました。
リヤホイールも取り付け、マフラーも装着。今回はG’新品マフラーを投入です。

エンジン始動出来る状態になりワクワクしながらセルを回します。
「キュルルルル」「バウーン」と1発でかかりましたが、「バリャンバリャンバリャン」と
アイドリング中に異音が発生(T_T) すでに薄暗くこのまま作業終了となりました。

・2003.05.24
1週間経過しました。おかげでこの1週間はリード90で通勤しました。
そして異音は何なのかと考えた1週間でもありました。

原因を追究するために再度バラすことからはじめました。
加工済のピストンやシリンダーは無事なのかと思いながら開けて見ると異常なし(ホッ

組付けてシュラウドなしの状態でエンジン始動!
するとやはり「バリャンバリャンバリャン」の異音がぁ〜。何かに干渉してる音にも似てます。
回転数を上げれば異音はなくなります。あくまでアイドリング中。
どこからじゃぁ〜と怪しい箇所をチェックすることにしました。

まずはオイルポンプ。
正常に作動してるのかとチューブを外してキックキック。オイルも出てくるので大丈夫か。
しかし抱きつき焼きつき怖いので念のためちょっとオイルを垂らして混合に。
これが後で悲劇になろうとは(^_^;)

次にフライホールを外してみることにしました。
ここで同僚「たらさん」が来てくれました♪ ←自分の作業の為ですが(笑
フライホイールも異常なし。再度始動してみても異音が発生します。
たらさんも「こりゃひでぇなぁ」の一言(^_^;)

次にプーリー側のチェック。シャフトもZXより1mm長いし何かあるかも。
でチェックしてみても異常なし(T-T)

ここで思い当ったのが、プーリーの裏側部分がケース内に当ってた事が前にあったと
思いプーリーを取り出しケースをチェックするが異常なし・・・。

しか〜しここで手に取ったプーリーにビビビッ(古い?)と反応を感じました!!

プーリーとランププレートのガタが多い!!!!!!
そうです。スライドピースが磨耗して隙間が明らかに大きくなってました。
元々ポッシュのプーリーにデイトナのランププレートを付けてそのままでしたが
今回プーリーをデイトナに戻してました。
ポッシュのプーリーの方がスライドピースを滑らす部分に厚みがあり
戻したデイトナのプーリーに付けるとガタが大きく出てたという訳です。

これが原因であってくれぇ〜という思いを込めてスライドピースを中古の予備に交換後
取り付けてエンジン始動!!二人して「おぉ静かだぁ〜」と叫びました(笑
そうです。原因はスライドピースのガタだったんです!

原因はコレかぁと笑いながら組み立て慣らしも兼ねて昼飯でも食べに行くかと、発進!
数百メートル走行した後「バキャッ!シャリシャリシャリ・・・・」エンジン止まりました(T_T)
押して戻りとりあえずリード90に乗り換えて昼飯に行きました。

戻ってまたバラしました。途中シュラウドとファンが干渉してるのを発見。
フライホイールを見るとネジが緩んでる。恐る恐るフライホイールを外すと、
ウッドラフキー(半月キー)が半分潰れてました〜(T_T)
どうやら先程の作業でずれた状態のまま取り付けてたみたいです。 やってしまったぁ!
そう思いながら予備がないので元の初号機のエンジンからウッドラフキーを拝借して装着。

組みなおしエンジン始動。無事かかりました。
しかしすぐに止まります。なぜ?と思いながら何度もキックしました。
プラグをチェックすると、す〜んごい濃い状態です。

そうです。途中混合にしてしまったのがココに来て威力を発揮しはじめたのです\(◎o◎)/!
うっなんてアホなことをと思いながらしばらく考えました。

考え中〜考え中〜考え中〜考え中〜考え中〜考え中〜考え中〜考え中〜
チ〜ン!!!!!意味不明。


ちょうど来てくれてた「たらさん」のAF27はボアアップ車。そうです混合車なのです♪
ホームセンターで灯油に使う手動ポンプを買ってきてシュポシュポとガソリン移動しました(笑
チョットでも混合ガソリンを抜く為に最後はフロントを持ち上げてシュポシュポ。

混合ガソリンを抜いた後スカッシュとリード90からシュポシュポしてガソリン補充しました。
キャブのガソリンも抜いて、キックキックキィ〜ック!

エンジン始動♪アクセル開閉しても止まりません。ちゃんとアイドリングしてくれてます。
メットインBOX、シートを付けてちょこっと試運転。大丈夫そうですヽ(^o^)丿

雨がパラ付いて来たので慌てて戻り片づけをして終了しました。
今後はピストン新品なのでちょこっと慣らしをしてジェット類の調整の予定。
その後WR、ベルトも新品に入れ替えます。

なんとか完成したといったとこです。

しかし異音というのは原因追求をするのが難しいです。
分かってしまえば、なぁんだぁコレかよぉ!って感じですけどね。

おかげでアホなことばっかりしてる自分を可愛くも思います(なんでじゃ

次回は「スカッシュ電装編」でお会いしましょう。
近日公開!  の予定。まだ直ってないしこれも原因追求しなきゃ(^_^;)

2003.01.26 ●バーハン編●  車種:リード90 所有車:竜王

【内容】
おぢさんっぽい!と嫁に言われ、んじゃ見た目を変えてやる!!ってな訳で
バーハン化にチャレンジです。
そんなに大したことはないだろうと思ってましたが・・・。

【状況】
とりあえず、物をかき集めることにしました。
1番気になるのはメインのハンドルポスト。桃楼さんに譲って頂いたステム結合部分を
使用予定にしてましたが取付不可だった為、オークションでMソウルらしきポストを入手。
試して見るとステムに入りにくくプラハンで叩けばなんとかなりそうでしたが断念しました。
悩んだ結果ジョーカー用を流用する事にしました。オークションで中古も出てたのですが
送料、手数料考えたら新品が少し高いだけと注文したら、値上がりしてて予想の倍になりました(T_T)

入手の情報を掲示板で書き込むと、ジョーカー用ってハンドルがインチ仕様ということが判明し
慌ててデイトナのインチ→22.2φ変換スペーサーを発注しました。

集合スイッチにジョルノ用を入手してましたが、やはりウインカーがプッシュキャンセル付が
欲しくなりキタコのモンキー用を入手。物見ながらしばらく違和感を感じて、何だろ?と思ったら
リヤブレーキ部分がついてないことに気が付きました(^_^;) ちなみにジョルノは一体化してます。
これまた慌てて各メーカーのカタログと睨めっこしながら見てましたが、モンキー等はミッション車なので
左部分はクラッチ仕様の物しかありません。そこで右部分(フロントブレーキ)を入手し
裏返して使うことで対応しました。

予め、リードのメーターハーネスを入手しとけば、ハーネス加工が楽だろうとオークションで入手。
さ〜て加工をと思いサービスマニュアルの配線図見てると、あれ!?何か違う!!!
所有してるリード90は初期タイプと同じで、ライトのON、OFFのスイッチ、ポジションランプが
あるのですが入手したメーターハーネスは後期型用で、そんなものありましぇ〜ん。
しかもメインハーネスに繋がるコネクタが異なってました。
また、いらんもん増やしてしまったと思いながら結局新品を購入・・・。

【作業】
準備が整ったので??作業開始です。

フロントフォークを外してAF48用のステム、フォークを取り付けます。
ステムは50も100も同じみたいでフォークはインナーパイプの穴位置が異なるようです。
100用フォークは後日入手しようと企んでますけど(^_^;)

元々はリード90用を使う予定でしたが、ステムに穴を開けるのが面倒だったのと
AF48系を使えば見た目もシンプルでカスタムにも幅が広がるのでは?と考えたからです。
ブレーキキャリパーも2POTですからね。
ただ流用出来るかどうかは、やってみないと分かりませんでした。

最初に苦労するのがリード90のフレームに付いてるステムのボールASSYを受ける受け皿部分を
外す作業でした。これがなかなか外れません。初期タイプはボールが1個1個なので面倒です。
やっとの思いで外しAF48系の受け皿に交換します。

ステムを付けてフロントフォークを仮付けし、無事流用出来たと安心してたら、ストッパーが当たらないことが判明。
360度回ります。ステーを加工すればなんとかなりそうだったので作業中断しホームセンターへ。
曲げて叩いてなんとかステー装着。これでよし!と次にフロントタイヤを装着してシャフトを通して
ナットを止めてたら左右に動くので良く見ると、あれぇシャフトが長いぃ〜。
Dio用が使えないかとDio用シャフトを見ると細い・・・。
スペーサーになる物をと思い工具箱見ても大きいワッシャもなく、.ま.たもや中断しホームセンターへGO!

ワッシャを入れてやっと足回りが完成。これでようやくハンドル周りの作業です。
ハンドルには予め仮付けして置いたので作業スピードアップ!
スロットルワイヤー、ブレーキキャリパー、セルスイッチ、リヤブレーキワイヤーと作業が進みます。
ライトも取り付けは、予めステーに穴開けて位置決めしてたので楽でした。
ステーはジョーカーのライトを付けるステーに穴開けし、ライトを付ける部分にウインカーを付けました。

ハーネスの配線作業も終わりキーONにして各部チェックしました。
ウインカーが左右同時に点滅すること意外は全てOKでした(^_^;)

作業もほぼ完了とフロントカウルを付けてたら、ん?はまらない?
よく見ると交換したステムが当たってました。
リード90ステムは、なで肩ですから当たってなかったんですよねぇ。

最後の最後でこんなオチがと、どっと疲れが出てきました(T_T)
辺りも暗くなってきたので、一気にカウル内部をグラインダーで削り落としました。
おかげでギザギザになっちゃいましたが・・・。

これでなんとか干渉することもなくなり、フロントカウル装着に成功しました。
やっと終わったぁ〜と思ってたら、ガソリンメーターがまだ付いてなかった・・・。

辺りも真暗になったので、また後日作業です(T_T)

ともあれ、一応バーハンの形にはなりました。
フェンダーも付けたいなぁと思いつつ今回はここまで<(_ _)>

2002.04.26

2002.05.06
●ぱかりんこ編●  車種:AF23エンジンASSY 所有車:竜王

【内容】
マフラー流用後余ったG’エンジンがDioにポン付け出来ないことが判明し
それならクランクケースだけDioにして後はG’のパーツを使った
「スーパーGio ZX」にしてみようと思いつきで始めた訳ですが・・・。

【状況】
スズキ用の工具ぱかりんこが到着。これでクランク割れると期待する。
  (正式名称はシャフトリムーバー)
最低2期クランク割しないといけないので、失敗しても良いG’エンジンから開始。
ご丁寧にホイルまで付いた状態でマフラーだけ外したエンジンASSY。
【作業】
@いきなりホイルが外れない。
 HP上では外してある画像からですが、外すまでに苦労しました(^_^;)
 エンジン単体だと押さえつける事が難しく、レンチ回すとホイルも回る(T_T)
 空気抜いてちょうどエンジンが納まるプラケース(パン屋にあるような奴)に
 入れて無理やり固定。なんとか外れた。
Aフライホイールって・・・。
 
ファン外してフライホイールの真中のナットを外したとこで、ここからどうなるの???
 掲示板で質問すると専用のプーラーが必要と判明。
 てっきりお猿さん系に使う工具かと勘違いしてました。恥ずかしいぃ〜。
 速攻でパーツ屋へ行き購入。無事外れました。

BクラッチASSYが外れない。

 何度も嫌な過去があるクラッチアウターのナット。案の定外れない。
 これまた固定が難しい。いろ〜んな方法でやっても駄目。ナット削るか。
 外すのを後回しにして先にクランク割ることにしました。その後2日間悩み方法を発見。
 エンジン状態だから出来る技で、外にある溝の上にあるブロックとブロックの隙間に
 クラッチASSYを固定したバンドタイプ工具の柄の部分を突っ込んで、レンチを固定して
 キックの連打。見事外れました。ナットは再使用不可の状態です(^_^;)
C工具死亡か!?
 やっと準備が完了し、早速割る事に。片方が外れ。もう片方を・・・。
 あれ?工具の主軸が動かない(T_T) もしかして、ネジ部カジっちゃってる?(>_<)
 翌日、会社で無理やり主軸を抜いてもらうと・・・ネジ切れてる。Oh!No!
 更に翌日、取引先でネジを切り直してもらいました。
 ネジ山が欠けてる部分もありましたが、支障無さそうなのでそのまま使うことに決定!
 再度作業に戻りましたがここで原因が判明。工具のネジの長さは3本とも違うのに
 気づかないで本来とは異なる長さで使ってたので微妙に斜めになった状態で
 主軸を回した結果、ネジ切れが発生したようです。
 正規の使い方でもう片方は、すんなりと割れました。
 危うく工具が1回使っただけでパァになるとこでした(^_^;)

【感想】
こうして無事?クランク割る事ができましたが、本当に苦労しました(笑
他にもオイルポンプ外してオイルが出てきて慌てたり、オイルポンプの構造はどうなってると
シャフト回してオイルが飛んだり、キャブのガソリン抜き忘れたり、トラブル続きでしたが
良い経験になりました。

おかげで?更に移植用のDioのクランク割りましたが、2回目という事もあり作業は早かったです(^^ゞ
現在はクランクケース磨き中。
もっと苦労しそうなのは、組み立てる時だと思うんですが・・・。
更に不安を抱きつつ次回に続くでしょう(笑


2002.03.02 ●高回転仕様セット編●  車種:AF28−GP02 所有車:竜王

【内容】
最高速を狙うために高回転仕様に挑戦です。
【状況】
シリンダーを初号機から外したオートボーイ製にベースガスケット2枚にして使用。
マフラーをG’純正使用。
予備の安定しなかったライブキャブのメンテ後投入

【作業】
プーリー wr1 wr2 MJ SJ プラグ キャブ

備考
2002/2/23 デイトナ 8.5 7.5 80 38 B9EGV 純正 70
デイトナ 6.5 7.5 80 38 純正 純正 75
デイトナ 8.5 6.5 82 35 純正 純正 65
デイトナ 6 6.5 82 35 B9EGV 純正 70
デイトナ 13 82 35 B9EGV 純正 72
POSH 6.5 7.5 82 35 B9EGV 純正 70
2002/2/24 POSH 6.5 7.5 90 35 純正 ライブ 50
デイトナ 6.5 7.5 90 35 純正 ライブ 50
デイトナ 6.5 7.5 85 35 B9EGV ライブ 78
※WR1,2の数値はWRの重さを記載しています。それぞれХ3個です。
あれだけ安定しなかった予備のライブキャブはニードルジェット1式を
新品に交換したら問題なくセルで始動。アイドリングも安定しました。

【感想】
初めて高回転仕様にチャレンジしましたが、乗ってみてトルクがなぁいって感じで不思議な感覚でした。
トルクない割にはメーターが上がってくるのでスピード感が今までと異なりました。
途中、フロントタイヤの空気が突如抜けるトラブルが発生したりして慌てました(^_^;)
おかげでWRセットがまだ途中です。純正キャブでは下スカスカです。
目指せ80オーバーってことで次回に続きます。


2002.02.24
●サスの調査編●  車種:ディスク車 

【内容】
HDサスが2種類あることが判明しどの位差があったのか調査することにしました。
対象としたのはVRサス、金サスです。
【調査】
画像のように並べて調査しました。

念のためシャフトを通して差を調べました。
左からVRサス、金サス、HDサスです。


拡大画像です。
VRサスは正常の位置ではないかもしれないので参考までに。

では寸法の結果です。
@金サスの窪み上部から先端:約10mm
AHDサスの窪み上部から先端:約35mm
B窪み下部同士の差:約20mm

【感想】
こんなに差があるとは・・・。
SDioに取り付ける場合は確実にインナー部に当たるので取り付けは不可でしょう。
逆にこのHDサス用のステムがどんな物なのか興味もありますが、
入手してまで調べようとは思いません(^_^;)

マングースさんの情報でこのサス用のステムは下側のボルトで固定することが
判明しました。他は上側のボルトで固定になります。


2002.02.21 ●ハンドルが切れない編●  車種:AF28−GP03 所有車:竜王

【内容】
ハンドルを左右に振ると途中から引っかかってしまう。
インナーカバーやホーンに当たっているようだ。
【状況】
ライブ用のHDサスに交換後、今回の状態になってしまった。
勿論AF28用のVRサスでは、なんともない。
また初号機に着けたライブ用金サスも問題なし。
ディスク仕様なんだからポン付けじゃないの?と調査することに。
【調査】
何気なくオークションで物色してたら気になる画像が!

違いが分かりますよね。赤矢印の窪みの位置が違います。

AF28にポン付けするには右側のHDサスになります。
今回作業に使用してたのは左側のHDサスでした。
(ステムとHDサスの年式をあわせれば使用できます)

要するにステムの上の穴に窪みを合わせてボルト通すので、ステム上部よりも
サスの先端が多く飛び出てカウル内部等に干渉していたということです。
【感想】
まさかHDサスが2種類あるとは思ってませんでした。
ディスク仕様車なら、どれもポン付けできると思い込んでましたからねぇ。

グッピさんの情報だとステムとサスの組み合わせで車高も色々変更出来るみたいです。
ちなみにAF28純正サスと金サスポン付けの状態の比較では約5mm下がるそうです。
これで、たらさんのAF27改と車高が何故違うのか謎が解けました(笑


2002.01.20 ●もしかして抱きつき編●  車種:AF28−GP02 所有車:竜王

【内容】
クラッチインしても前に進まない。進んでも「じわ〜」っと10キロのスピード。
かなりの距離を必要としてなんとか50キロ。
圧縮がないって感じです。
【状況】
実験のために2号機のマフラーを純正からベリアルのグラスラに変更した時に、
シリンダー排気ポートのカーボンが気になり、予備のシリンダー、ピストン交換
ピストンに縦傷があったのが気になりつつ組上げていた。
また同時にリードバルブも交換していた。
【作業】
●出足スカスカ編●』のことも想定し、念の為キャブ、駆動系も再度見直し。
見直し後変化ないので、元々着いていたシリンダーをカーボン除去後、新品ピストンと
あわせて交換。ガスケット類ももちろん新品に交換。

結果、元に戻りました(^_^;)

【感想】
なんとなく今回は原因が分かってましたが、横着をしては、いけませんね。
逆に余計な時間を費やします。(^_^;)


2001.11.24 ●アイドリング編●  車種:AF28−GP01 所有車:竜王

【内容】
ライブ用キャブを移植後アイドリングが安定しない。
【状況】
1個目入手のライブキャブ
セルスタートではエンジン始動しない。MJ、SJはAF28の純正セット。
キックでエンジン始動してもアクセル空けるとエンジン止まる。
エアスクリューで調整後で安定したと思ったらアクセル戻してもなかなか回転数が落ちてこない。
それでも調整して走行してみるが停止とともにエンジン死にそうになるし。
時間がたつと結局セルスタートでエンジンが始動しない。
MJ、SJ、エアスクリュー何を弄ってもお手上げ状態でした。
【対策】
今回2個目のライブ用キャブを入手したので再度挑戦。
【作業】
今回は濃い目と納得しながらもライブ用の純正セットのMJ、SJからセット開始しました。
後は下記を参照してください。
キャブ MJ SJ 結果 備 考
1 SDioZX(AF28) 75 38 -- 勿論問題ないでしょう。
2 ライブ純正(AF34) 82 40 × 濃いすぎて動かない(前に進まない)
3 ライブ調整(AF34) 78 40 × 高域にて息継ぎ発生
4 ライブ調整(AF34) 78 35 なんとかOK出足飛び出てあと吹けない。
エアスクリュー調整すれば安定するか?
5 ライブ調整(AF34) 75 38 上よりは良いアイドリング安定しない。低速でエンジン止まる
エアスクリュー調整後なんとか安定。
※車両の状況によっては症状は異なります。あくまで参考です。ご了承ください。

【感想】
11.30現在上記表のDでなんとか安定していますが?しばらく様子見です。
これから寒くなるのでMJ#78でも検討しています。
2個目のキャブはセルスタートでエンジン始動しますのでそれだけでも今回の作業成果は大きいです。
朝晩の連続キックはこりごりです。(筋肉痛になります・・・。)

ちなみに1個目の調子の悪いライブキャブはNJセット、ホルダーを新品交換したら直りました。
この直ったライブキャブは2号機に投入しました。


2001.11.23 ●出足スカスカ編●  車種:AF27 所有者:H君

【内容】
10月末に購入後約8年間OHをしてないH君のAF27をOHしました。
OH内容:エアフィルター、プーリー、ベルト、WRを新品交換、キャブの掃除をしてました。
なにもチューンされていない純正そのもののAF27です。
【状況】
OH前:出足悪い、最高速:50キロ
OH後:出足悪い、最高速:メーター振り切り、出足からトルク感なく、「じわ〜っ」とあがる。
【対策】
出足から加速して行くようにWRの見直し、クラッチスプリングの交換
【作業】
・1日目
前回、今回とWRを色々変えて試してみたが全くと言っていい程変化がない。
これは確実にクラッチだと今回作業に入る。
クラッチを外すためクラッチアウターを外そうとするがネジが回らない。
何度も試みるが回らない、しかもネジがなめてきて、スパナさえ入らない状況になった。
H君の実家が工場関係であったので持ち込みネジをサンダーで切り落とした。
ネジはあらかじめ予備を新品で購入済。
クラッチが外れ、センターSP、クラッチSPを私の予備品にて付け替え試走するが変化なし。
リードバルブか?とついでにリードバルブも新品に交換。
ここで更に問題発生!エンジンはかかるが前に進まない状況になってしまった。進んでも10キロ出ない。
すでに外は薄暗く本日は私のDioでH君は帰りました。
・2日目
あれこれ悩んでいても前に進みそうにないので要因を1つづつ潰すことにしました。
シリンダー、ピストン、リードバルブの組付け再確認・・・と確認しても異常なし。
OHしたと思っていたキャブを再度確認。するとSJをキャブクリーナーで吹いても貫通しない。
しばらくすると貫通しクリーナーが飛び散り、私の目の中に・・・・痛い!!
組付けるときに私が予備で持っていたほぼ新品状態のAF28用純正マフラーを付けた。
組付け後試走するとバッチリ加速しました。トルクも十分ありこれが本来の性能だとホッとしました。
また、マフラーをAF27用に戻したところ出足が悪くなりました。多分カーボンが蓄積されてたのでしょうね。
【感想】
OHしたと思っていたキャブが原因とは驚きました。キャブクリーナーは泡状ではなく、液状のほうがいいですね。
目に入ると激痛が走ります。皆さん気をつけましょう。
最高速もメーター振り切っていたのでマフラーも問題ないと思ってましが改めて消耗品だと認識致しました。
1.5日かかりましたが直って良かったです。これで本当の駆動系セットが始めることができます。