競馬用語辞典 【は〜ほ】 |
語 句 | 解 説 |
ハイペース 【はいぺぇす】 |
逃げ馬が我先に先頭を奪い合うために、 レースの展開がきわめて速くなること。 当然、逃げ馬には圧倒的に不利となる。例外の馬もいるが・・・ また、レコード決着になりやすい。 |
剥離骨折 【はくりこっせつ】 |
馬の骨の一部が骨片となってはがれるもので、 骨片を手術でとって、リハビリすれば、直る、比較的経度の骨折。 |
ハ行 【はこう】 |
馬の歩様がおかしくなること。 すぐに治る場合もあるが、軽度の骨折や屈腱炎の場合も・・・ |
8大競走 【はちだいきょうそう】 |
歴史のあるクラシック(皐月賞、東京優駿、菊花賞、桜花賞、オークス)、 春秋の天皇賞と有馬記念をことをいう。 勘違いしやすいが、秋華賞やジャパンカップは含まれていない。 |
発走調教再審査 【はっそうちょうきょうさいしんさ】 |
ゲートで立ち上がったり、暴れたりした馬に課せられる処分で、 すんなりゲート入りできるかのテストが行われる。 ゲート試験ともいう。 |
ハナを切る 【はなをきる】 |
馬群の先頭を逃げること。 「ハナを切るのは サイレンススズカだろう」と使う。 |
跳ね万 【はねまん】 |
配当が1000倍を超える馬券のこと。 つまり、払い戻しの際は最低でも10万円で、これが由来。 これを一点勝負で1000円でも買ってた日にゃ、そりゃもう狂喜乱舞(謎)。 |
馬場状態 【ばばじょうたい】 |
コースの含水率が増えるに連れて、良、稍重、重、不良となる。 馬場中の含水率で決まるので、外だけびしょぬれの良馬場と言うことも。 なお、ばんえい競馬では 水分含水率が数字で公表されている。 |
ハロン 【はろん】 |
1)1ハロンとは、約200mのこと。 2)地方競馬の雑誌名。 |
パドック 【ぱどっく】 |
レース前に馬を下見できる場所。 ここで馬の状態をチェックできる。 |
ハミをかける 【はみをかける】 |
あまり気合の乗らない馬にもっとハミをかけろ、と使う。 要は馬にやる気を出させる事。 |
ハミを外す 【はみをはずす】 |
ハミをかけろの逆で、「あまり行きたがる馬には気合を乗せるな」の意味 競馬スタッフは「酒を飲みすぎたらハミがかかってとまらなくなる。」と 使うこともあるらしい。 |
坂路 【はんろ】 |
トレセンに設置してある
坂道コースのこと。 馬の後ろ脚を鍛える調教であるが 脚の負担も大きい。 |
ピンかパーしかない 【ぴんかぱぁしかない】 |
馬券に絡む時は1着のみで、あとはすべて着外に負けるような馬。 最近の例だとトウカイテイオーなど。 「馬単」で狙い易かったりする。 |
太目残り 【ふとめのこり】 |
馬の腹部に
見るからに余分の肉があるなど、太く見えること。 馬体重が前走から かなり増えている馬が出走していたら、 パドックや返し馬で太目残りかどうか、じっくりチェックしたい。 |
粉砕骨折 【ふんさいこっせつ】 |
骨が粉々になる骨折で、治る見込みは無く、安楽死処分される。 たとえどんなに人気と実力兼備の快速G1馬であっても・・・ |
放馬 【ほうば】 |
騎手が馬から振り落とされて、 馬がコース場を勝手に走り出す事。 |
本馬場 【ほんばば】 |
実際にレースを行なうコース。 芝、ダートなどがある。 |
ポン駆け 【ぽんがけ】 |
休養明けの一戦目、普通は様子見のレースだが なかには休養明けから能力を出すタイプの馬もいる。 「ポン駆け」が効くと表現する。 |