競馬用語辞典 【た〜と】

 

語 句 解  説
タイムオーバー
【タイムオーバー】
特定のレースを除いて、1着(競馬場によっては3着)馬より
規定のタイム着差を超えた場合、翌日から一定期間の出走を停止されること。
裁決委員がやむを得ないと認めたときは適用されない。
 
叩き合い

【たたきあい】
 
最後の直線で、2頭以上の馬が ムチを入れらながら
きわどい大接戦を演じることをいう。
「壮絶な叩き合いを制したのは バクシンオーでした」と使う。
 
短期免許
【たんきめんきょ】
 
外国に籍を置く騎手が、日本で本格的に騎乗するとき、
JRAが発行する免許で、期間は1年で3ヵ月以内となっている。
フランスのペリエ騎手はあまりに有名。
 
父内国産馬
【ちちないこくさんば】
 
国内で生まれた父親を持つ馬のことで、マルチチと呼ばれる。
内国産馬奨励金などの特例があり、限定の競走もあった。
2008年よりJRAではこの制度は廃止された。
 
着外
【ちゃくがい】
 
入着の逆で、4着以下に負けること。
掲示板に載れない6着以下を指す場合もある。
 
調教がけ
【ちょうきょうがけ】
 
調教では好タイムで走るのに
なぜかレースでは凡走をする馬のことをいう。
 
蹄葉炎
【ていようえん】
 
馬のひずめが、熱を持ちすぎて、腐ってくる病気。
馬の体重は3本足では支えきれないので、重度の骨折した馬を
安楽死させるのは、この病気になるからである。
 
テッパン

【てっぱん】
 
本命の馬が勝って 配当が安くなること。
 
鉄砲

【てっぽう】
 
休み明けの馬がレースに出ること。
「鉄砲が利く」というと 休養明けでもバンバン走る馬のこと。
 
出ムチ

【でむち】
 
レースが始まっても 馬に気合がつかない場合や
逃げ馬がイッキに ハナ(先頭)を奪うためなどの理由で
騎乗馬にムチを入れること。
 
友引制度

【ともびきせいど】
 
馬連が無く枠連しかなかった時代、
同枠の馬が取消や除外となったとき、
同枠のもう1頭も除外とする制度。
圧倒的人気馬が除外されたあとに残った馬が下級馬だったら、
みんな怒っちゃうよね?
 
トラックマン

【とらっくまん】
 
厩舎や競馬場で取材する競馬記者のこと。
馬の状態を見たり調教師を取材したり・・といろいろ大変。
 
トレセン

【とれせん】
 
厩舎が集まるトレーニングセンターの事。
JRAでは栗東(滋賀県)と、美浦(茨城県)。
外厩として牧場を認めている競馬主催者もある。
 
同着

【どうちゃく】
 
写真で判定しても分からないくらい(0.5センチ以内と言われる)
同時に入線した場合は同着になる。上位入線の場合は
払い戻しが特殊になるので注意。
 
どんぶり

【とんぶり】
 
同じ馬主、または同じ厩舎が1−2着になること。
JRAの場合は同じ勝負服が1-2着となるからすぐに分かる。

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