BUCK-TICK 悪魔とフロイトーDevil and Freud-Climax Together
9月11日 横浜アリーナ
 アリーナBブロック2列84番
(ヒデ側と言うよりど真ん中。ステージが遠い…そして私の真横にクレーン付きの大きなカメラがありました。ちょっとドキドキ)


12年ぶりの横浜アリーナでございます。BUCK-TICK以外でこの会場には来た事ありません。
ま、12年ぶりといっても、私が行ったのは正確には12年前の9月10日なんだけどね…(笑)

もー席も遠いからほとんど野鳥の会だったし、記憶もかなり飛んでるからレポは箇条書きにしようかしら…と思ってたら、
早くもオフィにセットリストが載ってたので、それを見て思い出しながら書いてみます(笑)。


会場に入ると白い大きなカーテンが2枚。中は見えない。12年前のクライマックスの時と同じですね。
まさか一曲目「JUPITER」じゃないだろうな…(笑)なんて話しつつ開演待ち。
12年ぶりに入った横アリ、やっぱり広い。縦長の作りなだけにステージがもの凄く遠い。
Lucyでかなり近い場所を経験しただけに、ギャップに少々おののく。分かってはいたけどさ…B-Tは大きなバンドなんだなぁ…。
SEはクラシックでした。カメラの数が多い。私の真横は誰もいなくて大きな通路だったのですが、そこに大きなクレーン付きカメラが一台。
これがLIVEが始まるとあちこち動いてちょっとドキドキ(笑)。ウィ〜ンと動く音がよく聞こえたんですよ。
客席頭上にも線で繋がれたカメラが一台。ステージから客席後方を行ったり来たり。この映像、見たら酔いそうだなー(笑)なんて思いつつ。

私の席はアリーナBで更にステージから一番遠い位置でしたが、それでも2列目だったのでそれでも前の方で、前列との段差もあり、更にど真ん中だったので視界は良い感じだったと思います。
魅せる感じの演出が多かった分、この席からでも充分見ごたえはありました。


暗転し、SEが流れる。聴いた事のない打ち込み系。今井さんが作ったのだろうか?それとも横ちゃんか(笑)?
カッコ良かったです。
そして記念すべき一曲目は
「21st Cherry Boy」!!!! 曲のテーマを考えると、なるほど、って感じですが、それでも一曲目にこれが来るとは意外でした。カッコ良かった。メンバー5人が凄くキラキラして見えた(笑)。

メンバーの様子を簡単に。
あっちゃんは
全身黒! 今井ちゃんも黒!  上下黒のスーツで、明るいライティングの時に気付いたのですが、何か模様があったような…?
そして中が柄シャツだったのですが、細かい柄までは双眼鏡を使っても分かんなかった。
後日お友達に聞いた話だと、ひし形の柄が入ってたとか? 今井さんらしいなー。髪の毛の色も
でした。
黒髪LIVEも久々ねーv オデコ全開でカッコ良かったです。そしてホホのB-Tの文字はいつも以上にハッキリと(笑)。
ヒデも
黒系のスーツ?で中は白シャツだった。ユータは。アニイは。 ドラムの「B」と「T」の文字は前からあったんだっけ?

チェリーでは今井さん、「飾り立てたならおいで♪」の部分で、PVのように腕をグッと上にまっすぐ上げてピタッと止まるポーズ。これ大好きです(笑)。

続く
「BUSTER」。今井ボーカル健在(笑)!しかし一曲目、二曲目とノリの良い曲が続くわりに、後ろから見てお客さんのノリがとてもおとなしくて少々ドキドキしてしまう。

「Kick」この曲だったかな? 今井ちゃんがヒデ側花道のかなりギリギリハジまで行ってたのですが、照明がまったく当たってない!!!!
まーーたーー? と思わず年末武道館の「鼓動」を思い出してしまう。なので暗闇の中の今井ちゃんを探すので、何をやってるのか全然分からない(泣) 途中、照明が当たる位置まで移動し見えるようになりましたが…う〜ん、ちょっと残念です。

私が特に嬉しかったのは
「MADMAN BLUES」!!! この曲もね、年末LIVEでやりそうでやってくれない曲でしてね、まさか今日聴けるとは(笑)!とビックリ嬉しかったです。この曲の今井ボーカルはいつもパワフルなんだよねー(笑)。
dtdツアーの頃、あっちゃんボーカルをジャマするかのようなパワフルな今井ボーカルにビックリした記憶がありますが、この日も更にパワーアップしてました。
「200%の負のパワー」で指を2に、「一致しな〜い」で人差し指を左右に振るのが定番でしたが、この日はありませんでしたネ。
私はやってましたけど(笑)。

「君のヴァニラ」 この曲も久しぶりー! 好きです好きです。ここでステージ後方のスクリーンにあっちゃんが登場。
あっちゃんが赤いペン(口紅?)で画面にお絵描き(笑)。最初クチビルの絵を描いて、そこからカメラを覗き込んだりしてたのですが、私は今井さんを見てて途中経過を見てなかったんですが、ふと気付くと画面は真っ赤に染まってあっちゃんが見えなくなってた(爆) あっちゃん、描きすぎです(笑)
なんで今井さんを夢中で見てたかとゆーと、ここで
黒まいまいを使ってたんですよ。この日全部で3〜4曲は使ってたんじゃないかなー?
Lucyで登場したこの黒まいまい。やっぱりBUCK-TICKでも登場しましたね! 今井さん、すっかりお気に入り?
その後の
「キャンディ」でも登場してました。あとでお友達に聞いた話だと、まだネック部分には何も文字が入ってなかったそうな。
これは来年のB-Tの曲の歌詞から入れるんでしょうね(笑)?

どの曲がどうとか細かい事は覚えてないけど、とにかく一曲一曲の照明や演出はとても綺麗に丁寧に作られてると思った。
感動しました。ネットで舞台スタッフさんのサイトをちょくちょく見てましたが、こんな素晴らしいものを作ってくれてありがとうスタッフさん(笑)!と心の中で思ったり。

個人的に
「王国」が嬉しかった。久々に聴きたいと思ってたのですよ。
WARP DAYSツアーではちょっと辛そうに歌ってたあっちゃんも、この日はとても気持ち良さそうに歌ってました。
私もとても気持ち良かった。良い曲だなーー   じーーーーん。

「幻想の花」で、あっちゃんはお立ち台に上がったんでしたっけ? この演出も綺麗でした。スクリーンにCDジャケの花の絵が登場して。その花が燃えていって。ただ、あっちゃんはわざと立たなかったのか、高くて立てなかったのか…(笑)?

「極東より愛を込めて」では、ステージの数か所からホンモノの炎が!!!! すっげーーー!!!! あ、熱そう…(笑)
メンバーの映像もスクリーンに映し出されて、炎とメンバーの映像がとてもとてもカッコ良かった。
今井さんは定位置が熱かったのか、途中で真ん中後方に移動してましたが(笑)でも後方にも炎が飛び出てやっぱり熱そうだったなー。
この曲=炎がすっかり定番になっちゃった感がありますが、これは映像化が楽しみですねー。

そしてこの日、私が一番はしゃいでしまった
「Mona Lisa」(注・はしゃぐ曲ではない)
だってまさかの別撮り映像がスクリーンに!!!! この映像がアイドル並の良い照明の飛ばしっぷりで(笑)しかも映し方がまた良い!!!
今井さんのクチビルのアップや目もとのアップや…ホンモノの本人がステージ上にいるにもかかわらず、映像を見てキャーキャー言うのもどうなんだ…(笑)って感じですが、でも本当に可愛かったんだよーーー。素敵だったんだよーー。
今井さんのクチビルって理想的な唇だと思うんですよ(真面目)。凄くキュートで可愛くて色っぽい形の唇ですよね。女性よりも色っぽいと思うのだ。映像でタップリ堪能できました。ありがとう(オイ)。
てゆーかあの映像欲しい〜〜〜(笑) ボーナストラックでこの映像バージョン入れてくんないかなぁ…しかも今井オンリーバージョンで…(爆)

「ノクターン」の演出もとても綺麗でした。曲にあってて。この曲を聴いたのも久々ですね(笑)。全然CD聴いてなかった。やっぱりこの世界観、イイ。好きです。映像化が楽しみ。

そして本編最後は
「JUPITER」なんですね。12年前のオープニングがこの曲で、12年後のエンディングがこの曲なのは偶然でしょうか?
JUPITERは元々今井さんの出番は少ないのですが、自分の出番が終わると手をダラーンとしてたまに頭をポリポリしたり、ちょっぴり手持ちぶたさな今井ちゃんが可愛くてLOVEでした(笑)←そんなところがかよ!!

余談ですが、私はま〜るさんに言われるまで全く気付かなかったんですが、あっちゃんがスクリーンにアップになった時、これでもか!って感じでアップで指輪が映されてましたねー。そうか、ステージにも指輪つけてるんだなーと思っちゃいました。そんだけ。私は別に指輪はどーでもいいです。


アンコール一曲目は
「月世界」。やた!!!! 密かにこの曲も大好きな私。発売された当時は本当に大好きでした。
久々に聴けたなー。そうそう、この曲も今井さんはテルミンなんですよねv
テルミンと固定の…名前忘れたけど固定されたギター。あの感じが大好きです。
そしてこの曲の演出もとても綺麗でした。

続く
「BRAN-NEW LOVER」は、客電もついて明るくて楽しかった。この曲だったかな。今井側花道にあっちゃん、今井さん、ヒデの三人が自然に揃ってあっちゃんが二人の肩を寄せて。ちょっと微笑ましい場面でした。


2度目のアンコール。スクリーンにメンバー映像が映し出され、あれはどこだ…?楽屋か…?と思って見てると、
よーーく見ると今井側花道横の階段からメンバー5人が揃って登場!!!!!
え!!!!! ……なんで(笑)!?!?と、もんのすごくビックリしてキャーキャー言って見てました(笑)。
今井さんはスタスタさっさと降りちゃいましたけどね(笑)。やはり今井さん的にはこの演出は恥ずかしかったのでしょうか(笑)?
照れ屋な今井さんらしいなーと微笑ましかったです。
あっちゃんはゆっくりゆっくり一番最後に歩いて行きましたね。

「いろいろあったけど、これからもよろしく」みたいな事を言って。この言葉がとてもとても嬉しかった。
あぁ…これからもBUCK-TICKは続いて行くんだよね、こちらこそヨロシクー(笑)!なんて思いつつ。

そしてなんとここでちょっぴり久々の
「PHYSICAL NEUROSE」! これはかなり意外だったかも(笑)。
こーゆーお祭り的楽しい曲はないかと思ってたから。
会場もこの日一番盛り上がってたんじゃないかなー? 後ろから見ててそんな感じでした。今井ちゃんのパワフルコーラスも健在ですねv

その後、あっちゃんはいきなり改まって「今日はみんなに相談があります」と言い出すので、いきなり動揺。
「本当はこんな事したくないんですけど…」みたいな事を言うから、何か悪い相談なのか!?!? と思って一気に不安になってしまいました。

「みんなで一分間黙祷をしたいと思います」と、あっちゃんのかけ声で黙祷開始。
一分間がとてもとても長く感じました。この日のLIVE、改めて重いものを感じましたね…。
こんなキッカケでもないと、こんな風に黙祷をする事もないフラフラした生活をしてるので、私にとってはとても貴重な経験になりました。
「BUCK-TICKのLIVEで黙祷」 これは一生忘れないと思います。

そしてラストは
「COSMOS」 そうだよね、やっぱりこの曲だよねー。
ちょっと残念だったのは、ラストの合唱部分のタイミングが全くつかめず、とても中途半端な感じで終わってしまった事。
かすかに聴こえる客席の歌声をたよりに、何度か歌おうとしましたけど、よく分からないまま終了してしまいました。
私の周り、誰も歌ってなかったよ…(^^;;; これ、ステージ側にちゃんと声が聴こえてたんだろうか?とちょっと心配でした。
映像化…大丈夫ですか(^^;?と思ってしまうような。それでもあっちゃんは「素晴らしい!」と言ってくれましたが…。

そしてメンバーが退場後、スクリーンには

「全ての亡骸に花を 全ての命に歌を」 の文字が映し出される。


今回のLIVEのテーマ…ですかね。色々と考えさせられるLIVEでした。

ソロ活動後のBUCK-TICKのLIVE!との事でメンバーも気合が入ってた事でしょう。
私的には、BUCK-TICKのメンバーのリハビリ的なLIVE…にもとれたんですけど。

全てがパーフェクト!と言える内容ではなかったと思うのですけど、LIVEのテーマとか演出等はとても良かったと思います。
「あっちゃんがやりたかった事」が出来たんじゃないかな、と。
この日のLIVEの主役はやっぱりあっちゃんだった気がします。選曲はわりと最近の曲とあとS/Nの曲が多かった印象。これが今のBUCK-TICK!って感じですかね。
恒例の年末LIVEは、昔の曲を懐かしむお祭り的なLIVEなのに対して、この横アリLIVEは今のBUCK-TICKがとてもよく見えるLIVEだったと思います。
ツアーでもなく、2DAYSでもない、一日限りのLIVEで、さらにカメラもたくさん廻ってる。メンバーの集中力も相当のものだったのではないでしょうか。

もちろん今井さんは、とても素敵でしたけど(笑)!!!! ちょっと硬いな、と思いましたけどね。ギターもパフォーマンスも。カニ歩きもなかったし(それかよ!)、そんなに廻ってなかったような。
でも、今井さんはあえてこんな感じにしてたのかもね。あーーMona Lisaの映像欲しいなー(結局そこか)

詳しくはもうすぐ発売されるDVDで堪能してください。多分、このレポでは書き忘れてる事が多々あると思われます(笑)。
久々の横アリLIVE、ありがとう!
次は年末! 止まってるヒマはないぞ! 次回は新曲聴きたいです(笑)。