<ルーツ編>

1991年「pmc」(ぴあ misic complex)BUCK-TICK責任編集号にて、
今井さんのFAVORITE ALBUMのコーナーがありました。
この選曲で今井さんのルーツがかなり分かるんじゃないでしょうか。
めずらしく(?)今井さん自身の丁寧な解説付きです。


☆=AMAZON


「INSTANT LOVE」 BOOWY  
高校出たてのころ聴いて、テクノとパンクが合体した感じで衝撃的でした。布袋さんのこの辺のギターには一番影響を受けましたね。


「エクスプレス」 ラヴ&ロケッツ   
これはラヴ&ロケッツの中でも一番好きなやつで、一番ポップだと思うんですよ。暗いのとサイケなのとのバランスもいいし。


「ネイキッド・シティ」 John Zorn   
これは緊張感があって、タイトルで好きですね。ジョン・ゾーンは曲の展開とかに惹かれますね。ハードコアジャズっていうか。


「PRIVATES PART」 ロバート・アシュレイ   ☆
これは最近目についた中の1枚で、詩の朗読みたいな環境音楽でっぽい感じで、寝るときとかベターっと流して聴いているんです。


「B-2 UNIT」 坂本龍一   
出たときは結構抵抗あったんですが、段々と良くなってきて。当時こんな実験的なことをやっていたっていうのは凄いと思いますね。


「THIS WAY TO THE SHIVERING MAN」 ブルース・ギルバート   
こういうアルバムを出せちゃうっていうのはすごく興味がある。歌モノじゃなくてノイズみたいなのを聴きたいときはコレかな。


「The KING」 ティーンエイジ・ファンクラブ   ☆
一番最近買ったアルバムなんですが、ボーカルがなくて延々ギターがノイズみたいなことをやっていて、バンドとして面白いですね。


「ナイト・ミュージック」 トーンズ・オン・テイル  
暗いダンス・ミュージックって感じで、これのギターのダニエル・アッシュって好きなんですよ。何聴くか迷ったら最近はコレです。


「ゼルダ」 ゼルダ   
コンセプトがすごく好きなんですよ。人工的で、人形が演奏しているみたいな感じで。僕は当時のゼルダが一番好きですね。


「二ウロマンティック」 高橋幸宏   
音的には暗いと思うんだけど、すごくロマンチックで当時はすごく聴きましたね。幸宏さんのソロのなかでは一番好きですね。


「HUMANITY」 ザ・マッド・カプセル・マーケッツ   
これは前からルックスで期待していたバンドなんですがハズレなかった。モダンなパンクっていうか、すごくセンスを感じました。


「STOP JAP + GO GO STALIN」 スターリン   
スターリンはこの時期のが一番好き。全然ロックンロールじゃないけどどろどろしててノれるっていう。うさん臭いところがいい。


「テクノデリック」 YMO   
これも出た当時すぐ買った。夜部屋を暗くして浸って聴くと、何かワクワクするような不思議な感じがあって、よく聴いてました。
「音楽と人」 レコセルでも紹介。つーか、コメント面白すぎ。 


「BGM」 YMO   
YMOのなかでは一番好きなアルバムで、嫌いな曲がないですね。とくに一曲目がいい。高校一年のとき買って、ずっと聴いていました。


「BLUE」 RCサクセション   
これはユーウツなときに聴くと休まるアルバムなんですよ。寝ながら聴いたりしていると妙なトリップ感があるなって思いますよ。


「NORMAL」 一風堂   
一風堂のなかで一番好きなアルバムがコレで、一風堂の中のテクノっぽい部分が一番良く出ている作品じゃないかと思います。


「THE UNACCEPTABLE FACE OF FREEDAM」 テスト・デパートメント ★   
このバンドのなかではやっぱりコレかな。ノイズなんだけどリズムがしっかりしていてノれるっていう。なかなかコワイ音ですよ。


「PLANET OZ」 INGA ★   
適当に買ってきたなかの当たりモノで、歌モノとして聴いているんですが、ハウスっぽいリズムもあり、やさしい感じがして好きです。


「NINE INCH NAILS」 プリティ・ヘイト・マシーン   
これは打ち込みなんですけど生っぽいベースが入っていたり、ちょっとヒネってあるんですよ。ここ最近、ちょくちょく聴いている。


「HELLO AMERICA」 カサンドラ・コンプレックス   ☆
これはボディ系の音を探していてたまたま見つけたんですが、ハードコアのボディ・ミュージックっていうか、カッコいい。








資料提供 裕樹さま ありがとうございました。