ケプラーの話

もどる

惑星の運動に関する法則を発見し、

1、惑星は、楕円軌道をしている。
2、惑星の面積速度は一定である。
3、周期の2乗と長半径の3乗は比例する。

という「ケプラーの法則」で有名なケプラーは、その論文を発表した当初は当時の学会からは全く相手にされませんでした。
その最大の理由は、ケプラーの論文のタイトルにあります。
その頃皇室おかかえの占星術師だったケプラーは、法則1・2が書かれた論文を「神の調和の法則」、法則3が書かれた論文を「最終的神の調和の法則」というなんともオカルトチックなタイトルで提出してしまいました。
このため他の学者達から誤解され、長い年月の間この論文は埋もれてしまっていたのです。
それから60年後、ニュートンがこの論文を発掘。現在に至ります。




もどる