2001.2/21〜4/29



2001年4月29日 小雨  赤星山決行!
                 (あかぼしやま)
「5月に入ると、もう、かたくり終わりますよ・・・・。」
と親切に土居町役場の方が連絡をくださいました。

天気予報によれば、愛媛県東予はくもりのち雨、午後からところにより雷雨・・・
散々迷った末、昼すぎまでに下山すれば、なんとかなるだろうと、決行しました。
朝、6時起床で土居インターを降りたのが、7時50分。
有り難いことにまだ、雨は降って来ない・・・。
登山口まで、マイカー(大型車は無理)で入れるので時間短縮のため入り口まで
乗り入れました。赤星山は標高1453メートルの山です。
四国で片栗の花の群生が見られる所は赤星山の山頂だけと聞きました。
山は海岸から、僅か6キロの位置に立ち上っているのでその北面は中央構造線によって
1直線に断たれ、典型的な断層崖がなだれ落ちています。
ですから、おのずと大小多数の滝に恵まれ、渓谷美の美しさはすばらしいものでした。
登山開始8:10・・・頂上まで、沢に沿って幾度も右に左にと沢を渡り、
約、4時間で頂上を目指す予定でした。
全行程の5分の3を過ぎたところで、5つめの滝、千丈滝を見るため、
本道を離れ目印のテープにそって、迂回しました。
しかし、ここは、あまり、一般的なコースではないようで
道なき道との戦いが続きました。 1つバランスを崩せば、谷にころげ落ちるような難所が
1時間以上続き、体力の衰えを感じてきました。その上、霧がたちこめ、あたりは、
まっ暗になり、視界不良と悪天候の中、テープを探さなくてはならなくなりました。
やはり、登山者が多い信州の山と比べ、まだそのあたりが整備されていないと
感じました。浮き石も多く、こんな大きいのは大丈夫だろう・・・と
思うようなものも歩いた後、ごろごろ、谷へ転げ落ちていました・・・。
かなり怖いです・・・・。
いま、思えば、去年の初夏行った石鎚登山。あれは登山ではなく、
階段登り(笑)・・・・だったくらい、整備されていました・・・。

山の天気は変わりやすい・・・。とはよく言ったものです。
去年織田裕二さんの映画のタイトルにもなった、
white out と言う山の用語どおり、雪や霧で前方の道案内のテープが
全く見えなくなってしまうのです・・・。
余談ですが、私もシアターで見ましたが、あの占拠されたダムは黒部ダムでしたよね・・・。


それを、強行すると迷い込み、遭難してしまったり事故につながるのです・・・・。

最後に見つけたテープのところから、30分位、周りを探しましたが、どこにも
次のテープが見あたらなく、残念ながら下山する決断をしました。
 あとで、分かったことなのですが、2年前の台風16号で千丈の滝から上の
道は破壊されたそうです。
帰ってから、役場の方にその旨、標識を立てるよう御願いしました。

念願の片栗が「幻の片栗・・・」となったわけで・・・・・。

また、来年の春まで楽しみをとって置こうと思います。
頂上にもう一歩というところで断念せざるを得なかったわけですが、
それまでの行程は本当に素敵でした。
頂上付近の2時間のロスタイムをふくめ、約6時間の登山でした・・・。

今回の一番のみつけものは5月の開花を間近に待つ、ヤマシャクヤクの
蕾の群生を迷った道で発見したことです。群生は急勾配だったので私のデジカメでは撮影
できませんでしたが、足元に咲いていた1輪をカメラに納めることが出来ました。



最後に・・・
初心者で赤星頂上を目指す方は、南面からの登山(2時間コース)が
楽です。ただし、途中は滝などはありませんが・・・。

  

クリックすると大きな画像がみられます。

かにさん。
道すがら足元にちょろちょろ・・・沢山出現していました。
沢ぞいの登山ならではの味わいでしょうか・・・
ほっとする、ほほえましい光景でした。
ハシリドコロ
草全体にアルカロイドと言う猛毒を持ちます。春先、山菜と間違い、食べる人があとを絶たないそうです。中毒になると、はしりまわるほど苦しいのでこの名がついたそうです。千丈滝を過ぎたところで発見。
ヤマシャクヤク
5〜6月開花
咲いている期間は4〜5日。
一斉に花を咲かせる期間も短いです。
コンロンソウ
これは、道中、沢山咲いていました。 アブラナ科
中国の崑崙山(コンロン山)の雪に例えてつけた名。
ヤマブキ バラ科
珍しくありませんが・・・・。
たくさん咲いていました。
水簾
これは、とれも幻想的ですばらしく感動しました。苔のような水草の上に糸のようにしたたり落ちています。
写真では半減なので残念です。
エンレイソウ
一見花のようには、見えません。花びらが無く、3枚のガクしかありません。
 雨で元気がないです。
イチリンソウ
はじめ、イチゲ?かと思ったのですがどうも、イチリンソウのようです。裏がピンクのものもありましたから・・。

雨が降っていたのでどの花も少し元気がないです・・。
ジロボウエンゴサク
なんともひょうきんな形が私は好きです。ちょっとぶれてしまい、ピンぼけです・・・・。m(__)m

カメラの前でもひょうきんなエンゴサクです・・。
布引滝
岩上をさらさらと、ながれる姿は優美でした。
機滝
赤星渓谷を代表する滝・・・。
落差15Mの名瀑。その姿は壮観でした。
お天気ならば河原に降りてここで、おむすびをほおばる予定だったのですが・・・・。

千丈滝
ここあたりから勾配も急になり、難所が続きました。

足元は、もう枯れ葉と枯死した木々でぐちゃぐちゃ・・・の荒れ放題・・・が延々続きました・・・。







2001年4月6日 晴れ

春本番・・・屋島教室から、眺めた陸上競技場の桜も満開です。(バルコニーより撮影)
左手には、瀬戸内海を往来する船が1日中行き交っているのが見えます。
右手には五剣山の名で親しまれている「八栗山」も望めます。
5月になると、お教室からながめるパノラマ・・・屋島の山の木々は若草色に染まります・・・・。

↑クリックすると陸上競場の
まわりの桜がよく見えます・・・。
夜になると、競技場がright upされ、桜はいっそう妖艶に見えます。








2001年3月28日 曇り 一時小雨 のち晴れ

  3月16日に国営讃岐まんのう公園にエスニックスライダーがopenしました。
子供達は大騒ぎの楽しい遊び場です。

私の今回の目的は、4月15日まで開催されている水仙コレクション・・・・。
エントランスでは、パンジーの花で包まれた、ドラ夢(ドラム)君が愛嬌良くお出迎え・・・・。
昇竜の滝(落差9メートルの人工滝)を降りて、風花の庭にはみごとな、ローズマリーの花が
咲きほころびていました・・・・・。
      おだやかな春の風とともに、園内を歩くと、どこからとなく高貴な香りがあふれていました。
その香りに導かれるように進むと、そこには、16万本の水仙が咲き乱れていました。

水仙と一口にいっても、原種及びそれに準ずるものが世界で60種以上あり、
その中から美しいものを交配して、より美しいものを作出することが300年も続いており、
現在まででその数は1万種を超えているそうです・・・・・・。
ラッパ水仙の分類に分けられるもの・・・・。八重咲きのもの・・・。
雫(しずく)型のもの・・・。房咲きのもの・・・。などあわせて、12郡類に分けられるとのこと・・・。
なかでも目に止まったのが八重咲きのレプレットというボリュームのある水仙。
はかない感じのハヴェラも気になりました・・・・・。
石井逸郎先生にサクソンブーケを習ったとき、ラッパの部分の表現に
苦労した時の事を思い出してしまいました・・・・。
やはり、よくよく観察していて、頭の中にフォルムをインプットし、
花を見ることなく、筆が自由に勢い良く、かつ、なめらかに動くことができてはじめて、
生き生きした花が表現できるものなのだと、また自分の勉強不足さを反省しました・・・・。


国営讃岐まんのう公園は、レンタルサイクルや、芝生もあり、子供から大人まで楽しめるスポットです。

http://www.niji.or.jp/home/mannou/

ドラム君                              レプレット





2001年3月18日 晴れ


今日は、ひさしぶりのよいお天気・・・・・。
なんだか、こんな日は体がむずむず・・・?してきます。
あまり、丈夫なほうではないので体力づくりと思い、
ここ数年、近くの山を散歩するようになりました。
一昨年は、黒部立山連峰にもチャレンジしてきました。
やはり、自然にふれるのはとても心身共にリフレッシュできますね・・・・。
しばらく寒くて、なかなか散歩も、おっくうでしたがこれから温かくなると、また、少しづつ
続けようと思っています。

かたくりの花が咲く頃、また愛媛の山あたりへいきたいと、思っています。
近県でかたくりが群生?するところをご存じの方・・・・。
ぜひ、メールください!!


さておき、今日も、我が家の裏山(源平の古戦場 屋島)へ登ってきました。
自宅から、南嶺に登り、北嶺へ・・・・藪こぎ?あり、洞窟あり、(少し不気味です・・・・。)
南嶺とうって変わり、北嶺は景色ががらり、と変わります。
夏になると、こんな鬱蒼とした森のなか・・・・って感じになります。
霧がたちこめた日の北嶺の山の中も素敵です・・・・。
登山者と出会うこともめったにないくらいで、自然がいっぱいです。
壇ノ浦へ降りるコースで3時間くらいの散歩コース。
瀬戸内海や、島々が眼下に見下ろせ、
こんな近くに自然があるありがたさを、つくづく感じます。

ちっちゃなお山さんですが、
よくみると、自然はいっぱいあるのです・・・・。


はこべの花畑・・・・。屋島北嶺にて撮影。










2001年3月 8日 小雪・・・

最近、春が来たのかしら・・・・と思えば、また、真冬なみの寒波・・・
まだまだ、春は遠いのかしら・・・・。

今日ポーセリンクラスの生徒さんが便利なキャリーケースをもって来られました。
C&S用なんですが・・・・。なかなかのアイディアに感心させられたので
ご紹介します。

食器用の化粧箱を改良したものなんです・・・。真ん中はトイレットペーパーの芯・・・
四隅に厚紙で▽をつくり、カップをうつぶせに入れた上から、▽の上に蓋をするように、
■に切った、ダンボールをのせ、1段つくります。
そして、その上にソーサーを置き、最後に箱の蓋を被せる・・と言う構造・・・・・。
1つの箱のなかに、カップとソーサーがコンパクトに収まります。
どこにも、当たらないのでレッスンに、これは便利だと思いますがいかがでしょう・・・・。
もっと、いい、アイディアがあったら、是非メールください。

作者:脇坂千恵子さん

 




2001年2月21日


きょう、お教室の近くのお花屋さんで オダマキの花をみつけました・・・・・。

目立つ花ではありませんが一輪ざしにさりげなく生けてみるのが大好きです・・・・・。

ピオニーペインティングでも描いています。


真上から見たオダマキ・・・・・。


苧環(おだまき)アクイレギア、アキレギア、キンポウゲの耐寒性の宿根草。
糸巻きの事を言い、花の形が似ているためこの名がついたそうです。

葉っぱの形が3つに分かれていて特徴的です。
種まきは4〜5月または、9月〜10月。


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