仏陀と龍樹の会
史上初画期的成果!!! 「仏陀・龍樹にノーベル特別賞!を」ー空思想は量子論・素粒子論により 証明された この本が「空」を史上初めて明らかにした。2000年以上の時代を超えて、 龍樹の空と量子論の世界観が一致した。 下記は2024.8.30に加筆した。空はこの十数行に要約される。 *龍樹著青目釈羅什訳の空:万物の根源が、空・無自性な存在(要素)であり、 それらの複合物(集合)がこの世界を構成している。 この複合物は自性・実体ではあり得ないので、この世界は空である。 付記するなら、複数の空・無自性な存在(要素)を如何に組み合わせても 自性・実体はできないからである。 *量子力学においては、万物の根源は複数の素粒子である。 素粒子には「粒子と波の二面性」があり、本質を持たないので、 上記、龍樹の言う空・無自性な存在(要素)である。そして、 この素粒子の複合物がこの世界を構成している。したがって、 上記龍樹説と同様、この世界に自性・実体はあり得ない。即ち、 この世界は空である。 *したがって、龍樹(仏教)と量子力学(科学)は2000年以上の時代を 超えて、一致して、この世界を空と認定した。 もちろん、空は仏陀・釈迦牟尼が悟りにおいて発見し、史上最初に提唱した 平和・平等の思想である。この陽炎のような世界で無意味な戦争を止めよう。 もちろん、核兵器を廃絶すべきである。なお、空は虚無論ではない。 以上が、本書「仏陀・龍樹にノーベル特別賞!を」の要旨である。 |
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インド大乗仏教中観派の祖である龍樹(ナーガルジュナ)が主著『中論』で示した空の思想を、現代科学の根幹を成す量子力学、素粒子論の立場から考察し、その本質を解き明かそうとする一冊。青目釈・鳩摩羅什訳の漢訳テキストを分析し、龍樹の根本思想である縁起・無自性・空と最先端の現代科学の世界観が一致すると主張する。 (仏教タイムスの書評) 仏陀・籠樹にノーベル特別賞!を 空思想は量子論・素粒子論により証明された 岡野博一 岡野真之 岡野誠著 科学と宗教は対立すると見られがちだ。一方で仏教は科学と親和性があ るとされる。科学者との対談を重ねてきたダライ・ラマ14世もそうした 発言をしている。本書の著者たちは工学・理学博士であり、ダライ・ラマ とは逆に科学的知見による仏教の再検討が可能な立場に位置する。その到 達点が副題「空思想は量子論・素粒子論により証明された」である。 本書では、龍樹(ナーガルジュナ)の『中論』とその解説書である青目 釈羅什訳『中論』(漢訳)が展開する空・無自性の世界観と、量子力学や量 子論・素粒子論の世界観が一致していることを示す。T部「仏教」で空思 想を解き明かし、「仏陀・龍樹は、複数の素粒子のような存在が空・無自性 な『一切法の根源』であると考えたに違いない」という結論に至る。 この「一切法の根源を基底に、U部「現代科学による世界」で素粒子論等 から証明を試みる。仏陀・龍樹の時代には量子論はまだなかったが、すでに 見通していたということになろうか。 本書の「はじめ」に「戦争反対、核兵器廃絶等に本書が役立つことを祈念 する」とある。著者は広島出身。その被爆地から本書が編まれたのも何か の縁だろう。(A4判・20頁・価2200円) 申込みは著者(☎/FAX082−842−4587)まで。 著者の主張: *世界は素粒子の複合体、素粒子の集まりである。人間は皆平等、財宝や土地も素粒子、奪い合っても無意味である。一度の貴重な人生を平和のうちに助け合って各自が意味のある価値ある人生を送ろう。 戦争を無くし、核兵器を廃絶しなければならない。今、人間は動物以下の存在だと思う。人間だけが武器を持って殺し合う。ライオンの家族は助け合い、優しくなで合っている。その表情は極めて優しい。 仏陀は我々に、神に成れとは勿論言わない。仏に成れとも言わない。 では、何に成れと言っているのか。それは人間に成れと言っているのだ。いまの人間は猛獣や虫けらに成り下がっている。全ての生きものは平等だ。しかし、人間はその平等以下なのだ。平和宣言には、空と量子論が一致した。2000年前に、仏陀と龍樹はこの世界が「空」 と悟った。平等で平和な世界に我々は生まれている。しかし、人間の欲望、無知がこの世を苦にしている。科学の平和利用が必須である。 兵器を開発している人々は科学者ではない。こう叫ぼう。
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工博・岡野博一 理博・岡野真之 工博・岡野 誠 共著 |
定価2,000円(税別)A4判 20頁 文字12ポイント ISBN978-4-9903100-3-5
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龍樹の思想