◆◆◆野外ライブ初体験記◆◆◆
今まで「野外ライブ」と言うものに参加した事が無かった私たち夫婦。
これを機にたった一日の出来事を「来年」のために残しておこうと決めました。


<<<8月25日(土)晴れ/時々曇り/ちょっと雨>>>
5時・・・・さとちゃん起床。「The STANDARD」を聞きながら朝食の準備。

6時・・・・さとちゃん@旦那起床。さとちゃんあまりの緊張でやや、食欲なし。
      冷凍していたお茶(ペットボトル3本)など、荷物の最終確認!(肋間神経痛の為、お薬もね。)

7時30分・・近くの駅まで、舅の車で出発。

8時2分・・・・ひかりレールスターで「岡山」から「広島」へ。

8時45分・・・「広島」到着。南口へ直行!「サンマリ行き」のバス停には、すでに人の列が出来ていた。

9時40分頃・・「広島西飛行場行き(サンマリ行き)」バス、たくさんの人を乗せて出発。
      路線バスゆえ一般の人も乗ってるし、乗って来るしで、不安に思ったが約30分程で到着。(大人230円)

10時20分・・バスを降りて5分ほど歩いた所で「会場」らしきものが見えてきたがすでに100Mほどの列が出来ていた。
      炎天下に路上で待つ身の辛さ、帽子かぶっててよかった。扇子持っててよかった。お茶、凍らせといてよかった。

11時頃・・・ぞろぞろと列が前進し始める。ちょっと振り返ってみたら私たちの後ろには、もっと長ーい列が出来ていた。
     会場前にて整理番号順に並ぶように指導。私達は「4213・4214」だったので「4000番」のプレートを持った人の後ろに並んだ。
     この作業、結構時間がかかった。(何せ、すごい人だもんな)

12時30分・・開場。Aゾーンセンターに陣取る。すぐさまさとちゃんは「トイレ」へ。たくさん用意してあってイイ感じ。
     奥田民生さんグッズを速攻ゲット。昼食に「おにぎり、から揚げ」を購入。
     地面は砂地に草がちろちろ生えているような所。ナイロン袋を敷いて座り込む。
     こんな時はやはり、ジーパンにT-シャツ、スニーカーがいいね。
     なかにはスカート、ブランドバック、ヒールの高いサンダルなんて人も居たけど・・・どーかねー。
     Aゾーンなのに、レジャーシート、クーラーボックス、おまけにビールだして飲んでる人も居たりして!(怒)
     ライブが始まってもそんな事をしてる人が居ました!邪魔だし、超危険です。

13時頃〜オープニング・アクト〜
    「Bivattchee」「shame」「チェンバロ」(座り込んだままうたた寝してたが、チェンバロで目がさめ立ち上がった。)

14時30分〜開演。「くるり」

    〜インターバル・アクト〜「キセル」

     「RIZE」
     「↑THE HIGH-LOWS↓」
     「奥田民生」
     「SHERBETS」
     「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」

18時45分頃・・新幹線の時間があるため、私達は「奥田民生さん」終了後、会場を後にした。
     バス停まで行ってみると「広島駅行き」のバスが「無い」(20時30分頃から増発便を運行となっている!)
     仕方が無いので「広島西飛行場」まで歩く。(20分位歩いたか?でも、他にも沢山の人がそうしてた。)

19時18分・・「広島西飛行場」から路線バスで「広島駅」へ向け出発。(大人240円)
     「広島駅」に到着してすぐ新幹線の切符を購入。駅ビル内にあるお店「野球鳥」で「広島風”辛い”つけ麺」を食べ、
     お客さんをも巻き込んで「民生自慢」に花を咲かせる。(生ビールもうまかった) 

21時12分・・・500系のぞみで「岡山」へ。

21時47分・・・「岡山駅」到着。タクシーへ乗り込む。

22時10分・・・帰宅。グッズを広げて今日一日の労をねぎらい合う。

          
     サウンドマリーナ2001アーティストグッズ
■奥田民生■
モスクワサーフィン連盟非公認Tシャツ
(ネイビー・レッド)[Jr-L,M,L]・・・各\3,000
The STANDARD Tシャツ[Jr-L,M,L]・・・各\3,000
OT ビーチサンダル[S,M,L]・・・各\1,500
The STANDARD CAP[フリーサイズ]・・・\3,000
OTフローティングキーホルダー(MENTHOLe)・・・\800
2001 SUMMER イベント参加記念タヲルセット(3本組)・・・\1,000




サウンドマリーナ股旅記〜民生と海風は最高〜

本当に行くのか!一度くらい野外にも参加しとこ。大丈夫・・・。
友達に言ったら「暑いし大変、気をつけてなー。」 
 当日の朝まで不安であったが、昨年5月に倉敷市民会館で奥田民生氏に逢って以来のチャンスと言う事で、新幹線に乗りいざ広島へ。
駅前のバス乗り場には「サウンドの方こちら〜」のバスのおじさんの声の元に、数人の若者がすでに並んでいた。
バスから降りると「観音マリーナ」である。もう列が出来ている。「開場まであと2時間半もあるで」と道に座り込んだ。
少し曇っているとはいえ、時折照りつける太陽は「あー、本当に来てしまった。」と、僕をあきらめさせるのに充分な暑さだった。
どのくらい座っていたのか?人がゾロゾロ動き始める。奥に進むにつれステージ上のライトが見えてきた。
「ああ、本当に来てしまった。」また思った。
Aゾーン「4213・4214」整理番号順に並んだ。「何番ですか?」「僕が前だ」「あっ前へどうぞ」
いい加減で列が出来始めた頃テントの向こう、見えないステージから
「イージュー★ライダー」「さすらい」「The STANDARD」のリハ音が聞こえてきた。
民生の声、ギターの音「お〜、本当に来たんだぁ〜。」 いつの間にかノリノリだった。
もう帰ってもいいかな〜と一瞬思うくらい感動したね。暑くなかった、その時は。
ゲートが開いて、皆が小走りにステージに向って行く。ビデオで観た事のある光景だった。
Aゾーン、ステージから約25mセンターに陣取ったよ、僕達は。
チェンバロなどの前座が終わり、くるり、RIZEと続いた。僕にとっては、はじめて見る人、聞く曲ばかりなのに
身体が揺れ、手が少しずつ上がり始めた頃「↑THE HIGH-LOWS↓」が「21世紀音頭」と言う曲で登場。
周りを↑THE HIGH-LOWS↓ファンに囲まれ、じっとしている事に危機感を感じた僕は精一杯手を揚げ、声を出した。
甲本君の「動き」と「P----」には驚いたが・・・。(ちょっと↑THE HIGH-LOWS↓ファンになった)
セットチェンジがされ「しーたかドラム」「斎藤さんのキーボード」が出て来た。
そして、民生さんのギブソンレスポールが出て来た時「あー、本当にきてよかった」と思った。
ステージ左から奥田民生さん、古田さん、斎藤さん、長田さん、根岸さんが出てきた。
一曲目「なに?この曲」と、一瞬身体が止まったが「なんでもいいわー」身体が動き出した。
「トランスワールド」「イージュー★ライダー」「マシマロ」(一段と盛り上がる)「The STANDARD」(危うく涙がポロリ)
「今年も来れて、うれしいです。」と一言MCあり。「僕もうれしいです。」と心の中で一言。
「たばこのみ」「最後のニュース」と続き、「手紙」で猛烈に感動。涙がポロリ×2。「恋のかけら」は一緒に全部歌い、「さすらい」はもっと大声で歌った。(ような気がする)
周りの人なんて気にならなかった・・・少しも気にならなかった。(ミニ情報・・舞台左端に山ケン、杉村さん発見!)
民生とバンドメンバーがステージから消えてゆき、奥田民生の歌と海風と共に2001年の夏が終わった。
やっぱ来てよかった。36歳、頑張って良かった。

「The STANDARD T-シャツ」「サウナ ニューオクダタオル」「キーホルダー」も手に入れ満足満足と口にしながら広島駅に着き、先日民生氏が「HEY×3」で紹介していた「つけ麺」を食べて帰ろうと言う事になり「野球鳥」と言うお店に入った。
言ってた通り美味かった。「ふざけたむすびBy100円」も美味かった。店の人に自慢した、隣の席の人にも自慢した。スーッとした。 36歳になったが、若い人の中でライブに参加する事に自信がついた。
11月17日倉敷、12月22日広島も、楽しむ。 家に着いた・・・・寝た。笑いながら寝た。次の日起きたら、鼻の頭が真っ赤だった。
想い出だ。

<文・さとちゃん@旦那>
サンマリ2001にて



        奥田民生ライブ・れぽ