第十章 「self-sacrificing spirit」


布団で考え込む綾香。 ●挿絵4
自分の部屋に上った綾香は、
制服を脱ぐ気力もなく
そのままベットに倒れこんだ。

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●挿絵5
諭すように言う綾香の表情は、
あの日の母親の面影と重なった。
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高知へ向かうバスの中で祈る綾香。 ●挿絵6
・・・彩賀君、どうか無事でいて・・・!
既に掌に握ったハンカチは汗で湿っていた。
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