チョーク芸人への道

デビゥ編


2008 8月23日(土)

小4の生徒が、ろくに歌詞も覚えていないのに「崖の上のポニョ」の歌を歌おうとして、

「ポーニョ、ポーニョポニョ、

ポニョポニョポー

と、分からない部分をすべてポニョでカバーしていて神でした。


8月2日(木)

地理の定期テストより。

Q.「寒帯に属し、最暖月平均気温が0℃以上10℃未満の気候を何というか。」

A.「ツンデレ気候」

超萌えじゃん!


7月10日(日)

今日聞いた話によると、私の母校であるK中学校の生徒手帳には、校則に

「廊下をスクーターで走らないこと」

というのがあるらしいです。


3月14日(水)

この日は公立高校の合格発表でした。私の職場における今年の結果は、去年のように「全員合格」というわけにはいきませんでしたね。
中3の生徒をとりまとめる立場にある私は、合格者よりもむしろ不合格者について、「なぜ不合格だったのか」とか「もっといい指導はできなかったのか」など、後悔が尽きません。
例えば生徒の志望校に対して、本人の学力が著しく足りていない場合、理想でいうと本番までに必要な学力をつけさせるのがベストなんだけど、現実にはそんなに一生懸命やる子はめったにいなくて、多くは志望校を変更することを勧めることになります。
ただまれに努力に努力を重ねているのに、成績が上がらない生徒とかいると、指導にどうしても迷いが出てしまいます。
行きたい学校を受験して玉砕するのと、第1志望ではないけれどきちんと合格を手にするのとでは、本人にとってどちらが幸せであろうかって考えると、人によってどちらもあり得るよな〜と思うんですよ。
合格という結果を重視するのはオトナの論理であり、実際に私の仕事内容でもあるんですが、頑張っている人に

「頑張ってももう無理だから志望校を変更しましょう」

とはなかなか言えないもんです。
とはいえ、それなりに何年もこの仕事やってると、感覚みたいなのが自然に身についてきていて、「危ないな〜」と思った生徒はたいていスベっちゃうんですよね。
いちばんあっちゃいけないのは、玉砕した後で「やっぱり志望校変えときゃ良かった」と思われることで、これは結果が出るまで失敗したときのことを本気であんまり考え抜いていないよね。
まだ中学生の本人はともかく、費用をまかなう親はある意味、人生をかけて塾にやって来る訳で、それ考えると不合格は人生や家計の予定を狂わせてしまうので、やっぱり迷いつつも志望校を変更させた方がいいのかなー?
「そんなオトナな行動でいいのかオレ?」と、今年も自分に問いかけています。


2007 2月9日(金)

中3はそろそろ受験。推薦試験から帰ってきた生徒との会話。

オレ「面接、うまくいった?」

生徒「それが、想定外の質問がきて、全然ダメでした。」

オレ「どんな質問?」

生徒「志望理由はなんですか。

それって王道中の王道じゃん!!何を想定してたんだろう…?

オレ「で?何て答えたの?」

生徒「面接の練習に来ました!

オレ「…これが本番なのにー。で、面接官の反応は?」

生徒「笑ってました。」

そんな彼も見事合格しましたよ。良かった良かった。


12月26日(火)

小3の授業。

オレ「サンタさんに、何をお願いした?」

生徒「本物のポケモン!

オレ「え?ポケモンって、想像上の生き物じゃないの?」

生徒「違うよ!見たことあるもん。」

オレ「どこで?」

生徒「チチヤス!」

オレ「…それは思ったより結構大きかったでしょ?」

生徒「うん。おとなの人と同じぐらいの大きさだったよ。」


「実は中に人が入っていて…」とはさすがに子供の夢をぶち壊すと思い、言えませんでしたよ(^^;


11月7日(火)

小3の授業でのこと。

オレ「ドラえもんに出してほしい道具はなんや?」

生徒「この世から、勉強をなくすスイッチ!

オレ「そんなコトしたらオレの仕事がなくなっちゃうだろー!」

生徒「それは、仕方がない。

(´Д`)


10月7日(土)

またまた慣用句の問題。
非常に恥ずかしい思いをすること。…「○○から火が出る」

生徒( ゚д゚)<しり!

先生「辛いもんでも食ったか?」

正解は、「顔から火が出る」でした。


9月30日(土)

慣用句の問題。
うまいことがあって、またそうならないかと期待すること。…「○○をしめる」

生徒( ゚д゚)<くび!

先生「死んじゃうだろ!」

正解は、「味をしめる」でした。


9月27日(水)

生徒のノートの表紙に、スヌーピーとおぼしき絵が描いてありました。
しかしその絵の下には、

スノーピー

と書いてありました。
おそらくSNOOPYをローマ字読みしたと思われ…
落書きの題材にするぐらい興味があるのに、その名前を知らないのは不思議だなぁ。


9月26日(火)

こないだの日曜日にあった模擬試験より。

Q.「教育、科学、文化の発展と推進を目的として、1945年に設立された専門機関を、カタカナ4文字で書きなさい。」

A.「コクレン

コクレンは普通、漢字だろ〜
ちなみに正解はユネスコでした。


9月25日(月)

今日は9月下旬にしては暖かい日でした。
遅刻ギリギリでダッシュで塾にやって来た小3の女の子の生徒が、タオルで汗を拭いていました。

オレ「おっ、ハンカチ王女ですな!

生徒「そんなんじゃないもん!

それっきり、その子はハンカチをしまい込んでしまいました(^^;
なんか、すごく悪いコトをしてしまったような気が…


9月22日(金)

夏期講習の終わりには、生徒に対して「アンケート」なるものが実施されます。
授業の分かりやすさとか、改善して欲しい点などを書いてもらうのですが、先日その集計結果が各先生のところに返ってきました。
その中に、

 「くろまて先生に、早く結婚相手を見つけてあげてほしい。

とか書いてありました。授業と関係ないじゃんかー!


9月8日(金)

 Q.「世界の四大文明を答えなさい。」

 A.「黄河文明・エジプト文明・メソポタミア文明・アディダス文明

…なんか、スポーツとか盛んそうだよね。


8月22日(火)

理科の先生が、生徒に「対流」を身のまわりで体験してもらおうと、

「晩ごはんのとき、みそ汁が対流しているところをよく観察してこい」

という宿題を出したそうです。
そして翌日。

先生「ちゃんと観察してきたか?」

生徒「やろうとしたらお母さんに、『ぼやぼやしてないで、さっさと食べなさい』って怒られたー」

これを聞いた理科の先生は、「まずおかずをゆっくり食べて時間をかせげ」と、よく分からない作戦を伝授していました。


8月10日(木)

 Q.「…この頃仏教とともに日本に伝わったものは?」

 A.中華料理

「ひょっとしたら…」と一瞬思わせる説得力がありました。


7月11日(火)

ある小4の生徒の上ばきがなくなっていました。
よ〜く捜してみると、傘立ての裏側などというありえない場所にその上ばきはありました。
恐らくクラスの誰かがイタズラで隠したんでしょうが、こんなとき犯人を突きとめようとして、

「やった人、手をあげなさい。」

なんて言っても誰も手を上げる訳がありません。そこで一言。

「みんな知ってるか?人のモノをかくすと、髪の毛が立つんだぜ?

最初に髪の毛を気にしてさわったヤツが犯人です(断言)。


7月6日(水)

 生徒「先生!知ってる?今朝ねー、北朝鮮がデコポン発射したんだよ!!」

 オレ「テポドンじゃろうが!

空からミカンが降ってきたら、それはそれで怖いけどなぁ。
ちなみにこの生徒、前回の「たんじる」発言の女の子です。
天然モノには勝てんよ…


6月28日(水)

定期テストの勉強をしている生徒のノートに、「胆汁」という言葉が書いてありました。

 オレ「これ、なんて読むの?」

 生徒たんじるー! (お約束)

さらに、

 生徒「たんじるはねー、胃を溶かすんだよー。

間違いだらけじゃないか(`ω´)!


6月10日(土)

 オレ「はーい、34ページの問題6を解いて〜」

 生徒「ええー!この問題、ムズすぎる〜」

ここで私は、おもむろに人差し指を立て、長州小力風に

  ムズくないですよ

と、渾身のギャグを言い放ちました。
………。
ちくしょう、こんなときに限ってマジメに問題解いてやんの。
オイラのギャグは完全にスルーされました。

(´・ω・`)ショボーン


6月9日(金)
英語の授業中、問題文中に sushi というのが出てきました。そこでちょっと雑談。

 オレ「好きな寿司ネタはなんや?」

 生徒茶碗蒸し!

 オレ「それは寿司ネタぢゃねぇだろ!」

 生徒2個は食べるよ。


全然人の話を聞いてません(´д`)


6月8日(木)
中2の生徒が学校のかばんからプリントを取り出して自習をしていました。
その中に、なんか英語の歌詞が書かれているプリントがあったので手に取って見てみると、それは往年の名曲、カーペンターズのイエスタデイ・ワンス・モアでした。学校でリスニングの教材として使用されたらしいですな。

 オレ「この曲を歌っているのは誰?」

 生徒「えっと、カーペンダッツ!

 オレ「アイスクリーム屋かー(゚д゚)! カーペンターズだってば。」

 オレ「ちなみにカーペンターって、大工さんのことだよ。覚えとけよ〜」

 生徒違うよ!カーペンターズは大工じゃなくて、歌手だよ!


5月11日(木)
 Q.犬養毅が暗殺された事件は?

 A.五・・五事件

この時期、国語で俳句とか習ってんのかなぁ…


'06 5月9日(火)
ウチの職場に、新卒の先生が期間限定で研修に来ました。これから各教場をたらい回しになるのかな?
高いやる気と微妙な実力がなんとも初々しいです。
この日はもうすぐ保護者面談の時期というので、2人1組になって1人が保護者の役で予行演習をする(これを「ロールプレイイング」という)日どりの話を職員会議でしていました。
そのときの新人さんの発言。

「すみません、そのロールプレイって、どんなプレイですか?

いや〜その言い回しはなんかフーゾクっぽいよね。
結構行ってるのかなぁ(笑)


12月20日(火)
今年の小3の生徒たちは、全員サンタクロースの存在を信じているようで、とてもほほえましいです。
ある女の子の生徒はサンタさんに欲しいものを書いて机の上に置いてから寝たらしいのですが、その手紙には、

シマウマがほしい

と書いていたそうです。(^^;
翌朝、サンタさんからの返事が机の上に置いてあって、それには、

もうトシなので、アフリカからシマウマを持ってくるのは重すぎてムリです。

と書いてあったそうな。
サンタさんも大変だなぁ。


10月10日(月)
全国的に運動会の季節ですが、他の先生から聞いたところによると、郊外の生徒数が多いマンモス小学校などでは、観覧席の最前列から、わが子の勇姿をホームビデオで撮影するためには、なんと午前2時ぐらいから学校の正門前に並ばないといけないらしいです。
その先生は午前3時半ぐらいに並びに行ったところ、すでに14人並んでいたんだって!
これってクレイジーですよね〜?
まあ〜、日本が平和な証拠かなぁ。


8月24日(水)
夏期講座中は小4に理科も教えます。
「こん虫」とかやるんですが、さすがに小4ということもあって、オトナにとっては「基本だろ」と思うことも、子供にとってはそうでもないんですね〜。

オレ「こん虫のからだの3つの部分をそれぞれ何ていうの?」

男の子顔、胸、おしり!

正しくは「頭、胸、腹」です。
この子は将来、かなりの女好きになるのではないかと思いました。
流川で、たくさんの夜の蝶とたわむれている姿が目に浮かぶなぁ。


8月2日(火)
 Q.原子爆弾の材料は?

 A.石炭!

もし原子爆弾が石炭で作られるなら、世界の歴史は変わっていただろうよ…。


7月9日(土)
 Q.ロシアの大統領の名前は?

 A.ピータン

…つくってないよ!実話だよ!
思わぬ中華料理2連発だなぁ。


5月25日(水)
現在、各地の中学校では1学期の中間試験の真っ最中なのですが、中1の英語とかは、まだ習ったことがアルファベットと簡単な単語ぐらいしかありません。
このため、問題を作成する先生側としては、出すものがなくて毎年工夫を凝らした問題を作っていかなければなりません。
また塾側としては、どこからどんな問題が出題されるか読みづらく、困りものです。
今年の問題と、生徒の解答。

 Q.身のまわりにある英語をカタカナで書きなさい。

 A.チャーシュー

……。


5月19日(木)
四字熟語の問題。
Q.「欠けたところがまったくないこと。」

A.「完全不欠

なんかばっちい感じです…。


4月1日(金)
4月1日といえば、エイプリルフール。毎年多くの先生が授業でウソをつきます(^^;
その多くは「俺んち大富豪」系ですが、今年私が小4にした話はちょっとひねりました。

オレ「いいか〜、そこの窓の向こうに山が見えるだろ?あの山のふもとには、オレの巨大ロボが眠ってて、たまに夜中とか出動して悪と戦ってるんだよね〜。」

生徒「絶対ウソじゃー!!

オレ「いやいや、ホントだって。この携帯電話であの山に向かって電波を飛ばすと、格納庫が開いて巨大ロボが出てくるんだってば。」

生徒「じゃあ、今やってみてよ。」

オレ「いやぁ、やってあげたいのはやまやまなんだけど、実は『地球の平和がピンチになったときしか、使っちゃいけない』って言われてるんだよね〜。」

生徒「誰に?」

オレ「小泉総理。」

生徒「絶対ウソじゃー!!

…こんなヨタ話で20分ぐらい授業をツブしました。
まぁ、こういう話はエイプリルフールに限らずやってますな(^^;


3月6日(日)
Q.「1543年、(   )人が種子島に鉄砲を伝えました。」

A.「ザビエル人

どこの星の人だよ?
明日入試なのに…(T T)


2月14日(月)
毎年バレンタインデーになると、女の子の生徒がチョコレートをくれます。
今年はだいたい10人ぐらいからいただきましたが、今年は例年よりも「手作り」が多かったです。
小学生の作ったチョコやクッキーは、形とか正直ぐちゃぐちゃで、なんだか悪魔の食い物みたいになってて「食っても大丈夫なのか?」と不安になりますが、まぁチョコだと溶かして型に流し込むだけなので意外と普通の味がします。
ただクッキーの場合はおっかなくて、全然甘くなかったり、異常に苦かったりして、なんか実験台にされてる気分になれます。
実は私、甘いものはあまり食べないので、もらったチョコはだいたい週に3粒ペースでしか食べないため、去年などは全部食べ終えたのは7月でした(^^;
こんなとき、中3ぐらいになると気が利いてて、
「先生は甘いものダメなんでしょ?」
と、手作りの肉まんとか作ってきてくれて、もうホントにありがたいことです。


12月10日(金)
小3のクラスの授業でのこと。ふとしたことから血液型の話題になりました。

オレ「○○さんは、血液型は何?」

女の子「え〜っ、忘れた。でも確かC型だったかも知れん。」

オレ「おまえは肝炎か?」


12月2日(木)
中学生は現在、期末試験のまっただ中ですが、試験範囲には「時事問題」と呼ばれるものがあり、迷答珍答が続出します。

Q.最近亡くなったパレスチナの指導者は?
アラファト・ギチョー

「議長」部分も名前の一部だと思っていたらしい。

Q.田臥勇太が日本人初のプロ選手となったアメリカプロバスケットボールリーグの名称は?
FBI

捜査するんか?正しくはNBA。「田臥勇太」の漢字練習だけしっかりやってた人は裏をかかれたようです。


11月8日(月)
塾の話とはあまり関係ないですが、職場の理科の先生が時計を買おうと、時計屋さんに行ったそうです。
ショーケースの中に電波時計が2つ並んでいたらしいのですが、その2つの時計は互いに時刻が2分ぐらいズレてたそうです。
それってどうよ?
結局その時計屋で買うのはやめにしたそうです。


10月6日(水)
社会の問題で、
「オリンピックの直後に、同じ場所で開催される競技大会の名前を書きなさい。」
という問題に、

「ポロリンピック」

と解答していた生徒がいました。
競技種目に「女子水中騎馬戦」とかありそうだよね。


9月9日(木)
午前中、年に1度の健康診断がありました。
私は生まれて初めてバリウムを飲みました。予想していたよりはマズくはなかったです。水でといたカタクリを飲んでいる感じ?
バリウムと一緒に、胃袋をふくらますための「発泡剤」という粉末も飲むのですが、順番待ちのとき、私の前に並んでいた同じ職場の理科の先生は、係の人から「げっぷはガマンしてくださいね。」と言われて、

「ゲェフ!!」

と、げっぷで返事をしていて神でした。


8月20日(金)
お盆になると、生徒たちとその家族の多くは帰省や旅行などで毎年塾を休んでしまうので、授業が先に進めないということもあり、塾が1週間お盆休みになります。
今週はその休み明け第1週でしたが、小4の生徒が
「これ、おばあちゃん家に行ったお土産!」
と言って私にビンをくれました。
なんだろうと思って手にとってよく見てみると、中にはセミの抜けがらがいっぱいつまってました。
(´д`)


7月24日(土)
小4の男子生徒に、5回連続で宿題を忘れやがった子がいました。彼は「言い訳の天才」で、いつもその場をうまく逃れる言い訳をいうのです。
1回目。

「ちゃんとやったけど、家に忘れました。」

まぁこれは、オレもよく使ったなぁ。バレバレだけどね。「家に取りに帰ってこい」とか言われると、顔が引きつったりして…。
2回目。

「家で宿題をやろうとしたら、プリントがありませんでした。」

彼は彼なりに「同じネタはまずい」と思っているらしく、同じ言い訳はしてきません。
これも「キミのかばんの中を、オレが探してやろうか?」とか言われると、顔が引きつったりして…。
3回目。

「お母さんが答えあわせをしてしまったので、もう持ってこなくてもいいのかと思ってました。」

ここら辺からだんだん苦しい言い訳になってきます。さすがにネタが切れてきたか?
「なんでオレしか知らない答えをお母さんが答え合わせできるの?」
と尋ねると、
「それは、小4の問題でカンタンだから。」
という、ニクい答えが返ってきました。
4回目。

風に飛ばされてしまいました。

どんな暴風だよ!
5回目。

犬が食べてしまいました。

お前んトコのペットはヤギか!?
結局、おうちに電話してお母さんの徹底管理のもと、彼はちゃんと宿題をしてくるようになりましたとさ。
これは実話ですよホント。


5月31日(月)
職場の塾にローカル民放局のHOMEテレビが取材に来ました。
「12歳の子供の日常」を撮影したい、とのことでしたが、よりによってこの日の夜の授業は中1。燃えたね。
オレ的には撮影されているという緊張よりもむしろ、

「ふざけた授業したら社長に怒られる!」

という、また違った緊張感がありました。
撮影中は、生徒たちがワザと
「先生、宿題を忘れてたら今日もシバかれるんですか?」
とか、
「問題まちがえたら血祭りですか?」
などと、初めて聞く人にはまるで私が悪の代表みたいなコトを言ってきてアセりました。
「私はそのようなコトは、言ったこともしたことも一度もない!」
と嘘っぽい言い訳もしたりして、常に笑いに包まれていましたが、まぁここら辺は全部カットでしょうな。
後で、隣の教室で授業をしていた先生から
「やけにカタい授業でしたね〜。いつもと違って。」
とか、それでも言われました。
ちなみに放送は、6/7(月)16:50〜「Jステーション」という番組だそうですが、プロ野球の関係で次週以降に延期されることもあるそうです。ちょっと宣伝。
パリオの店員やってた頃も何度かテレビに出演しましたが、ま〜世間はオレを放っておかないよね。(^ ^ゞ

2月某日(?)
今年の修道高校の国語の入試問題には、浜崎あゆみの歌の歌詞がそっくりそのまま出題されました。
従来の国語の問題からは想像もつかないハイブロウなセンスにもびっくりしましたが、「ただ勉強ができるだけのヤツはいらん」と修道が言っているようにも思えました。
今年の修道高校の入試は広大附属の入試と重なってしまい、最近の不況もあいまって、受験者数が相当少なかったようで、どの学校も変革が求められているみたいです。国立の方が安いもんね。
ところで、著作権料ってちゃんと払ってるんでしょうかね?

1月25日(土)
現在、中3は学年末テストの真っ最中ですが、塾で保健体育の試験勉強をしていた女の子が、

「先生、膣分泌物って何ですか?」

という、すごく答えるのが恥ずかしい質問をしてきました。
オレ「う〜ん、よく分かんないから、○○先生に聞いてみて。」
そして、その子はいろんな先生をたらい回しになってました。
ちょっとかわいそうだったかな?
夜になって生徒が帰った後、他の先生たちとの会話で、
「ちなみに私が中3だった頃は、そっち方面はかなりの興味がある年頃だったので、特に勉強しなくても余裕で知ってたんだけどなぁ。男子はみんなそうじゃないですか?」
と言ったところ、他の先生たちから「博士」というアダ名をもらってしまいました。
12月29日(月)
中3の生徒2人が授業の合間の休憩中、
「てぶくろの反対、な〜んだ?」
と、いまどき小学生でもあんまりしないような古典的な会話をしていました。
しかも、その質問をされた方の返答が、

「…あしぶくろ?」

そんな答えじゃ、6回叩けねぇじゃねえか!!
12月27日(土)
中3の生徒に志望校を書かせていたところ、「高陽東高校」と書くべきところを、
「高陽高校」
と書いていた生徒がいました。
自動車学校か?
12月26日(金)
小4の授業中に、生徒に
「キミたちの家に、サンタさんは来たかな?」
と質問したところ、

「お父さんが『今年はボーナスが少なかったのでサンタさんは来ない』って言ってた。」

というリアルな解答をした生徒がいました。
この生徒は、どこまで理解して言ってるのかなぁ…。
12月20日(土)
かつてうちの塾の小6の生徒だった子が、冬休みに入ったということで、久々に塾に顔を見せに来ていました。

オレ「ちょっと見ないうちに、背が伸びたなぁ。何センチぐらい伸びた?」
「はい、160センチです。」

伸び率は全一クラスだな。
12月16日(火)
生徒が「lakeってどういう意味ですか?」というので、
「みずうみだよ。」というと、
ノートに「水海」とメモしていました。
この子は英語の前に国語かもしれん…
10月7日(火)
私がガキの頃は、酸性・アルカリ性の基準は「ph」と書いて「ペーハー」と読んでいたのですが、現在はこれを「ピーエイチ」と呼ぶことになっているそうです。
違和感あるなぁ。
また、「グラム重」という単位にいたっては、存在しないそうです。
化学の世界は、毎年少しずつ世界標準にシフトしているそうです。
だから、理科の問題集は常に最新のものを使用しないといけないらしいです。つらいな〜。
9月30日(月)
職場の理科の先生が言ってましたが、糖尿病の人が立ちションすると、アリがたかるそうです。
「本当なんだって〜。信じてよ〜。」とか言ってたので、真実でしょう。
9月19日(金)
「take care of〜」で「〜の世話をする」という意味ですが、コレの発展的な形で「take good care of〜」(よく〜の世話をする)というのがあります。
これを、
「〜をかわいがる」
と訳しやがった中3の女子がいました。
「超」って…。
9月12日(金)
中3に模擬試験の結果を面談付きで返しました。
受験学年ということもあって、そろそろ気合いを入れてもらわないといけないのですが、当の本人たちはいたってのん気で、全っ然勉強してない奴なんかも結構いるので、ちょっとおどし気味の面談となりました。
そんな中、成績が全学年の中でケツから2番目という、ヤバすぎるノーテンキな女の子との面談でのこと。
志望校の判定がオールD(合格可能性20%以下)だったので、喝を入れるべく、
「マジでやばいって。このままだと行ける高校ねぇぞ。」
「でも、20%ってコトは、100回受けたら2回は通るんでしょ?」
20回じゃボケェ!」
すみません。数学教えてるのオレです。補習は確定か…。
9月5日(金)
最近、6万年ぶりに火星が地球に大接近しましたが、英語の授業中に
「ところで、火星って英語で何ていう?」
と質問しました。
オレ「確か、キミらがガキの頃はセーラームーンとか見てたから、楽勝だろ?」
生徒「…FIRE STAR?」
8月12日(火)
塾そのものはお盆休み中ですが、中3生徒の要請を受け、この日は「学校の宿題をかたづける日」ということで出勤しました。
私は宿題で分からないところの質問を受ける役だったのですが、
「先生!この問題、インドの場所は分かるけど、ネシアの場所ってどこ?
と質問に来た生徒がいました。
私にもその場所はよく分かりませんでした。
8月8日(木)
中3の数学の授業でのこと。私が「どうせ9と答えるだろう。」とタカをくくって、
「3の3乗はいくつだ?」
という質問を投げかけたところ、
6!
という、予想をくつがえすぶっ壊れた答えが返ってきました。泣ける…。
ちなみに正しい答えは、分かってると思うけど、3×3×3=27ですよ〜。
8月1日(金)
好きなテレビ番組を尋ねようと思って、
「好きなテレビはなんや?」と聞いたら、その子は
プラズマテレビ!
と答えました。
7月17日(木)
小3の算数で、「漢字で『ひゃく』って書いてみて。」
と言ったら、その女の子は、
「かん字で
とか書いてて、もうやば過ぎでした。
てか、「かん字で」はいらんだろ〜。
5月29日(木)
小3の算数で、「ぼうグラフ」の問題をやっていた時のこと。
「はい、○○さん。お父さんの身長は何センチ?」
はい!17センチで〜す。
「こびとさんの家族かーー!!」
小3に常識を求めるのはムリか…。
4月某日(?)
小5の生徒が、「どうやれば算数の成績をあげることができるか?」という質問をしてきました。
日頃から「彼は復習が足りないなぁ」と思っていたので、「授業用のノートとは別に、予習・復習用のノートをつくって塾に来る日は私に提出すること」と、指示を出しました。
そして翌日、彼が持ってきたノートの表紙には、
翌週復習ノート
と書いてありました。
今週は復習しないのか…。
4月某日(?)
授業前の休憩時間にいつも「ジャンケンしよう」と言ってくる小4の女の子がいます。
最初の頃は勝ったり負けたりだったのですが、そのうちある法則に気づきました。
それは、「グーを出してこない」ということです。
ということは、こちらはチョキを出し続けることで安定して勝つことができるのですが、この事実を本人に告げるべきかどうかは実に微妙ですよね〜。
たまにワザと負けてあげたりなんかして…。
4月某日(?)
理科の先生が、
「2人の息子達の着ている洋服はmiki houseなのに、給料を稼いでくるオレに与えられる服はいつもユニクロなのはなんでだろう〜♪」
と、授業中に歌っているのが隣りの教室から聞こえてきて、熱いものが込み上げてきました。
こーゆーの聞くたびに、結婚願望は失せるなぁ。
某月某日(?)
「謙譲語」というのがよくわからない、という生徒がいて、国語の先生に質問していました。そのときのやりとり。
先生「謙譲語ってのは、自分をへりくだって言うんだよ。例えば『言う』は『申す』だろ?」
生徒「ああ、なるほど。」
先生「じゃあ、『行く』の謙譲語は?」
生徒行かせてください!
先生「違うって。」
…ちなみに答えは「まいる」でした。
某月某日(?)
中学受験の対策で、面接の練習を小6の女の子の生徒にしている先生がいました。
先生「尊敬する人をあげてください。」
生徒尊敬する人は、後藤真希です!
先生「…。では、次に自分の短所はどこだと思いますか?」
生徒全然努力をしないことです!
先生「…アウト。」
…そんな彼女も某女子中学に合格しました。
2月13日(木)
「大日本帝國憲法」の問題で、「天皇は(1)にして(2)べからず」というのがありました。
綺麗にして汚すべからず」
この女の子は、よっぽどきれい好きなんでしょうなぁ。
ちなみに答えは「神聖にして侵すべからず」だったと思います。
10月17日(日)
夏以来、仕事が忙しいのとボウリングにかまけていたせいで、こっちの方は全然更新してませんでした。
ネタは本当にいっぱいあるんだけど、特にメモとか取ってないので、思い出したものから今後少しずつ書いていこうと思います。
そういやこないだの模擬試験で「4年に一度行われる、サッカーの世界的な大会の名称は?」という社会の問題に、
コリアジャパン
と書いている奴がいました。
2ヶ国じゃん。
7月9日(火)
この時期、職場では「保護者面談」なるものが行われています。
私ごときが人様の親に向かって、「おたくのお子さんは…」などと言うのは大変気が引けますな。
今日来たお母さんの話によると、
「先日の七夕のとき、娘が短冊に『いい成績を取ってくろまて先生を喜ばせる』と書いていました。」
と言ってました。ちょっと熱いものがこみ上げてきましたよ。

6月29日(土)
用もないのに職員室をウロウロしている生徒がいたので、「ジャマだ、どけ!」と言った先生に、
「先生、それって基本的人権の損害ですよ〜」
と言っていました。
それを言うなら「侵害」でありましょう(笑)。

6月15日(土)
小5に読書感想文を国語の授業中に書かせた先生がいたので、その文章をちょっと見せてもらいました。
課題図書は「ハリーポッター」らしく、私は読んだことないので詳しい内容は知りませんが、悪の魔王かなんかについての感想で、
「ぼくならこいつをボコボコにしてやろうと思いました。」
と書いている生徒がいました。「ボコボコ」という表現はいかがなものかと…。
ほかにも、
「私はこの物語が超オ・ス・ス・メ!!」
と書いている女の子もいました。
将来は立派なコピーライターになるでしょう(笑)。

6月5日(水)
不覚にもコンタクトレンズを落としてしまい、しばらくメガネでの出勤となりました。
生徒たちにとってメガネ姿の私というのは、かなりの違和感があるようで、会う奴会う奴ひとりひとりに事情を説明するハメになりました。
そのうち面倒臭くなって、
「ボクは、いとこのマサオです。よろしく!」
と髪を7・3分けにして言い通しました。
小学生にはちょっとはウケたかな?

5月20日(月)
模擬試験の結果が返ってきました。
現在の職場になって、小6と中2を除く小3〜中3の算数・数学は私が受け持っているので、算数・数学が悪かったら確実に私のせい、ということもあって結構ドキドキしました。
結果からいうと、小4と中3の成績がすこぶる悪かったです。
まぁ自分もガキの頃はそうだったけど、こいつら、ホントに家じゃ勉強しないんですよ〜。
ちなみに小5は、私は下の方のクラスを受け持っていますが、私のクラスのトップが上のクラスのトップをぶち抜いて1位になっていたのは気持ちが良かったですな。
最近なんとなく分かってきましたが、成績上位の生徒を更に伸ばすには授業を解説中心にして、成績が悪い生徒を底上げするには授業を演習中心(要するに授業中に問題を解かせる)にすると良いようです。まぁ、当たり前か。
そんな訳で、次の7月の模擬試験までの授業は、解説重視からやや演習重視の方向でシフトしようかと思っています。
このままいくと、中3は本当にシャレにならん。

5月18日(土)
こないだの日曜日は模擬試験でしたが、「bike(自転車)」を「チャリ」と訳している奴がいて、正直驚きました。
こんなヤツらにゆとりある教育なんて本当に必要なんでしょうか?

5月17日(金)
とてもじゃないけど、日記なんて書いてらんないくらい忙しくて、つい2ヶ月もサボってました。
先日、先生同士で「いままで出会った、一番学力のヤバい奴」という話になりました。
私が一番びっくりしたのは、「中3で時計が読めない奴」というものでした。
「ちょうど3時」とか「ちょうど6時」は読めるけど、長い針が12を指してないともう読めないんだそうです。
さすがに引いてしまいました。

3月16日(土)
現在の教室に異動して1週間が経ちました。
いままでの職場と比べると、生徒数は多くなり、教師の総数は減りました。
当然私がカバーすべき仕事の範囲が増えており、慣れるまではしばらくてんてこ舞いの日々が続きそうな気配です。
受け持つ学年は、小6を除く、小3〜中3になりました。ぐはぁ!