土平窯の紹介
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土 平 窯 藤ノ木 土平
所 在 地 佐賀県東松浦郡鎮西町鬼木
電 話 0955-82-2970
展 示 場 有
そ の 他 窯の見学可
写真で見るとおり、坊主頭の好青年??です。山の中の一軒屋で、自然の環境に恵まれ、年をとるのを忘れているのでしょうか。唐津焼の作家として雑誌で紹介されているのを時々みかけますし、個展も多く忙しくされています。
2000年10月には、佐賀県陶芸協会が大英博物館で開催した陶芸展に、中里一家以外では、唐津から唯一人選抜されるなど近年進境著しいものがあります。
土平さんと知り合ったのは、西岡先生を訪ねだして数年たったころからで、母から、掛け花入れを買ってくるよう頼まれ、たまたま唐津城の前にある陶芸店(舞鶴?)に入ったところ土平さんの朝鮮唐津の掛け花入れに出会い、それを購入し、窯の場所を聞きすぐに訪問しました。石室分校入り口から左折して、当時まだ舗装されておらず、土ぼこりの中をどこまでいっても民家がなく道を間違ったのではないかと思いながらたどりつきました。当時の土平さんは口数も少なく、長い時間いましたがあまり話を交わさなかったように記憶しています。
それ以来、沢山の人を連れてこの窯を訪ねましたが、例外なく土平さんの人柄と作品に惹かれて二度三度と回を重ねて訪ねています。親しみを感じて誰も先生と呼ばず土平さんと呼んでいます。これも彼の人徳でしょうか。以前は福屋デパートで個展を開催していましたが、ここ数年企画されていないのが残念です。
土平さんは、やきものの世界に入るまでは油絵の勉強をされており、そうした彼の感性が作品に反映されているのか他の唐津焼の作家にない個性を感じさせ、一見して土平さんの作品とわかります。作風は見かけによらず豪快であり、重量感のある作品を造っています。最近は、造形作品に面白いものが出来てきていますし、熱心なお茶の勉強をされていることから、茶碗が良くなってきています。
一方、コーヒーカップを造るにも神経が行き届き非常に使い勝手のいい作品で、私は、これが一番うまいと思っています。
作品のレベルの高さにもかかわらず、値段は食器5客で2〜3万円程度と安く、比較的気軽に購入できるのが魅力です。作品は、窯で購入できますし、また、唐津駅前の商店街にある「炎群(ほむら)」でも買うことが出来ます。
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