小次郎窯の紹介
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小次郎窯 西岡 小十
所 在 地 佐賀県唐津市ニ夕子4575-1
電 話 0955-72-8911
展 示 場 有
そ の 他 窯の見学多分可
* ご子息凌雲窯の良弘氏の作品も展示されています。
≪著 作≫
「唐津古陶の伝統を求めて」副題「西岡小十とその作品」 主婦の友社 平成元年 5,000円
作品集と白崎秀雄氏による伝記「もっぱら古典に学んで」と藤岡了一氏の「古唐津陶片と西岡小十さん」とからなり、先生の古唐津への造詣の深さとそれを基にした独自の唐津の世界と人柄がよくわかります。
やきものに関心をもち始めたころ、ぐい呑関係の本で西岡小十先生の存在は知っていましたが、その当時ただ集めることしか脳裏に無く、窯元めぐりなど思いもつかないことでした。
それが福屋デパ−トの個展で実際に作品をみて、大いに魅了され先生に会ってみたくなり、すぐ福岡の友人に連絡をとり、翌週、唐津に連れて行ってもらいました。
それ以来、年に数回、先生の窯を訪れるようになりました。
窯元に作品があるのは、窯だしの直後であり、これを外すと作品も少なく、また作品は沢山あっても自分の気に入るものが無いなどで、手ぶらで帰る事の方が多かったのですが、
作品を手に入れることよりは、先生の話を伺うのが楽しみでした。また、素晴らしいぐい呑みを沢山造られていますが、お酒を飲まれない先生は、よくぐい呑みでお茶を飲まれておられました。
当然のことながら陳列されている作品よりは、はるかに良いぐい呑であり、まずなにを使っておられるかを見るのが楽しみでした。沢山ぐい呑みを買いましたし、先生が使っておられたぐい呑みのいくつかもいただきましたが、
その内の一つ、これ以上のものを図録等でもみたことがなく、先生の作品の中でも最高のものだと確信しています。
最近、石川県で唐津の土に似た土を見つけられ、「加賀唐津辰之口窯」を築窯されこちらでも活動されています。
先生の作品については何もいうことがありません。ただただ魅了され沈黙するのみです。
陶片の発掘を通して、古唐津の素晴らしさを肌身で感じ取り、自家薬籠中のものとされ、そこに安住せず西岡小十の世界を築き上げられています。唐津の最高峰です。
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