凌雲窯の紹介


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凌雲窯   凌 雲 窯  西岡 良弘
  所 在 地  佐賀県東松浦郡浜玉町南山3170
  電   話  0955-56-2025
  展 示 場  有
  そ の 他  窯の見学確認下さい



ぐい呑 湯のみ

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 将来の唐津を代表する作家です。西岡小十先生のご子息ですが、小次郎窯から数年前独立され独自に作陶されています。

 本人から直接聞いた話ではありませんが、西岡小十先生のご子息であることから敢えて良い土を使わず作陶されているし、また、作品の出来には厳しく、窯だししても自分の思うレベルに達していないものは日の目を見ないとのことです。この話を聞いて、先生と話していて思い当たることがありました。懐石料理の「吉兆」から依頼され製作中の器を数点見せていただいたとき、とても依頼された数が取れないので少ない数で我慢してもらうようお願いする旨、話されていたことです。ひと窯焚いても自分の思うレベルに達するものがなかなか取れないそうです。
 黄瀬戸を焼いている原憲司先生を窯に訪ねた時にも、「ひと窯焚いて茶碗が5つも取れればいい方です」と話されていました。妥協せず自分の思うレベルの作品のみを残すという姿勢は大いに評価できるのではないでしょうか。必然的に値段は高くならざるを得ませんが、その反面安心して買うことができます。

 このことに関して、窯をお弟子さんに案内してもらった時、窯の上に朝鮮唐津の良いぐい呑みが置かれていました。お弟子さんに「これ良いですね」というと、「自分もそう思うが、先生はダメを出されたものです。どこがそうなのかは分りません」と答えました。私自身、釉薬の流れもよく気に入り、先生に売ってもらうようにお願いしましたが。だめでした。結局、いただくことになり家に帰って、毎日使ってみましたが、先生がなにを理由にダメを出されたのかまだ分りません。

 ただ、先の「吉兆」の器と比べると斑釉の部分の焼が少し甘いかと思います。使う立場からみると、ぐい呑みの場合、カッチリと焼き上げられピカピカ光るよりは、気持ち焼が甘い方が良いと思いますが、造る側の思いと、使う側の思いの違いなのか、話したことがないので分りませんがこのあたりに答えがありそうな気がします。土平さんとは一度このことを話したことがありますが、このすれ違いがありました。

 非常に素晴らしい器を造られています。値段が高いのが難点ですが、現在の唐津焼を知る上では第一に訪問すべき窯です。ただ、器に比較して茶碗は安いと思います。

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