NURSE SIDE C

● 詰所自慢 ●

   現在の詰所の唯一自慢できる所といえば・・・「有線」か?
  はい。 有線放送が引いてあるんで「J−POP」聞き放題なのね。
そして、色んなチャンネルがあるわけで、何時もかかっているのは「最新J−pop」
若い子ばっかの時は「パラパラ踊る時の音楽(何てジャンルなのかわからんが)」
   勤め始めたばかりの頃は全然気がつかなかったのだが、慣れてきてから「あれ?何か聞こえるぞ?」ってなもんです。
だけれど、仕事中だしね耳に入るのは「さび」の部分だけ。
だからやっぱり「TSUTAYA」でレンタルしないと、 カラオケでフルコーラスは歌えなかったりするのであーる。


● レントゲン写真 ●

  我が病院は「救急対応」もしているので、夜間・休日診療もあるわけで。
当然「整形外科的患者さん」も来られるんですが、問題なのは「レントゲン」なのだ。
そういう時って「レントゲン技師」が居ないのだ。
だからといって、全てのDrがレントゲンを撮れるとは限らない。
 整形のDrだって、誰もが撮れるとは限らないのだ。
「今日は夜間(又は休日なので)レントゲンや検査ができません。また明日も来て下さい。」
で、応急処置で帰っていただくというのがだいたいのパターン。
それでも中には、CTスキャンを扱える内科Drもいたりして「あんたは、エライ」と思った事もある位だ。

  ある休日の夕方、捻挫をしたという子供が母に連れられ受診した。
 その日の当直は、当院外のアルバイトのDr(確か、心療内科の先生だった)
「まさかねー、レントゲンなんて撮らないよね〜。」と思っていたのに「じゃあ、レントゲンを撮って見ましょう。」
(えっ!先生、できるの?)
案の定そのDrはマニュアルを見ながら何とか設定をして、すごーく時間をかけて1枚の写真を撮った。
大丈夫かいな・・・と心配した通り、現像出来たその写真はほぼ「真っ黒」。 
何とか「骨」の部分が白っぽく写ってるという代物。このレントゲンでDrはどう診断するのか?
   「骨は・・・・・大丈夫みたいですね。」
エ〜!言い切りましたか〜。
結局湿布と弾力包帯固定で患者さんには帰っていただいたが、思い切ってレントゲンを撮って、 あの真っ黒けの写真で「捻挫」と診断した「あんたは、エライよ」と思ってしまった。

   教訓  「夜間、休日の救急は、ちゃんとした大きい病院へ行こう。」


● こころにわだかまり ●

  現在の病院に勤めて、まだ1年にもならないが、「急性膵炎」で亡くなった患者さんを2例見た。
1例目は、入院してほんとに2〜3日で経過が悪くなりあっという間に亡くなったと言う感じだった。
そして2例目だが・・・。
  60代の男性、脳梗塞で右片麻痺がありリハビリで歩行もやっと自立し始めてきた所で転倒、右大腿骨頚部骨折となりOpeし、 ウエイト訓練が始まった直後に「激しい腹痛、嘔吐」を訴え、採血の結果「急性膵炎」と診断。
その4日後、彼は死亡した。死亡診断書には「多臓器不全」となっていた。
  少々我がままで、短気な人だったがリハビリに前向きで、とにかく自分で何もかもやりたいと思っているような人だった。 あんなに元気だったのに・・・「お腹が痛いよ〜」って言いながらも「頑張るよ〜」って言ってたのに・・・。

実はその2例とも主治医は同じ「A医師」(内科医)。 私が経験したその2例以外にあともう1例あるらしく、こちらも死亡している。
  膵炎の治療って、そんなに難しいのでしょうか? 急性膵炎って「不治の病」ですか?
内科経験は初めてなので「適切な治療方法」を知らない私。 だから、Drにあれこれ言えないけど、もっと違う方法があったはず。
それに、電話だけで指示を出し、外来のせいにして患者さんの所になかなか来なかったじゃない。 もし、治療ができないのならば「転院」を考えられなかったのか?と、私は悔しくてたまらない。
くだらない「医者の見栄」を張りつづけるのは、止めてください。


● セクハラ? ●

今の職場には「ヘルパー」と呼ばれる人が何人か所属している。
その中には男性もいたりするので昔に比べると案外「女らしく」しているはずなんだけど・・・。
  先日「男性ヘルパー(T君、28歳独身)」が仕事中ぎっくり腰を患ってしまった。
車椅子に乗せるため、患者さんを移動させている最中に「ボキッ」っといったらしく、T君は立位のままで悶絶していた。
周りはすぐに看護婦さんで埋め尽くされ、皆心配そうに?????嘘々!

NS  「坐薬入れてあげるからお尻を出してみな。」
T君   「いいです・・・。はずかしいですから・・・。」
NS  「大丈夫だって〜、目をつぶって入れてあげるんだから〜。」
T君   「嫌ですよー。」
NS  「何いってんのよ。男なんだから、目をつぶってたって間違った所には、入んないわよ。」
   「そうよ〜、ほら、お尻だしなさいって!」 
   「それなら坐薬飲んでみたら?」「鼻に入れるってのはどう?」等など。

T君は最後まで坐薬を入れることを拒否し、鎮痛剤を内服してその場を逃れた訳ですが、
考えてみたらこれって「逆セクハラ」なんですかね?
  そう言えば T君がボソッと「想像と現実のギャップが激しすぎる。」ともらしていたのを、私は聞き逃さなかった。


●様々な理由で… ●new

 いくら元気な人でも体調を崩し、やむなく『お休み』する事はあるけれど…。

看護師「Kさんの場合」
「2年ぶりに生理になって貧血なので休みます。」
 または
「生理になって、汚れたシーツを洗濯したいんで休みます。」
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ある日、院長回診前に「会議があるから出られない」と言っておきながら
「私用」で歯医者に行く婦長。
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看護師「Mさんの場合」
 インフルエンザに罹り仕事を休んでいる間に一日夜勤をして「海外旅行」へ行った人。
帰ってきてから婦長にこっぴどく怒られたらしいが「しんどかったのは1日だけなのに」
と、何で怒られたのかがわかってない様子。
 (飛行機内にインフルエンザA型を振りまいてたかもね〜。そりゃ怒られるっちゅうねん。)