●(挿絵4) 稔之は綾香が汗を拭っている間に、 スコップを手に取り、穴を掘り始めた。 綾香の時ではほどんど掘れなかった部分が、 すぐに取り除かれていく。 今までの作業は一体なんだったの?ってな感じで、 抜かれた木と同じ数の穴があっと言う間に出来ていく。 綾香はその穴に木を入れていく。 自分が納得するまで、何度も木を回して向きを考えていた。 戻る |
●(挿絵5) 今まで本に夢中で気が付かなかったのだが、 自分の手の平にマメが出来ているのに気がついた。 ・・思ったより大変な作業だったんだ。。 直している間は、元の空間に戻したくて必死だったのだが。 ・・関谷君(綾香は稔之の事をこう呼ぶ)に迷惑かけちゃったな。。 戻る |
●(挿絵6) 「こっちこそ、券ありがとう。 近い内に行ってくるよ。それじゃあ、行ってくる」 戻る |