第三章 「夏の終わりに・・・二人を繋ぐ漆黒の記憶」
●挿絵4
晶子は玄関脇に突っ立ったまま小さく嘆いた。
同時に、道路を隔てた所に建つ
アパートの前でアメリカンタイプのバイクの洗車を終え、
シートをかける稔之の肩が、
ピクリと微かに震えた。
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●挿絵5
幾筋もの涙が裕美の頬を伝う。
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●挿絵6
「何すんだよ!」
お面を引き剥がしながら稔之は綾香を睨みつけた。
構わず稔之に向かって語る綾香。
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