第十章 「self-sacrificing spirit」


綾香からのカーディガンを喜ぶ亮哉。 ●挿絵1
紙包みの中から、
爽やかな青色の毛糸で
編んだカーディガンが出てきた。

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●挿絵2
綾香の手を握り締めたまま、
亮哉は頭を綾香の胸の方に寄せた。
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綾香の胸にすがり付く亮哉。
ホワイトボードを消し終えた西谷。 ●挿絵3
その時、ホワイドボードの文字を
黒板消しで消していた西谷が言った。
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