動くのか?Dio

懲りずに不動車のDioを入手して手直しする予定。
果たして動くのか?
少しずつ、チェックしていく予定です。

2001.9.29

オークションで落札のAF28 Dio ZX
後日引き取りに行きます。
果たして程度はどんな感じかな?
動かずに部品取車となる運命か・・・。

現物見るのが楽しみです。
左はオークション上での写真です。


基本的に詳細な取り外し方は掲載しない方針です。
特に外装等の一般工具で取り外し可能個所は盗難の手助けになりますので。
どうしても分からない場合などは掲示板にてご相談ください。


+++フレーム表示されない場合はクリック!+++
外装チェック
2001.10.06
エンジン始動
2001.10.06
駆動系チェック&メンテ
2001.10.13
吸気系チェック&換装
2001.10.20
ブレーキ、メーター交換
2001.10.27
ミッションチェック
2001.11.11
CDI交換
2001.11.11
ライト周り移植、ブレーキ(再)
2001.11.18
ブレーキエア抜き、リヤブレーキ移植
2001.11.23
マフラー交換
2001.12.30
 2002.01.04
リードバルブ、シリンダー、ピストン、マフラー交換
2002.01.13
高回転型仕様
2002.02.24
FRサス交換
2002.03.16
リードバルブ加工
2002.03.16
ブレーキ強化(ブレンボ、190φディスク)
2002.03.23
マスターシリンダーメンテ
2002.04.03
リヤブレーキシュー、ホイル交換
2002.05.03

現状の記録
2002.05.03.

















エンジン始動!
2001.10.06

本題のエンジンは始動してくれるのか?

本当に心配です。

本来ならキャブバラしてクリーナーで掃除してと
作業するのですが、横着してバッテリー積んで
セルで動くかチェックしてみました。

心配な割には安易な考えです・・・。
今回、同僚のAF27のメンテを兼ねて
作業していたので、そこからバッテリーを
借用しました。

バッテリー積んでセルを回すと
「キュルキュルル」と音の直後、
「バウン」とエンジン掛かりました・・・。

ラッキーです!!
とりあえず、現状で動く状態に持っていく為
作業開始です。


走行するのにリヤタイヤがまともでないので
取り外しました。

たらさんが持っていた予備ホイル(純正)
を借用して取付けました。

あとでちゃんと返却します・・・。

感謝感謝。
メイン、シート、ガソリン開口蓋の鍵を
予備の物に交換しました。

シートカウル部の鍵取付け穴が拡大し、
内側のストッパーが削れ鍵を交換しただけでは、
クルクル周り機能しないのでシートカウルも
予備の物に交換しました。
鍵交換時にシートカウルも交換した時の画像

2度手間になりました・・・。

エンジンかかっただけの状態でのレスポンスは
果たしてどうなのか?

記録を見てね。

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駆動系チェック&メンテ
2001.10.13

無事エンジンは動いたものの0発進、加速、
最高速が全く駄目なので状態の確認と
メンテを行います。

クランクカバーがドロドロ・・・。
触りたくなぁ〜い。
クランク、キックカバーを外した状態。

中はベルト粕で真っ黒です。

さぁプーリとベルトの状態は?

不安と期待で次の工程に進みます。
ここから先は特殊工具が
必要になってきます。

私の愛用の工具です。
写真のようにドライブフェイス下に工具を
取付けて外します。

プーリーはこの裏側にあります。
ドライブフェイスを外した状態。

プーリーが現れました。

プーリに黒くなっている部分がありよく見ると
ベルト粕が固着して輪になってました・・・。

プーリーをバラして中の状態を見てみます。

3箇所のネジを外しムーバブルフェイスを
外します。

結構ネジが硬いです。
私は
ラジコン用のレンチで外してます。

写真はムーバブルフェイスを外した状態です。
ランププレートを取るとウエイトローラーが
現れます。
予想通り削れてます・・・。
表面も状態が悪いのでプーリは
SDioZX初号機で外した純正を
使うことにしました。
組み込む時はムーバブルフェイスは
組みません。

ランププレートの移動量が増え高速域まで
使えるからです。
もしやと思い、
外したドライブフェイスの裏側を見ると・・・
プーリーと同じようになってます。

これでは最高速がでませんねぇ。

ドライブフェイスのベルト粕を
スクレッパー
で剥しました。
次にクラッチの状態を確認してメンテに
移ります。

写真のようにしてまずアウターを外します。

一回目は意外と力が必要です。

1号機の時はネジをナメてしまった
記憶があります。
アウターを外した状態です。

これでクラッチASSYが手前に取り出せます。
更にバラすとクラッチシュー、
センタースプリングが
出てきます。

ここでも特殊工具を使います。
専用の工具ではないので、
そのままセンターのネジを外すと
センタースプリングの反動で
飛び出してきますので注意が必要です。

私は足で踏みつけて少しづつ
ネジを緩めてます。
バラした状態です。
ドリブンフェイスが1部錆びてたのと
ベルト跡がついてたのでたまたま
持っていた予備に交換しました。

出足が悪いわけです。
写真の左端が外したドリブンフェイスです。

後はそのまま使い逆の手順で組み立てます。
外したベルトの状況です。
上が今回着いていたベルト。
下が1ヶ月使用済みのベルト。

幅が違いすぎます・・・。
ベルト粕がたくさんあったのが納得
出来るくらい消耗しています。
最高速が出ないわけです。

今回は下のベルトに交換しました。
駆動系を外したついでにお掃除です。
どうです?綺麗になったでしょ。
最初はブラシを使って作業して、
あとは空気入れで飛ばしました。
お子様プールやビーチボールを
瞬時に膨らます空気入れですが
手動なので一人で作業はつらいです。
後は、外した物を組付けて作業完了です。
組付け後の走行結果は果たして
どうなるのか!!記録を見てね。

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ミッションチェック
2001.11.11

いよいよミッションチェックです。
今回ギヤも換装交換予定なので
ケース割ます。

ちなみにドレンボルトは写真のスパナがある
位置にあります。
私の場合緩めるだけでケース割って
下に垂れ流しです。
勿論タイヤ、路面に着かないように
ウエスをします。
5箇所ボルトを外します。
長さが異なるのでちゃんと場所を覚えとく必要が
あります。
ボルト外しただけではミッションカバーは、
素直に外れません。

ノックピンが2箇所あります。
私はスクレパーとプラハンで少しづつ
割っていきました。
ミッションカバーを外すとギヤが
出てきます。

オイルは汚れ、鉄粉が沈殿してました。
しかもオイルの匂いが臭い・・・。
写真右側:ファイナルギヤ (ホイルを止めてます)
中央手前:カウンターシャフト            
中央奥側:カウンターギヤ(色々流用可)  
  

綺麗にお掃除です。
ミッションカバーの裏側です。

ベアリングにも鉄粉まじりのオイルが
付着してました。

外したついでに普段ブラシの届きにくい
ケース外側の細かいとこもあわせて掃除です。
お掃除後です。

クリーナーで汚れを落としましたが
缶1本なくなるかと思いました・・・。

今回横着してファイナルギヤ外してません。
(リヤホイル外さないと出てきません。)
綺麗にしたついでにギヤをハイギヤにします。
今回使用するのはG’用純正パーツです。

ちなみに
AF27 DIO      42T
AF28 DIO ZX   41T
AF23 G’       40T


後は逆工程を得て組み付けです。
ドレンボルトから 車用の4stオイル
を入れてます。


0.09Lとカバーにも刻印がありますが
バイク屋で聞いたところドレンボルトから
こぼれない程度でいいとのことでした。

ハイギヤで最高速は変わるのか?

記録を見てね。

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ライト周り移植、ブレーキ(再)
2001.11.18

前回 初号機から外した初期型
LIVE DIOのライト周りを
移植します。

必要なのは、ライトカバー、ライト、
メーターカバーを
LIVE用で揃えます。

メーターはAF28用が使用可能なので
そのまま使用します。
ライトの裏側です。

電球、ウインカーの取り付けが
AF28と同じですので
ハーネスが無加工で使えます。

要するにポン付けです。

AF28のライト周りをメータ以外バラします。

あわせて前回失敗に終わった
フロントブレーキ1式と
歪んだディスクを交換しました。

交換後のキャリパーとディスクです。

ブレーキパッドも交換しました。

作業途中の画像取り忘れました・・・。

これで駆動ロスとブレーキ時に異音は
なくなるでしょう。
交換したマスターです。

これでやっとミラーが取付け出来ます。

LIVE用だったのでレバーがシルバーです。

リヤ側はAF28のままなので黒色です。

後日捜してきて交換したいと思います。
組付けた状態です。

左右のブレーキレバーの色が
違います。(笑
私にとっては初号機を見てる感じがしてます。

今回は作業に手間取り時間かかったので
作業完了頃には薄暗く最高速アタックは
なしです。

また次回お楽しみにです。

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現時点の記録

日付 状況





2001.10.06 引取後、エンジン動く状態にしただけ。
今後に期待。
× × 55km
2001.10.13 駆動系のメンテ完了。まだ純正パーツ。
メーター振り切る為、最高速計測不可
出足、加速好調。1号機よりいいかも。
計測不可
2001.10.20 キャブレターのメンテ。LDioZXキャブに換装
初号機と同じ感覚でアクセル開けるとウイリーしそうになる。
トルクフルになりました。
計測不可
2001.10.27 130kmメーター取り付け。
純正キャブに戻してチェック
駆動系も純正のまま
63km
2001.10.27 130kmメーター取り付け。LDioZXキャブに換装
最高速に期待したものの結果同じ・・・プーリー純正だからしょうがない?
トルクフルが体感できます。
63km
2001.11.11 ミッションオイル交換、G’ギヤ装着、POSHのCDI装着
WRを7.5g×3個、8.5g×3個でセット。キャブ、プーリーは純正のまま。
中速がちょっと物足りないが出足、最高速は満足。いい感じぃ〜。
72km
2001.11.23 ライブ用のキャリパー、マスターシリンダー、ディスク、リヤブレーキ交換
他は前回のままの仕様。
ディスク交換によりブレがなくなり駆動ロスがなくなったが結果変わらず。
72km
2002.01.04 ベリアル、グランドスラム装着。音は純正比較すると当たり前ですが五月蝿いです。
MJは#80に交換、駆動系はワザと前回のままでチェック。
前に進まないぃ・・・。しかもかなり距離がないと最高速計測不可。
次回駆動系セットに期待。  既にWRは購入済。
× × × 計測不可
2002.02.24 結局G’マフラーを試すことにしました。2号機は実験機なので(^^ゞ
シリンダーをオートボーイ製を使いベースガスケット2枚使い高回転仕様に。
今までにない感覚で面白かったです。セットには苦労しましたが。
2日目にライブキャブの投入で少しはマシに。再度駆動系、WRの調整が必要。
78km
2002.03.16 前回のセットにコネクティングチューブ、金サスをライブ用にRサスをデイトナに交換。
リードバルブにスペーサーを追加し低速の加速、アクセルのツキを良くしてやった。
結果念願の80kmオーバー達成!!!静かで速い?Dioの完成???
まだ、中速が気に入らないためWRの調整が必要。あとはエア制限の解除。
81km
2002.05.03 前回からの追加内容とすれば、ブレンボキャリパー、190φディスク投入。
リヤブレーキシュー交換、タイヤ、ホイル赤キャスに交換。空気圧チェック。
リヤサスもカヤバの270mmガスショックに交換。メーターも現行のキタコ、アナログ120kmに交換。
乗り心地いい!最高速も望んだ結果が出てきました。ここまで長かった(^_^;)
86km

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