<風まかせ・ぶろぐ(2005年下半期分)>

Daisuke'sWebホームへ 2004年分へ 2005年上半期分へ

2005.12.31〜「聴き納め?」数原さんとともに
 29日(木),東京・銀座スィングにて「前田憲男とウインドブレイカーズ(以下,WB)」のライブを聴いてきました。今回のライブはWBの結成25周年記念ということで,ドラムの猪俣猛さんがゲストとして迎えられました。銀座スイングでWBのライブを聴くのはこれが2回目で,前回は一人でしたが,今回は高校のTpの後輩と一緒に行ってきました。席は受付開始日にすぐ予約を入れただけあってほぼ真ん前の特等席(?)をゲット,4時間3部構成の演奏を堪能しました。ライブ終了後は数原さんにご挨拶,すぐに私のことを思い出していただきました。前回できなかった数原さんとの記念撮影もできたし,連絡先も教えていただいたし,言うことなしのライブでした。また来年もどこかで行きたい!(一緒に行く方募集中!?)


2005.12.26〜「ドイツでヒサトが見たい!…けど」
 今日発表された日本代表にサンフレッチェ広島のFW佐藤寿人が選ばれました。いや〜,ついにというか,やっとというか,よかったです。ベストイレブンにも選ばれて代表選出の流れにはあったものの,W杯までのスケジュールを考えると,もう招集はないかなと思っていただけに余計にうれしいです。ただ今回は欧州組が招集しにくいという要因も手伝っての“仮招集”的な意味合いもあるのかなと思うので,最終的なドイツ行きのメンバーに選ばれるにはかなり条件が厳しいと思いますね。アメリカ遠征とその後のアジアカップ予選で相当インパクトのある結果を残さないと…。うーむ,やっぱり厳しいかな。でもせっかくのチャンスなんだから,とにかく思いっきりプレーしてほしい。そしてドイツで駒野と寿人を見たい!

Daisuke'sWebホームにもどります


2005.12.25〜「吹き納め」
 23日(金)の福山シティバンドの練習で,今年は吹き納めとなりました。現在,シティバンドは来年2月26日(日)の「音の祭典」に向けて練習をしているのですが,そこでは「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏するということで,定演後から取り組んでいます。この曲は学生時代に京都でも演奏したことがありますので,今回が2回目…のはずだったのですが,何と2月26日は所用のため広島県内にいない!予定なので,出演できないのです。めったに演奏できる曲じゃないだけに残念ですが,こればっかりはしょーがないです。ぜひいい演奏になることを期待します!


2005.12.18〜「やっぱラッパ」
 18日夜,安芸区民文化センターでの「関山幸弘リサイタル」へ行きました。関山さんの広島でのリサイタルは25年ぶりだとか。第一部はピッコロ,E♭管,フリューゲルも使ってのクラシックプログラム,第2部は主にB♭管で,この度発売されたソロアルバムからのポピュラープログラムでした(第1,2部の間では広島文化短大の白石先生を中心とした金管五重奏の演奏もありました)。いやー,関山さんはクラシックだけじゃなく,ポピュラーを吹いてもいいですねー。特に1曲目の「海ピア」がよかった。それにトークもおもしろい。真顔できついジョーク?を飛ばされると笑うしかありません…(^_^;)。やっぱりラッパっていいなぁ,とつくづく思った2時間のリサイタル。自分もしっかり練習せねば!と気持ちだけは高まったのでした。そうだ!ジャンケンもしっかり練習せねば!?


2005.12.12〜「ミカン狩り」
のこぎりでゆびをきったんよ…うまくとれるかな…  11日の日曜日,三原市沖合の鷺島(さぎしま)にミカン狩りに行ってきました。現在鷺島で仕事をしている母の知人の方のミカン農園で,ほんの数十分ほどですがミカンを採りました。何でもその方がミカン農園を今年でやめられるとのことで,まわりの農園はすでにミカンが収穫されていたり,現在収穫中だったりなのですが,こちらは鈴なりのミカンがそのままでした。お年を召された方には,腰を曲げて一つひとつ手作業でミカンを収穫するという作業を続けることは大変なのだそうです。鷺島は今でこそトライアスロンでその名を随分と知られるようにはなっていますが,島としては珍しく,漁業でなく農業(特産品はメロン・スイカ・わけぎ)で成り立つ小さな島です。これからもこういった農園が一つひとつ消えていくのかなぁ…と思い,ちょっと寂しくなりました。

Daisuke'sWebホームにもどります


2005.12.4〜「勝負の2006年に期待」
 Jリーグ第34節「広島3-1清水」。今季の最終戦,次男を連れてビッグアーチで観戦しました。今回は職場の同僚と一緒に初めてサポーターズシートへ。周りの雰囲気につられて得点シーンでは大はしゃぎしてしまいました(^-^;)。
 さて試合は実に久しぶりのホーム勝利で勝ち点を50に乗せ,しかも最後の数分で川崎を得失点差で上回っての7位浮上(賞金1000万!),ヒサトも得点ランク3位に入り…とこの試合でできそうなことはとりあえずやり切った感じです。でもチームが目標に掲げた「優勝争い」ができたのかどうかと今季を振り返ってみると果たして…?瞬間最大風速で2位にはなったものの,後半の失速は反省点でしょう。ただ,小野監督就任以来,J1復帰(J2・2位)→12位→7位とチームは上昇し続けているわけで「来年こそは!」という期待がもてる流れではあると思います。ぜひいい補強をしてチームの真価が問われる来季につなげてほしい!!
(ところで池田昇平は何やってるんでしょう?うちの子どもと同じ名前だからという訳じゃないですが,来シーズンは小村やジニーニョを控えに追いやるような活躍を期待してます!)
試合後のセレモニー

2005.12.1〜「訃報」
 SUBARUワールドラリーチームのドライバーとして,2001年にはワールドチャンピオンにも輝いたリチャード・バーンズ(Richard Burns)が26日,脳腫瘍により亡くなりました(SUBARUのサイトでの記事)。2003年のシーズン終了間際に倒れ,長く闘病生活を送っていたのですが,まだ34歳という若さで帰らぬ人となりました。私がラリーに注目し始めた頃はまだ若手でしたが,堅実で安定感のある走りに経験を積み重ね,チャンピオンにまで上り詰めたドライバーでした。わが家にはバーンズ仕様のインプレッサWRCカーの模型があり,長男も「バーンズ病気?あたま痛い?直る?」と口にしていたのですが…。病魔との長い闘い,そして何よりラリードライバーとして走れないことは大変つらかったのではないかと思います。ご冥福をお祈りします…。


2005.11.30〜「未解決は他にも」
 22日に発生した安芸矢野の小学生殺害死体遺棄事件,容疑者が逮捕されたようです。捜査が進展したことはよかったですが,広島県内には若い命が失われた未解決事件が残っています。たとえば2000年の白島地下道去年の廿日市で女子高校生が殺された事件が未解決のままです。白島の事件は,昨日その上の道を出張のために走ったときにも思い出しました。一日も早い解決を…。


2005.11.28〜「有終の美でヒサトを代表に!」
 Jリーグ第33節「神戸2-3広島」。ようやく勝ちました〜。ヒサトのハットトリックも出て4試合振りの勝利。ヒサトは大黒を抜いて得点ランク日本人1位です〜。ジーコ様,ぜひ駒野とセットで代表に呼んでください〜と,浮かれるのはこれくらいにして3日の最終戦は8月24日以来のホーム勝利を期待!勝って勝ち点を50に乗せ,他力本願ではありますが,7位以内に浮上して賞金1,000万円をゲットといきたいですね。もちろん私はビッグアーチに行きます〜。


2005.11.27〜「またまた感謝」
 三原室内管弦楽団第23回定期演奏会が終了しました。去年に続いてたくさんの方が来場されました。今回は「エグモント」「ラフマニノフ・ピアコン第2番(ソリストは私と同じ三原東高校卒だそうです)」「田園」ということで,最初から最後まで出ずっぱりのプログラムでした(Perc.のお二人,お疲れさんでした!)エグモントは最後のAllegro Con Brioからが私にとってはキツイんですが,サイドにも助けられてどうにか…(どうもアリガト!)ラフマニノフは時代が時代だけあって,これまで吹いたベートーベンやモーツァルトとは全く楽譜の様相が違いましたね。第3楽章には何とSoloまであるし。考えようによっては田園が一番取っつきやすかったような気もしました。いろいろと自損事故はありましたが(*_*),新しい体験のできた演奏会でした。そして今回の演奏会で一番の新しいことは,Hさん(プロフィールの頁参照)に5月からずっと借りっぱなしのラッパ“V.Bach/C管モデルC180L/229G/25H”を使ったこと(ありがとうございました!)。俗に言う「ハーセス・モデル」というやつです。はっきりいってバックが苦手な私にとって決して吹きやすい楽器ではなかったのですが,夏からこつこつと吹き続けているうちに何とな〜く(?)フィットしてきました。今でもご機嫌を伺いながら吹くような感じはありますが,ヤマハとはまた違った響きは魅力です。Hさんからは手頃な値段で譲っていただけるということなので,ヤマハのシカゴモデルはあきらめて,これをいただいて使っていこうかとも思っています。まぁ,ヤマハだのバックだの言う前にちゃんと練習せい!ということではありますが(^-^;)
 さて今年の演奏活動はこれでほぼ終了です。後は春先の演奏会でまた頑張らねば!というところで…。


2005.11.24〜「スマートIC」
 すでに10日以上も前の話ですが,12日(土)に長男と一緒に岡山空港までドライブしました。目的は数日後に解禁される「ボジョレ・ヌーボー」を積んでやってくる世界最大の貨物機アントノフを見に行くことでした。展望デッキには私たちのようなただの見物人だけでなく,カメラと脚立を抱えたアマチュア航空フォトグラファーとおぼしき人たちが大集合!(1枚目) 我が家の航空マニア(長男のことです…)も負けじと隙間に潜り込んでいき,見事特等席でアントノフを拝んでおりました(2枚目)。…それにしてもアントノフはデカイ。
 ところでこの日は高速で岡山ICまで走る予定でしたが,一般道に降りる前に休憩ということで,吉備SAに入りました。すると駐車場内に最近運用され始めたETC専用の「吉備SAスマートIC」が!(4枚目) これはおもしろい!ということで早速降りてみました。空港までは岡山ICで降りるのとほぼ同じ距離で,利用料金が手前で下りる分だけ\200-安かったです。新規に通常のICを作るとなると土地や経費などの問題もあって困難でも,これなら安上がりでしょうねぇ。目的地によっては断然便利にもなるでしょう。この吉備スマートICは来年3月末までの社会実験として運用されるようです(広島県内では現在は加計のみ)。山陽道なら福山SAにつくったらどうでしょう?便利だと思うんですけど…。
展望デッキは大にぎわいしょうへい&アントノフ機首が上がって貨物を出し入れしています吉備SAスマートICのゲート

2005.11.14〜「感謝」
 福山シティバンド第25回定期演奏会が終了しました。メンバーの皆さんお疲れ様…,と同時にいろいろ裏方でサポートいただいた皆さんにも感謝いたします…(かまちゃんお疲れ様!ラッパもアリガト)。ところで今年の演奏会はずいぶんとたくさんのお客さんが来られていたように思ったのですが,公式発表は何人でしょう?前で吹いているときに緊張しないよう,空席のブロックを見つめていようかと思ったのに,適当なトコがなかったんで困りました(^_^;)。でもやっぱりたくさんのお客さんに入っていただくのはどんな演奏会でもうれしいもんです。特に中高生とおぼしき若い人たちが多かったのが一番うれしかったですね。来年の第26回演奏会は三連休の真ん中,11月4日ということです。またたくさんのお客さんが迎えられますように…。目指せ1000人!?

Daisuke'sWebホームにもどります


2005.11.10〜「荒野の七人」
 13日の福山シティバンド第25回定期演奏会でプロに取り上げる,映画「荒野の七人(The Magnificent Seven)」のメドレー。あのキャッチーなテーマはもちろん知っていましたが,他の曲については全く知らなかったので,ビデオをレンタルして鑑賞しました(旧作\100キャンペーンサマサマです)。何でも黒澤明監督の「七人の侍」にインスパイアされてつくられた映画だとか。それはともかく,人が次から次へとたくさん死ぬ映画ですねぇ。そういう映画だと言ってしまえばそれまでですが。
 さて音楽の方は,テーマ曲はもちろんですが他の曲もいいですねぇ。カルベラ一味が登場するときのテーマも,映像と組み合わさると相乗効果で緊張感が高まります。ところで,今回演奏する楽譜にある中間部のTpソロ,もちろん劇中でも使われているのですが,劇中の演奏と楽譜では臨時記号がビミョーに違っているところがあったように思うんですけど…ソラ耳でしたか?


2005.11.8〜「bjリーグ開幕」
 5日,日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)が開幕しました。プロ化をめぐる流れの中でJBLから新潟,埼玉の2チームが脱退して設立されたプロリーグが成功するのかどうか,私も関心をもっています(バスケットボールという競技自体にはそれほど興味がないですが…)。リーグの設立・運営理念はプロ野球とは全く違い,またサッカーJリーグには多少共通するところもあるようですが,Jリーグにはない考え方もあり,プロスポーツリーグの新しい形態として大いに注目されるのではないでしょうか。初年度(2005-2006シーズン)の成果が楽しみですが,JBLがつくろうとしているプロリーグとの関係も気になりますね。
 ところで大分ヒートデビルズのチーム名は別府の温泉などに由来するそうで,マスコットは地獄の番人・閻魔さまがイメージだとか。うーむ…,あんまりはじけてないような…。どうせ“地獄”ならJFL・SC鳥取の妖怪ものに対抗(?)して,「ドロロンえん魔くん」でも登場させたらどうでしょう?旧すぎて受けないか…。それにちょっとエッチかも?

ホームに戻ります


2005.11.5〜「祝・コンクール課題曲入賞」
 来年度(2006)の吹奏楽コンクール課題曲に,現在私の母校・三原東高校で吹奏楽の顧問をされている堀内俊男先生の作品「吹奏楽のための一章」が入賞・採用されました(全日本吹奏楽連盟のWebサイト)。かなり前にその話は知っていたのですが,吹連の会報「すいそうがく」10月号にて公表されました。その会報には堀内先生のコメントも掲載されています。堀内先生に伺ったところによると,東京佼成WOのレコーディングやスコアの校正などで何度か東京まで足を運ばれたそうです。私は高校生のときから堀内先生(当時は因島高校でしたか?)を存じていますが,課題曲に作品が採用されるというのはすごいことですねぇ。来年は随分とお忙しくなるのではないかと思います。吹連のHPでは冒頭の1分ほどですが,参考演奏を聴くことができますので皆さんもぜひどうぞ。
 ちなみに2006課題曲IVの作曲者・三澤慶さんはズーラシアンブラスの“おともだち”(音楽監督)です。…そういえば2005課題曲IIIストリート・パフォーマーズ・マーチの高橋宏樹さんも“おともだち”でした…。


2005.10.25〜「ヤマハC管シカゴモデル YTR-9445CHS
主管抜差がマウスパイプジョイント部に差し込まれるようになっています
 この夏,ヤマハから新しく発売されたC管トランペットYTR-9445CHS(通称:シカゴモデル)”を試奏してきました(CityBandのH君に聞くまでこのモデルの存在を知らなかったのですが…)。このモデルは受注生産なので店頭に置いてあることはほとんどないらしいのですが,このたび所用で東京へ行くことになったので,ヤマハ銀座店で試奏することとしたのです。
 さてヤマハ銀座店にはこのモデルが2台展示してあり,試奏・選定可能。私は買うつもりは当然ないので(だって高いですし…),とりあえず1台出してもらって試奏。もちろんマウスピースは持参したものです。まず試奏以前にHPの写真を見ていて気になっていたのが,マウスパイプと主管抜差の仕組み。マウスパイプの差込部分がすごく短く見えており,どうなっているんだろう?と思っていましたが実物を見て納得。マウスパイプの差込部分が2層構造になっていて,主管抜差がその中へ入り込むようになっていたのでした。汚れやグリスなどがたまったらどうするんだろうと思ったりしましたが。
 試奏しての印象について,私は普段からC管をずっと吹いているわけではないので他のモデルとの比較など細かいレビューを書くことはできないのですが,とにかく音程の良さには感心しました。とかくC管,D管,ピッコロなどは音程に苦労することがあるのですが,このモデルは今まで何台か吹いてきたそれらよりも音程がよい印象です。第4線のDからE♭→E→F→F#→Gと上がっていくところもコントロールしやすかったです。私にとっては同じヤマハということで吹奏感の違いも少なく,持ち替えが楽にできそうです。好印象で「いいなー」と思ったことは間違いないのですが,何しろ値段が値段なのでとても手が出ません。それに1年中使うわけでもないですし。まさに高嶺の花というところですね。この際,誰かとお金を出し合ってシェアリングするというのはどう?

2005.10.19〜「Congratulations!!」
 先週の15日(土),妹の結婚式が広島市内でありました。あいにくの雨模様でしたが,多くの方からの祝福を受けてのすばらしい門出と成りました。これまで私は,友人や教え子の結婚式に行くことはあっても,身内の結婚式に行くことはなかったので,何ともいえない感覚でもありました。
 私は披露パーティーで新郎・新婦の入場時と,後半の余興(?)の中でラッパの演奏をしましたが,後半の演奏は私の妻と両親も一緒の寄せ集めカルテットでした。出来はともかくですが(笑)。何はともあれ二人に幸多かれと願うばかりです。
来年こそは…
(右写真)二人は熱烈なカープファンとタイガースファン。パーティーにはこんなケーキが登場しました。

2005.10.18〜「パ・リーグ プレーオフ」
 2005年のパ・リーグ優勝チームを決めるプレーオフが終了しました。結果は千葉ロッテマリーンズの31年振りとなる優勝で幕を閉じましたが,プレーオフ第2ステージは全5戦のうち,第1戦をのぞく4試合が1点差ゲームという白熱したゲームになりました。私はマリーンズを応援していたので個人的にはうれしいのですが,今回のプレーオフの盛り上がりの反面,2年連続で「パ・リーグ優勝」を逃し,チームとして何の称号も得られなかった福岡ソフトバンクホークスを見ていると,パ・リーグの3チームだけでプレーオフを行うことの難しさが見えてきます。
 現行のプレーオフ制度についてはいろんなところで賛否両論出ているようですが,今年についていえばマリーンズが勝ったからまだいいような(?)ものの,これが西武ライオンズだったらと考えると恐ろしくなります。もちろん,130試合以上を戦って大きな差がつくということはそれだけチーム力に差があることの証ですから,そう簡単にはひっくり返らないだろうとは思いますが,5試合の短期決戦では何が起こるかわかりません。パ・リーグは来年もプレーオフを行うことを決定していますが,セ・リーグは早くても再来年のようです。私としては去年書いた,
「1リーグ制による4チーム×3地区」にして,地区優勝3チーム+ワイルドカード1チームでトーナメント
をすればどうかと思います。これならレギュラーシーズンの優勝はすっきり決まるわけです。2リーグ制でいくなら,
リーグ優勝チーム+各リーグの残りチームで勝率(または勝利数)上位2チームを加えたトーナメント

がどうかと思います。
 現行のプレーオフ制度がもつ,拭い去れない違和感は,レギュラーシーズンで差のついたチームどうしがいきなりプレーオフでぶつかって,順位がひっくり返ることにあるのではないかと思うので,当面はセ・パをクロスさせることでその違和感は多少なりとも緩和されるのではないかと思います(メジャーリーグでも同地区チームはすぐに対戦しません)。
 まぁ,どんなプレーオフ制度をつくっても完全ということはないのですから,プロ野球全体を盛り上げるためにリーグ関係者の皆さんにはしっかり議論をしてもらいたいものです。

ホームに戻ります


2005.10.17〜「Disney On Ice」
 (今さら書くのも何ですが)9月に広島グリーンアリーナで開催されたDisney On Iceに初めて行ってきました。本当は昨年もチケットがあったのですが都合が合わなくなり,親類に譲った経緯があったので一年越しの鑑賞となりました。何でも今年はDisney On Ice日本公演20周年だったそうですが,モンスターズ・インクのストーリーにのせた楽しいショーでした。映画を見たことのある方ならお分かりでしょうが,サリーとブー,ランドールがドアに乗って空中で追いかけっこをするシーンも再現され,ちょっと驚きました。ところでもっと驚いたのは場内で販売されていたグッズ,フード類の値段。何とかき氷1個が\2,500-!です。カップがモンスターの頭部を模していて,持ち帰ってまた使えるようになってはいるのですが,商売上手というか何というか…。それでもこのかき氷がよく売れているのですからまた驚きです。うちは買いませんでしたが(笑)。
 それからちょっと気になったのが,結構空席が目立ったように見えたことです。朝10:30の1回目の公演だったためか,単に会場のキャパが大きすぎるだけなのかわかりませんが,来年はあるんだろうかと余計な心配をしてしまいました…。
ディズニー・オン・アイス
写真は公演開始前のものです  

2005.10.9〜「新PC起動」
 昨年12月(!)のブログに書いて以来,ずっとストップしたままのPC自作ですが,この度ついに自作1号機が稼働し始めました。現在利用中のNECデスクがちょうど5歳を迎えた9月末にひとそろいパーツをそろえて組み上げました。このブログもその新PCからupしています。メーカー製パソコンと違って,組み上げた後に無事に起動したときの,喜びとも安堵ともつかない感覚は自作ならでは。今後,HP開設以来,開かずの間だった「パソコンの部屋」を徐々に公開していく予定です(あくまでも予定です)


2005.9.29〜「ラリージャパン再び」
 F1とならぶモータースポーツの最高峰,2005年世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリー・ジャパン」が明日から北海道・十勝地方を中心としたエリアで開催されます。昨年始めて日本でWRCが開催され,今年は2年目となります。ドライバーズ・タイトル争いはほぼ決まってしまった感があるので,ぜひとも不振のスバル・ワールド・ラリー・チームに昨年度に続く連続優勝を果たしてもらいたい!!大会は昨年以上の盛り上がりが期待されますが,前戦のラリーGBで悲しい死亡事故が起きたばかりなので,何より無事にラリーが終了することを願います。
 来年はぜひ現地で生観戦したい…!

ホームに戻ります


2005.9.28〜「ふり返ればそこに…?」
 何やら最近,あちらこちらでいろいろな動物が見つかっていますね。ヘビ,サソリ,ワニ,カメ,イグアナに,ブタまで登場してちょっとした騒ぎになっています。25日に岡山で見つかったサソリは「イエローファットテールスコーピオン」の幼虫とかで,先日大阪のマンションで見つかった「ダイオウサソリ」とは違い,毒性が強いそうです。どう考えてもペットなどの目的で所有していた人が逃がしたか逃げられたかだと思うのですが,全く迷惑な話です。こんなのが身近に現れたらと想像するとゾッとします。夏の暑さ緑黄色野菜節足動物(昆虫除く)が大の苦手な私としては,せめてサソリだけは私の周囲にあらわれないでほしいと願うものであります…。くわばらくわばら。


2005.9.18〜「再スタートを!」
 Jリーグ第24節「広島3-4浦和」。久しぶりのスタジアム観戦をしました。この試合はサンフレッチェにとってもレッズにとっても優勝戦線に残るために負けられない試合で,ビッグアーチは今季最多の2万6千余りの観客で埋まりました。私は子どもを連れてアストラムに乗ったのですが,車内はvodafoneロゴ入りのレプリカユニフォ−ムに身を包んだレッズサポーターが大勢いました。隣り合わせたグループは埼玉から空路広島入りしたとか…,うーむ,すごい。ビッグアーチ内もビジターシートは約3千人ものレッズサポーターで真っ赤。彼らの見事な統率力と圧倒的な声量でサンフレサポーターは押され気味でした…。前回観戦したレッズ戦はサンフレッチェがステージ優勝した1994年でしたが,当時はこんなにすごくはなかった(ハズ)です。噂には聞いていましたがおそるべしレッズサポーター。生で見るとタマゲますね。
 さて試合は既報の通り残念な結果となりましたが,シーズンはまだ10試合も残っています。監督も言うようにこれでガタガタと崩れるチームであってほしくはないです。次節・新潟戦からの反攻に期待しましょう!!
メインスタンド側から (左写真)試合開始前の一コマ。写っていない右手ビジターシートは真っ赤です。試合後半には土砂降りの雨に打たれました。 mazdaニューサウンズの演奏
(右写真)スタジアム前では「mazdaニューサウンズ」の生演奏がありました。mazdaの社員バンドの皆さんでしょうか?なかなかイイ演奏でした。

ホームに戻ります


2005.9.13〜「久しぶりの歯科」
 この度,実に久しぶりの歯科受診しました。別にどこが痛いというわけではなかったのですが,歯並びの相談をしたいのと,口腔内の状態をチェックしてもらうということで受診することにしたのです。さて結果は…,まず歯石の除去が早急に必要とのこと。さらに虫歯がいくつか見つかりました。この日は1回目の歯石除去ということで,機械と手でガリガリと約1時間の処置を受けました。この痛かったこと(;*_*;)。うがいの度に大量の血が…。放っておいた自分が悪いとはいえ,想定外の展開にひたすら耐えるしかありませんでした。ただ,処置後は口の中がすっきりして,まるで口を付け替えたかのような感覚。これでラッパへの息の通りがよくなる!ということはないでしょうが…。今後も再度の歯石除去と虫歯治療,そして気になっている歯並びの矯正の相談としばらく歯科医通いが続きます。皆さんもメンテナンスをかねて,ぜひ歯科医を訪ねてみてはどうでしょう?新たな発見(?)があるかも。


2005.9.11〜「何を期待すれば?」
 プロ野球・セントラルリーグ,阪神10-0広島。2試合続けての二ケタ失点に完封負けのオマケ付き。甲子園3連戦の合計スコアは阪神34-3広島。どうしてこうなるんでしょう?試合になったのは黒田が投げた1試合目だけ。打てず,守れず,ベンチワークも冴えずでは,甲子園のレフトスタンドに陣取っていたわずかなカープファンの皆さんも怒りを通り越して,あきれていたのではないでしょうか?今シーズンの残り試合に一体何を期待すればよいのでしょう?
 それにしてもチームがここまで壊れてくると,本気でチーム再生を目指すのならファンも驚くような荒療治をしないとダメなんじゃないでしょうか…。折しも昨日,阪神の星野仙一SDが来季の阪神残留を表明しましたが,思い切って彼を再建の切り札として招聘してはどうでしょう?何やら球団はカープOBを中心に,アメリカから外国人監督(カープに在籍していたブラウンらしいです)を迎えることもふくめ,監督候補のリストアップを進めているという情報もありますが,この現状を見ればもはやOB云々ではなく球団そのものを大きく改革するような人物が必要じゃないかと思います。「星野招聘」というのは,それくらいのことをしないともうどうにもならない,という意味です。野村謙二郎監督が誕生するまでに何とか再建を軌道に乗せてほしい。球団,というより松田オーナーがどんな策を打ち出すのか,それに期待したいと思います。


2005.9.10〜「暗黒の土曜日」
 プロ野球・セントラルリーグ,阪神21-2広島。これってプロ野球のスコアなんでしょうか?サンフレッチェの経過に気をとられていて後で結果だけを見たのですが,…ブッたまげました。よくぞこれだけ打たれました。カープの得点が3点だったら,ラグビーの試合結果です,といっても通用するなぁ,まったく…。
 Jリーグ第23節,G大阪4-2広島。5年ぶりに首位に立ったG大阪をたたいて一気に差をつめる,悪くても勝ち点1をとる…はずが,2点先制した後の4連続失点で完敗。課題だった「先制点の後の二の矢」が出たにもかかわらず,アラウージョにやられてしまいました。1試合で3点とられることがなかったサンフレッチェ守備陣がこれほどまでにやられると,次の試合への精神的な影響が心配です。しかも次節・浦和戦(18日15:00ビッグアーチ)は守備の要・DF小村が出場停止ですが,再浮上を狙うなら連敗は許されず,絶対に勝利が必要です。私はこの浦和戦,スタジアムで応援する予定ですが,あらゆる面で今季のサンフレッチェの真価が問われる試合かもしれませんね。頑張れサンフレッチェ!!
 ところでカープはこれからどうなるんでしょう…?


2005.9.3〜「上岡洋一吹奏楽作品集」上岡洋一 吹奏楽作品集〜Daisukeも写っています
 演奏履歴に掲載していますが,私も参加させて頂いて昨年9月12日に瀬戸田町ベル・カント・ホールにてレコーディングを行った,作曲家・上岡洋一(かみおかよういち)さんの作品集CDを入手して聴きました。CD化されることはもちろん知っていたのですが,いつどういうチャンネルで発売されるかを全く把握していなかったので,今頃まで聴く機会がありませんでした。そんな中,このレコーディングのメンバーとして参加しており,今夏のMSWEの演奏会にも出演してくれた「くらしき作陽大学」のH木君から,「津山のKantabile(カンタービレ)で発売されています」という情報をもらって,やっと聴くことができたという次第です。
 今だから言えますが,このレコーディング,「われながらよくやったもんだ」と思います。何しろ,公開レコーディング参加の依頼を受けたのが前日11日(土)の昼,保育園のバザーでうどんを作っている最中で(これは関係ないか),その日の夜にFAXで楽譜が送信されてきて(!),実際に音を出して指をさらう間もなく,ほとんど初見でいきなり早朝からリハ,そして午後から公開レコーディングというスケジュール。公開レコーディングが終わった後も夜9時頃までレコーディング。帰りのフェリーはとっくになくなり,車で送ってもらって帰宅したのが夜も11時になろうかという時間でした。
 レコーディングされて売り物のCDになる,という演奏自体が初めての経験で緊張する上に,楽譜は初見状態で緊張し,周りは音楽大学の学生ばっかりでまた緊張,そして極めつけは私以外のTpメンバーの方。私は2ndTp担当ということだったのですが,1stTpは作陽大出身で現在東京で活動されている松原一郎さん,3rdTpは作陽大で吹奏楽等の講師をされ,Tp奏者でもある野田健一さんのプロお二人にはさまれて吹くという厳しいシチュエーションだったのです…。でも終わった後にも思いましたが,こんなバンドで,しかもプロTp奏者の音を両耳で聴きながら演奏できる機会というのは,一生にそう何度もありませんよね。私はずいぶんと贅沢な経験をさせてもらったんだなぁ…と思いながらしみじみCDを聞きましたが,自分のパートを思い出しながら,「ああ…,足引っ張ってるなぁ…」と自己嫌悪にも陥りました(*_*;)。
 それから,私はこの日だけの参加だったのですが,メンバーの皆さんは翌日もレコーディングをされたそうです。一年遅れではありますが,上岡先生,バンドのメンバーの皆さん,レコーディング作業を行われたカンタービレの神田さん,スタッフの皆さん,本当にお疲れさまでした。得難い貴重な経験をさせて頂いたことに感謝いたします。

 ぜひ皆さん,カンタービレさんのサイトからCDを買ってくださいね。


2005.8.31〜「おばけ探知機」
 パソコンの外部記憶メディアとしてUSBメモリが普及しています。学校の「情報」の授業で使う記録メディアもついこの間までフロッピーディスクがよく使われていましたが,私の学校では今年からUSBメモリを生徒用に購入してもらいました。文書や表計算,プレゼンにWeb作成と作業を進めていくと,さすがにフロッピーでは容量が足りないので,生徒一人が複数のフロッピーを持つことになっていたのですが,耐久性や作業性を考えるとUSBメモリの方が断然優れています。もちろん値段は張りますがこれを使い出すともうフロッピーには戻れませんね。
 ところで巷にはさまざまなデザインや付加機能を持ったUSBメモリが出回っているようですが,何と「おばけ探知機」機能付きのUSBメモリまであるらしいですね…。これは偶然見つけたのですが,マジな商品なんでしょうか?128MBで\9,000-以上するとなるとシャレで買ってみようかという気にはなれませんが,興味は湧きます。でも深夜これを使っているときに本当にセンサーが反応したらコワイでしょうねぇ。でもセンサーが反応したからといって何をどうすることもできないのがカナシイ気もします。これを学校で買ってくれって言ったら通るかな?


2005.8.30〜「2005衆院選公示」
 参議院での郵政民営化法案否決を受けての衆議院解散による第44回衆議院選挙が公示されました。「刺客」だの「くノ一」だのワイドショー的な盛り上がり(?)を見せていますが,世論調査では選挙に関心がある人の割合が高く,投票率も上がるのではないかと予想されています。わが家にはすでに2名の候補者のビラが入っていましたが,パラシュートはまだ降りてきていません。せっかくの機会なのでくればじっくりと目を通してみようと思っています。それにしても,私の住む三原市は「広島6区」ですが,小選挙区になって以来,この選挙区がこれほど全国の注目を集めたことは記憶にありません。ただし報道(おもにTV)されるのは尾道や庄原が多いようで,三原はあまり取り上げられていない印象があり,何だかちょっとくやしい気分です。三原といえばこの春に新設合併が行われましたが,その後の選挙区割りが変更されていないので,市内には5区(旧・本郷町),4区(旧・大和町)がふくまれています。全国的に見ると,選挙の真っ最中に合併が行われる自治体もあるとかで,いかに「想定外」の解散だったかということがわかりますね。とにかく,9月11日にどのような結果が出るにせよ,まずは投票々々。

ホームに戻ります


2005.8.12〜「コンクール県大会終了」
 第46回広島県吹奏楽コンクールが終了しました。前半の高校・一般・職場は福山で,後半の小・中・大学は広島でと分散開催です。私はこの夏,中・高の何校かの練習にお邪魔させていただいたのですが,結果は金・銀・銅いろいろでした。いつものことながら,指導に行くたびに教えることの難しさを痛感します。吹くだけの依頼ならば気楽なものですが,教えるとなると話は全く違います。吹く方はもちろん,指導についてももっと修行が必要だと自覚はするんですが,長続きしないのが欠点です…。
 私は7月31日(日)に福山会場で高(小編成),一般,職場を聴きましたが,一般の部の課題曲はII(マーチ「春風」)III(ストリート・パフォーマーズ・マーチ)のオンパレード。1団体のみV(リベラメンテ 吹奏楽による)を演奏していました。プログラムをざっと見わたしてもほとんどがそうで,I(パクス・ロマーナ)IV(サンライズマーチ)は非常に少なかったです。課題曲を手堅くまとめるには今年はIIIIIが,ということなんでしょう。
 それからプログラムを見て気づいたのが鈴木英史編曲のブレーン・レンタル楽譜(こうもり,カルメン,小鳥売り,メリーウィドーなど)の演奏する団体の多いこと。中学校A部門では全体の約5分の1団体が取り上げていました。レンタル楽譜というと安そうなイメージがありますが,楽譜のレンタルは非常に高価です(安いものでも¥35,000-以上)。高いにもかかわらずこれだけ使われていると,「鈴木英史はこれで蔵が建ったそうだ」と某高校の先生が言うのもあながちオーバーではないなぁと思いますし,ブレーンも相当もうけているでしょう。それにやっぱりコンクールですから,曲のまとめ方が確立しているものを選ぶというのは正攻法ではありますね。参考になる演奏もいくらでもありますし。
 ところで,この日一番印象に残った演奏はトリをつとめた「NTT西日本中国吹奏楽クラブ」の自由曲「トリビュート・トゥ・カウントベイシー・オーケストラ」(真島俊夫編曲・ニューサウンズ’98)。ホントは早めに帰ろうと思っていたのですが,この演奏があるのをプログラムで見て,最後まで残ることにしました。ドラムセット,エレキベースも入り,Soloはもちろんスタンドプレイ。演奏もGood!いいものを聴かせてもらいました。
 何はともあれ,運営に携わった大会関係者,出場した学校の皆さん,本当にお疲れさまでした。


2005.8.9〜「DAIMAJIN佐々木引退登板」
 プロ野球・横浜ベイスターズ・佐々木が9日の巨人戦(フルキャストスタジアム宮城)で,『引退登板』をしました。彼は故郷・仙台で母親や妻子に勇姿を見せるため(?),そして巨人・清原との対決のために,この登板を直訴したとか。結果は清原をフォークで空振り三振に仕留めて終了,めでたしめでたしというところですが,レギュラーシーズン真っ盛りのこの時期にどうして『引退試合』なんでしょう?単に「仙台で巨人戦があるから投げさせてくれ」ではあまりにワガママ。いくら横浜球団の功労者であり,『世界のDAIMAJIN』だとしてもあまりといえばあまりではないでしょうか?これを受け容れるフロントや現場もどうかしてると思いますが(もちろん諸手を挙げてOKではなかったと思います),もし本当に自分から登板要求をしたのなら佐々木本人があまりに非常識ではないかと…。ペナントや順位の行方が大方決まったシーズン終盤ならこういったこともないわけではないですが,どうにもこの話には違和感を感じます。この日をもって契約解除というなら球団には多少の金銭的メリットはありますが,聞けばまだ10月にも横浜スタジアムで『引退試合』をするらしいです。ならばどうしてこの試合が必要なのか理解に苦しみます。尊敬に値する偉大な選手だけに,実に残念です…。


2005.7.30〜「太陽系第10番惑星?」
 NASAの発表によれば,米カリフォルニア工科大などのチームが冥王星より外側をまわる惑星らしき天体を発見したそうです。これが本当に惑星ならクライド・トンボー(米)による冥王星の発見以来75年ぶりだそうです。ただ,あまり知られていない?ことですが,実は冥王星自体,「惑星」として認定してよいのか(よかったのか)どうかという議論があります。国際的には冥王星が太陽系第9番惑星であることには決着はついているのですが,冥王星を“誤って”惑星と認定してしまった,という考えは未だにあって,今回の天体が第10番惑星と認定されるかどうかは不透明でしょう。それに,これを惑星とすると,カイパーベルト(※)にある天体がどんどん惑星になってしまうのでは?と余計な心配もしてしまいます。今後の議論を注視するしかありませんね。
 そういえばトルヴェール・クヮルテット「トルヴェールの『惑星』(長生淳・作編曲)」というサクソフォーン四重奏を演奏していましたが,10番目の惑星が認定されると追加でしょうかねぇ?…案外ホルストが墓場で「じゃけぇ,海王星が最後じゃ言うたろうが(広島弁)」とつぶやいてたりして(笑)。

※カイパーベルト…彗星の巣としてアメリカのカイパー(G.P.Kuiper)が1950年代に提唱した小惑星帯のような帯状の領域。冥王星の外側、太陽から40〜50天文単位の所に広がっているとされる。(大辞林)

ホームに戻ります


2005.7.14〜「小さいことはいけないことなのか?」
 すでに新聞等でも公表されている通り,7月8日の広島県教育委員会会議で,私の勤務する「竹原高校定時制」と「大柿高校大君分校」が来年度から生徒募集停止と決定されました。県教委の「募停理由」としては,ここ10年の入学者数が平均10人以下と少なく,今後も改善の見込がないことや,2002年(平成14年)3月策定の「県立学校再編整備基本計画」に基づいて学校配置を適正化し,教育効果を高める,などを挙げています。
 たしかに竹原高校定時制は全校生徒42名で,1つの高等学校としては生徒数は少ないでしょう。しかし,定時制課程という学びの場は単に「規模の大小」という基準で評価するべきところではないと思います。現在,各校の定時制課程には勤労しながら学ぶという生徒たちだけでなく,様々なしんどい状況をかかえながらもようやく高校就学にたどり着いた生徒たちがたくさん学んでいます。高校生全体からいえばそういった生徒たちは少数派ですから,定時制課程の多くが小規模であるのはある意味で当たり前のことと言えます。小さいことがすべて良いとは言いませんが,学校規模が小さいからこその「教育効果」によって,救われている生徒がたくさんいることを見逃さないでほしいのです。
 それから今回の「募停」によって,高校就学の機会を失う(せばめられる)生徒は確実に出ます。例えば竹原高校定時制がなくなると大崎上島・下島から,定時制に通おうとする生徒はどうすればよいのでしょう?働きながら三原高校定時制や広高校定時制に通うのはほとんど無理な話です。今回の会議を私は傍聴したのですが,島から通っている生徒の人数を間違って答弁したり,遠く離れた尾道南高校(市立の定時制単独高)が通学可能と答弁するなど,きちんと学校を取り巻く状況を精査した上での「募停」なのかどうか疑問をもちました。これでは「学校配置の適正化」とはとても言えないのではないでしょうか。教育委員会会議の議事録は県教委HPで後日公表されますが,傍聴内容(pdf)をupしたのでぜひ皆さんにも知っていただきたいと思います。


2005.7.4〜「Vリーグ初制覇へ向けて」
 バーレボール男子Vリーグの「JTサンダーズ」に元日本代表で,イタリアやギリシャのリーグでプレーしていた加藤陽一選手が加入することになったようです。加藤といえばスパイカーとしてはもちろん,優れたレシーバーでもあるので,悲願のリーグ初制覇を目指すJTサンダーズにとってはよい補強になったのではないでしょうか。また,海外のリーグでプレーした経験をもつ日本人プレーヤーの存在はいろいろな意味でチームに好影響を与えてくれると期待できます。Jリーグ創設期のサンフレッチェには風間八宏というドイツ帰りのMFがいて,プロ選手としてのあるべき姿を示し,チームを牽引していったことで2年目のステージ優勝につなげたという例もあります。リーグ最古参でありながら未だ優勝のないJTサンダーズの躍進に期待大です。